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なぜ日本は中国と戦い続けたのか?

2006年08月23日 17時04分37秒 | Weblog
日清戦争からおよそ半世紀、日本は中国と
戦争を断続的に続けてきました。
これは中国が日本国内に攻め入ったのではありません。
日本が中国に攻め入ったのです。

一体、その動機はなんだったんでしょうか?
経済的な利害関係でしょうか?
政治的な覇権争いでしょうか?
また、なぜ戦場が中国でないといけなかったんでしょうか?

私もよく分かりません。
明快な答えはあるんでしょうか?

                 落石
コメント (6)
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からから問答  へそ曲がり

2006年08月23日 00時19分13秒 | Weblog
問 このごろ、このブログの中で“合掌!”という言葉が使われていますが、どんな意味ですか?
答 「狭辞苑」(「広辞苑」ではありませんよ )で調べると次のようになっています。本来は仏教の言葉で、仏に参る時に使われています。手を合わせて拝むという意味です。また、木を交差させることにも使われます。「合掌造り」がそうですね。この頃では葬儀の初めと終わりにこの言葉がよく使われていることから、「終わり」という意味にも使われます。手紙の文面の最後に使われることもあります。

問 どうして、ここでは「終わり」にこの言葉を使ったのですか?
答 討論の中身があまりにも馬鹿馬鹿しいために、“これ以上はやっていられない”ということで、一方的に「打ち切り宣言」をするという意味で使った訳です。

問 どこが馬鹿馬鹿しいのですか?  
答 歴史についての「某」氏の理論で見ましょう。詳細はこのブログの8月15日の討論を見て下さい。
 1 「某」氏 の理論は次のことを土台としています。
  “歴史はあったがままの過去に立ち戻り、過去を現在のつごうでねじ曲げず、過去を過去として尊重することからはじまる”(西尾幹二:「国民の歴史」より)
   なお、正確に言えばこの人ではありません。この人と同類の人です。下に記載してあります。
 2 それに基づいて、次のように主張しています。 
  “じゃあ私達の少なくとも生きたことがない、織田信長の比叡山延暦寺の殺害や焼いたことをどう裁くのですか。日本に攻めてきた元をどう裁くのですか?西尾さんが言うように、過去は過去として・・というの歴史から学ぶ我々として常識ではないでしょうか”
 3 自分が生きていない時代についての評価はするなと言っています。そのまま認めろ、と言っています。自分の目で見たものしか評価してはならないことになります。これが「常識」だそうです。
 4 そういう一方で、朝鮮戦争とか、スターリンの時代とか、東京裁判などなどに、自身?の分析や評価を加えています。彼はこの頃何歳だったのでしょう?その頃を分析・評価出来るような優れた頭脳を持っていたとでも言うのでしょうか?
 5 それだけではありません。今度は“明治時代からの歴史を見ろ、日露戦争は正義の戦争だ、朝鮮の併合は彼らが望んでしたものだ”などなど、自分が生まれる前のことまで論評する始末です。まさに『講釈師 見てきたような嘘をつき』の世界です。
 6 これでは「タイム・マシン」でもなければ不可能です。その矛盾を突かれて、初めは居直りました。
  “東京裁判を静かに何故受け入れなければなりませんか?”、などと。「1」や「2」の主張とは180度あべこべになっています。でも、居直りはまだ続きます。
  “なお信長の比叡山の焼き討ちや一向宗の弾圧の理由は理解できます。中世の国家からの決別であります。武士が統治権を握るという確固とした方針が貫かれています。信長は中々のものです”
  出来ないはずの「信長」の時代についても論評を加えるようになってしまいました。素晴らしい「タイム・マシン」をお持ちです。
 7 ここまできても、彼は自説の矛盾について口を塞いだままです。“認めなさい”と言われても「沈黙」のままです。では、主張が変わったのか?全く変えていません。ここのコメントでも「落石」さんに呼び掛けています。
  “やはり憲法改正問題を考えるにあたって、落石さんの意見もあるでしょうが、本当は、明治維新からあの戦争までの総括と戦後の占領時期を含めての戦後の総括とこれからの日本のありかたを、展望することではと思いますが・・”と。
  それだけではありません。「落石」さんは “国家あっての国民”という考えに疑問を呈しているのです。ところが、「某」氏はなんと言っているか?
  “ 落石さん、そうですね、国家あっての国民ですね。”、と。この「そうですね」は何を意味しているのか、まるで「落石」さんと彼とが同じ意見であるかの如く言っています。もし違っているのなら、作文力が全くないという見本です。
 8 もう一度19日付の投稿「歴史を複眼で見る」をご覧下さい。この中のコメントで彼は何と言っているか。
  ここで彼は突然「北朝鮮ミサイル問題」を持ち出して、こう言っています。
  “先回のミサイルは、岩手県を越えていったのですよ。もう無茶苦茶ですね”、と。
 9 このブログでの最近のミサイル問題といえば、先月の「ミサイル実験問題」のことです。
  となると、このミサイルはどういう飛び方をしたのでしょうか?
  岩手県の上空を飛んだ後、急に方向転換して日本海に戻り、その後青森県や北海道の上空を通過しないで日本海に落下したことになります。人類がこれまでに開発出来なかった凄いミサイルを開発したことになります。
  そんなこと、新聞などに一行でも書かれていたでしょうか。
 10 それとも、「先回」というのがそれより以前のことを指しているのでしょうか?
  そうだとするなら、先月の「ミサイル実験問題」について論議しているのに、全く「方向違い」の問題を提起していることになります。「レイテ沖海戦」の話をしているところへ「日本海海戦」の話を持ち込んで、“お前の意見を出せ”といっているようなものです。ピント外れのお手本です。

