OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

晩秋風物語

2022-11-01 17:21:29 | 歌謡曲

風物語 / 原ゆう子 (DINOS / キャニオン)

失礼ながら、オンタイムでの活動時よりも、現在の人気が高いと思われるのが、本日掲載シングル盤で歌っている原ゆう子!?

と書いてしまえば、これは完全なる贔屓の引き倒しではありますが、何故ならば彼女こそは、朋ひろこ田代麻紀

―― に他ならず、その改名を経て、昭和50(1975)年11月に出したのが、ここに収録のA面曲「風物語」であり、作詞:山川啓介&作曲:中村泰士が提供したのは、如何にも当時ならではのシンミリディープな歌謡フォークなんですから、たまりません ♪♪~♪

あかのたちおのアコースティックギターをメインにしたシンプルなアレンジも、演歌系正統派歌謡曲をやっていた朋ひろこ時代のコブシ回しを活かしたものになっているあたりは、狙っていたものでしょうか?

そ~ですよ、演歌フィーリングが強かった朋ひろこが、田代麻紀と名乗っていた時期はポップス歌謡、そして原ゆう子となってからは、歌謡フォーク系演歌スタイルと、それなりに時代に即応したレコードを制作発売していたのが彼女の実力を証明しているとしたら、現代における評価の高さも納得して然るべきものと思います。

ちなみにジャケットスリーブに記載があるんですが、これはTBSで放映されていたドラマ「ばあちゃんの星」の挿入歌らしいとはいえ、サイケおやじは全く同番組に接した記憶がありませんので、なんとも言えません。

しかし、楽曲そのものの哀切と悔悟の情感を真正面から歌った原ゆう子には、大いに好感が持てるんですよ (^^)

残念ながら、大きなヒットとは無縁の歌手だったかもしれませんが、虜になったら最後まで聴き続けたくなるのが朋ひろこ=田代麻紀=原ゆう子であります (^^)

ということで、ついに今年も残り2ヶ月という今日、ど~にか漫然と生活出来ている自分を幸せと思わなければ、大いにバチアタリ!

拙いブログを綴る事も、今やボケ防止策になっているのかもしれませんが、今後とも、よろしくお願いいたします <(_ _)>


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2 コメント

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Unknown (秀和(ハングレ・フレアー))
2022-11-02 22:24:30
ナイス記事!「潮風の季節」は持ってます。自慢ばかりしてすみません。

それにしても。馬鹿な連中が大手を振って真ん中を歩き、利口な人はハジッコで小さくなるは、佐渡も同じ。どげんかせんといかんね、スーパークレイジーくん。
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極楽浄土を希求 (サイケおやじ)
2022-11-03 17:44:21
☆秀和様

ありがとうございます。

どんなところにも、大きな顔している奴が疎まれるのは、この世の理と思いますが、そんな奴ほど長生きするんですよねぇ……。

でも、この世は本来、苦しい場所でもありますから、それも悪因悪果かと (^^;
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