■いつもほがらかに / 金井克子 (日本コロムビア)
明けましておめでとうございます。
旧年中は皆様に大変お世話になり、また沢山のコメントをいただき、大きに励みになりましたことを深く御礼申し上げます。
そこでサイケおやじも一丁前に今年の目標と致しましては、本日掲載のシングル盤A面曲「いつもほがらかに」で過ごしたいと思います。
ご推察のとおり、本来気の弱いサイケおやじは難局においても正面から相手を押し切ることが出来ず、常に姑息な手段で乗り切ってきたことから人望も無く、あるのは唯我欲だけという有様……。
そんな愚劣には自己嫌悪が何時も湧き上がり、ついには現状に至っているのも悪因悪果の自業自得なんですが、一方では今からでも遅くない!?
と、長年自分に言い聞かせているもんですから、今年こそは有言実行と決め込んだ次第です。
ははは、何だか書いていても歯が浮くような、自嘲の年頭ですね、お恥ずかしいかぎりです。
さて、そこでいよいよ件の「いつもほがらかに」は昭和42(1967)年末に発売された、如何にもその後が見たくてたまらないという、金井克子ならではのショットをジャケ写に用いた人気作で、当然ながらオカズ性感度も高いわけですが、作詞:ホセしばさき&作曲:ヨリ寺部、そして編曲:山屋清が提供した楽曲そのもののホノボノソフトロック風味は、まさにタイトルに偽りなし♪♪~♪
金井克子の節回しも明るく、ハキハキしたメジャーなフィーリングが全開で、ほとんど「みんなの歌」というノリですが、それも当時ならではってものかと思います。
ということで、年頭のご挨拶、そして僭越ながら新年の誓いを述べさせていただきましたが、何分にも節操の無いサイケおやじなれば、今年も皆様に甘える仕儀も多かろうと自戒しておりますので、どうかよろしくお願い致します。
新年を寿ぎ、謹んで皆様と前向きに歩んでいければ、幸いでございます。