 11 突然に「論点」を勝手に変えて自分の土俵に引きずり込もうとする、彼がよくやることです。“無茶苦茶”なのはどちらでしょうか。
 
  まだまだいっぱいありますが、こんな論者?と意見を交わすことがどんなに馬鹿馬鹿しいかお分かりでしょう。ここでの「文科系」さんの批判コメントはまさに図星です。だからこそ“合掌!”なのです。

問 そういう主張をする人は他にもいますか?
答 います。とくに知られているのは「藤岡信勝」・「西尾幹二」・「西部 邁」・「小林よしのり」氏です。まだ他にもいますが・・・。くっついたり喧嘩別れしたりしています。また「靖国神社」と繋がっている人もいます。
  彼らの歴史観はいろいろ呼ばれています。「藤岡史観」・「司馬遼太郎史観」・「新自由主義史観」・「歴史偽造史観」などなど、いろいろ呼ばれていますが、今日までに築き上げられた歴史の見方を「自虐史観」とか「東京裁判史観」とか称して、それをひっくり返そうという立場に立っています。また、「靖国史観」と呼ばれているものと「瓜二つ」です。神社主催の学習会に講師として参加している人もいます。
  その特徴は、自分たちがやったことは全て正しく、もし違ったことがあっても、原因は彼らが悪いからだという捉え方です。とくに、アジアに対する蔑視がひどいのも特徴のひとつです。とりわけ彼らが力を入れているのは、「東京裁判」を否定することと、あの戦争を「大東亜戦争」と位置づけることです。彼らが盛んに言う“明治維新からあの戦争までの総括と戦後の占領時期を含めての戦後の総括とこれからの日本のありかたを、展望すること・・・”は、何を狙っているかの証明です。「憲法第9条」を替えさせるためには、どうしても突破しなければならない「関門」になっているのです。
  22日付の彼の投稿は、ずばりそのものになっています。“嘘も100回繰り返せば真実になる”と言った人がいましたね。アドルフ・ヒットラーです。

問 こんなことを言っていると、また反論が来るのではないでしょうか?
答 間違いなく来るでしょう。彼らが自分の考えを変えない限りは・・・。でも、どんな反論が来るか楽しみですよ。矛盾だらけの主張と、カビの生えた「アカ攻撃」、それこそ「真っ赤な嘘」がいっぱい並びますからね。

 最後に面白い本を1冊紹介します。彼らのマニュアル本として、あの「ゴミ出版社」が提供しています。

 「歴史の嘘を見破る ー 日中近現代史の争点35」 中嶋峯雄 編  文春新書  900+税 

  目次をいくつか並べてみましょう。
   ・ 日露戦争は大陸侵攻の足がかりだったと言われたら 
   ・ 日本は満州を横取りしたと言われたら
   ・ 「万人坑」・「三光作戦」・「731」で大量殺害されたと言われたら
   ・ 支那は差別語だと言われたら
   ・ 朝鮮戦争はアメリカの侵略だと言われたら
   ・ 毒ガス・慰留兵器による被害は日本の責任だと言われたら  などなど

 いずれも頭に“中国に”という言葉がついていますが、わたしたちが同様の批判をすれば、たちまちのうちに“お前はシナの味方をするのか!”、“お前はどこの国の人間だ!”との罵声が飛んでくるでしょうね。
 でも、この本の中の「矛盾」や「嘘」を見抜くことは、「パズル」で遊ぶより遥かに楽しいですよ。
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