OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ひとみのアイドル自虐歌

2024-11-20 16:58:52 | 歌謡曲

ひとりぼっちのサーカス / 石川ひとみ (NAV / キャニオン)

ルックスもOK、歌唱力もありながら、何故か売れなかった時代の石川ひとみが、それでも昭和54(1979)年4月に出した本日掲載のシングル盤A面曲「ひとりぼっちのサーカス」は、だからこそ……、もしかしたら脱アイドルを狙っていたのか?

―― そんな推察というか、妄想さえも許されそうな大人の世界の都会派歌謡曲じゃ~なかろうか!?

だって、ヤマハ系シンガーソングライターの谷山浩子から提供された「ひとりぼっちのサーカス」は、別な女の待つところへ去っていく男の「何気ない」別れの言葉の意味を知り尽くしている主人公が、ひとり残されて人形相手にサーカスごっこ……???

―― そ~した……、全く自虐でネクラな歌詞の世界に極みのマイナーメロディが附された楽曲なんて……、時代的には、ちょい前に流行っていた歌謡フォークの残滓であり、折しもアイドル業界が、例えば後に大きなブームを形成する所謂「1980年代アイドル」の新スタア登場前夜であったとしても、それならば、何ゆえに今日再発見・再評価されているシティポップ≒ニューミュージックに直進しなかったのか、その微妙な回り道感に妙な惹きつけられ方をしてしまうのも、現時点におけるサイケおやじの天邪鬼でありましょう (^^;

そのあたりは大村雅朗の明瞭なアレンジによって、アイドル歌謡ギリギリの体裁が保たれているからかもしれませんが、実は作者の谷山浩子が後にセルフカバーしたバージョンを比較鑑賞してみれば、ちょっぴり歌詞が変えられているとはいえ、尚更に暗~い雰囲気に満たされた仕上がりになっていたんですから、これはこれで石川ひとみの豊かな歌唱力を活かさんかと企画された裏成功作かもしれません (^^;

サイケおやじは、好きだったりするんですよ、実は (^^;

ということで、晩秋というよりも、急に寒さを感じさせられる今日の様な天気塩梅なればこそ、アイドルのネクラソングを聴きたくなってしいます。

それも師走への道程だとしたら、好きな歌でも聴きながら、温まりたいものです (^^)

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このA面も強烈!

2024-11-19 18:53:04 | 歌謡曲

■ネオン街ブルース c/w アンチクショウのブルース / 真木七奈 (日本コロムビア)

掲載したのは昭和45(1970)年に発売されながら、当時は全く売れていなかったシングル盤ではありますが、今日では殊更B面曲「アンチクショウのブルース」が歌謡曲関連のガイド本、あるいはネットの愛好者サイト等々で真木七奈の名唱として紹介されておりますから、サイケおやじとしても、それなりに苦労してゲットした1枚です。

なにしろ件の「アンチクショウのブルース」は作詞:吉岡 治&作曲: 鈴木征一、そして編曲:田辺信一から提供されたのミディアムテンポの正統派(?)ブルース演歌であり、しかも真木七奈の歌いっぷりが、そ~したジャンルの王道とも云える青江三奈というよりも、森進一からの影響が明らかという、エグ味満点の唸りハスキー歌唱なんですから、たまりません♪♪~♪

また、バックのカラオケパートも意想外のオシャレ感覚が滲み出た雰囲気で、アーバンブルースなギターや疑似ソフトロックなピアノ等々、それらが下種なフィーリングを撒き散らす真木七奈のボーカルにはアンバランスな面白さを作り出しているんですから、う~ん、やっぱり……、これはこれで名曲名唱とされるのも納得するしかございません (^^)

それでも実際、針を落として尚更にショックを受けたのが作詞:吉岡 治&作曲:市川昭介、そして編曲:小谷充とクレジットされたA面曲「ネオン街ブルース」でして、こちらは全くの直球勝負というミディアムテンポの盛り場歌謡であり、やっぱりグリグリにエグイ声質と蓮っ葉な節回しで捨て鉢な歌謡世界が演じられていたんですねぇ~~!

う~ん、この……、味の濃さ!?

それゆえにクセが強過ぎて、強過ぎるインパクトゆえにヒット性には聊か欠けるとはいえ……、だからこそ、クセになりそうですよ (^^;

ということで、加えて驚かされたのが、この1枚を入手した中古屋の店主からの受け売りではありますが、ど~やら真木七奈は宝塚出身らしく、だからこその歌唱力の安定があればこそ、こ~したエグイ歌いっぷりも披露出来るんでしょうかねぇ~~~!?

