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サイケおやじの生活と音楽

サイレント・ライン・トーク

2022-03-17 19:38:35 | 歌謡曲

サイレント・トーク / しばたはつみ (日本コロムビア)

昨夜……、あっ、揺れているなぁ~~、と感じた瞬間、ムシの知らせというか、スマホを見たら、やっぱり福島~宮城方面で大きな地震!

次の瞬間、現地の友人へ電話を入れた次第です。

当たり前ですが、最初は呼び出しコールが長く続き、ちょいと心配になりましたが、ど~やら無事という事で、夜が明けてから、諸々を見てみるとは言っていましたが、テレビでは既に大きな被害が報道され…… (>_<)

おそらくは電話も普通なっていた所も多かったんじゃ~ないでしょうか。

朝になってから、尚更に確認が進んだ被害状況を知るにつけ、11年前の大惨事が重なって思い起これるばかりでしたが、あらためて電話~スマホという文明の利器のありがたさを認識させられましたですねぇ。

ということで、本日ご紹介するのは、しばたはつみが昭和53(1978)年2月に出したシングル盤A面曲「サイレント・トーク」でありまして、これは松本隆が綴った大人の恋の脆弱さ、そして本音に反する強がりのワンシーンを電話での会話の中で演出した物語ですから、川口真が附したメロディも幾分地味なAOR系スローバラードになっているんですが、萩田光雄のアレンジがジンワリとした盛り上がりを構成しているあたりは、しばたはつみの歌唱力を存分に引き出したイイ仕事 ♪♪~♪

実際、最初は電話を通しての会話らしい、如何にものエフェクトを用いているのは定番の中の大定番ではありますが、気分はロンリーな節回しを聴かせてくれるのが、しばたはつみの真骨頂だと思うばかりです。

もちろん、当時としては、あまりにもハイブラウな仕上がりでしたから、大きなヒットにはならなかったんですが、ひとりで夜中に、ヘッドホンを使っていの鑑賞にはジャストミートの名曲名唱でありました (^^ゞ

ということで、災害や事故が発生すると、何時も思うのは、相手方との連絡を如何に確実に繋いでいくかっ!?

それが第一義じゃ~ないでしょうか?

現代社会ではスマホが普及しているので、様々な情報を得るのは比較的易いとはいえ、だからこその「もどかしさ」もあり、バッテリー消耗による駆動時間の問題とか、電波の強弱等々、改善点は多々あるのが実情でしょう。

そりゃ~、昔に比べれば、ずぅ~~っと便利になっているのは本当にありがたいところですが、心配のネタは尽きないということです。

被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます <(_ _)>

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