その真相は知る由もありませんが、とにかくも真木七奈は昭和歌謡界における王道個性派(?)として、楽しみたい歌手であります。

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ど~にか、復調か…

2024-11-18 17:02:00 | サイケおやじの日常

ど~にも体調悪くて……、点滴打ってもらいました。

そのおかげでしょう、なんとか本日の仕事も乗り切れましたが……、流石に疲れました (>_<)

う~ん……、自らの老いを痛感であります。

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寝て曜日

2024-11-17 16:47:18 | サイケおやじの日常

体調悪くて……、朝から寝ています……。

というか、朝から起きられず……、高齢者バンドの練習も欠席願いというテイタラク (>_<)

おかげさまで、さっきから、幾分良い方向へと回復しつつありますが……。

明日は重要会議が予定されているんで、このまんま、寝込んでしまうつもりです。

失礼いたしました <(_ _)>

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諸行無常…

2024-11-16 17:01:12 | サイケおやじの日常

旧友急逝…… (>_<)

通夜参列にため、本日は、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

意見の相違、思惑のすれ違い等々、故人とは諸々ありましたが、やっぱり訃報に接してみれば、せつないですねぇ……。

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彼女には…、びんかんにさせられる

2024-11-15 16:26:55 | 歌謡曲

びんかん…してます / 武田久美子 (REPRISE / ワーナーパイオニア)

昔っから、セクシーさをウリにする女性芸能人は夥しく登場している現実は言わずもがな、しかし、大体において彼女達は、それなりに熟しているというか、若くても二十歳前位での登場が普通だった昭和40年代から一転、昭和50年代に入るや、女の子アイドルの低年齢化に伴い、所謂セクシーアイドルと称される彼女達も低年齢化!?!

その代表格として、本日の主役たる武田久美子は現在でも話題が尽きないという、例の「貝殻水着」を筆頭にキワドイ衣装のグラビアやイメージビデオ等々で忘れられない印象を残しておりますが、それ以前の15歳前後、つまりはアイドルシンガー&タレントとして活動していた時期から、年齢以上のイメージが焼き付けられる厚化粧や立ち振る舞いは、これ如何にっ!?

ですから、歌手として残した当時のレコードを再生してみても、そんなこんなの映像・画像が蘇ってしまうのは避けられないところでしょうか (^^;

さて、そこで取り出した掲載シングル盤A面曲「びんかん…してます」は作詞:松本一起&作曲:小田裕一郎、そして編曲:奥慶一から提供されたアップテンポのシティポップ的なアイドルソングであり、発売された昭和58(1983)年8月の時点においても、なかなか流行最先端のサウンドに彩られた秀作のはずがっ……、結果としては武田久美子の如何にも「らしい」歌唱力によって、摩訶不思議な仕上がりにっ!?

いゃ~~、とにかく演奏パートが16ビートのマイナースケールメロディで構成されていますから、武田久美子の「ぶりっ子崩れ」みたいな声質と節回しがソウルフルな女性コーラスと微妙なズレを生じさせ、それがミョウチキリンな化学変化を提示してしまったというか……、極言すれば打ち込み主体のカラオケに生身の武田久美子が弄ばれている雰囲気が実は、その逆もまた真なりっ!?

う~ん、ここまで気持ち良さげに歌っている武田久美子には、とても当時……、15歳とは思えない「したたかさ」を感じるんですが、それも後年のフェロモンアイドルとしての大ブレイクを知っているからなればこその感慨かもしれません (^^;

ということで、失礼ながら、アイドルシンガーとしては大成出来なかった武田久美子ではありますが、後年の嬉し過ぎる「お騒がせ(?)」を体験させられた今となっては、そ~ゆ~時代に純正アイドルを演じようと頑張っていた彼女が愛おしくもあります (^^;

ですから、ジャケ写ポートレートのちょっぴり濃すぎるメイクにしても、憎めないものを感じてしまうのでした (^^;

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こ~ゆ~気分は久しぶり

2024-11-14 16:45:34 | サイケおやじの日常

難問抱えた仕事も無事終了。

帰路も心は軽やかです (^^)

明日は何か、ご紹介出来そうなので、よろしくお願いいたします <(_ _)>

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明日は、きっと…

2024-11-13 20:01:23 | サイケおやじの日常

帰るんだぁ~~~!

―― なぁ~んて、歌っていたフォーク歌手が昔、いましたですね。

今の自分も、同じ気持ちです <(_ _)>

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暗中模索

2024-11-12 16:32:25 | サイケおやじの日常

緊急出張で、隣国に来ております。

出口が見えていないので、本日も、これにて失礼させていただきます<(_ _)>

 

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ゴタゴタとヒリヒリ

2024-11-11 18:41:40 | サイケおやじの日常

ど~にも仕事が縺れて…… <(_ _)>

失礼いたしました <(_ _)>

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