興味深い新聞記事です。
見出し 1 : 靖国神社が削除合意
見出し 2 : 遊就館展示の米国批判部分
見出し 3 : 英紙報道
【ロンドン=岡崎衆史】
英フィナンシャル・タイムズ紙25日付は、靖国神社当局者が同神社の軍事博物館、遊就館展示の対米開戦に至る経緯で米国を批判した部分の削除に合意し、さらに展示内容の変更を協議していると報じました。外国からの圧力が背景にあるとしています。
記事は英国版では、「米国批判の戦争展示を削除」と題して国際面に掲載され、靖国神社が遊就館展示の変更について自衛隊顧問の保守的歴史学者と会合を予定していると報道しました。
同紙は、削除されるのは、「日本を故意に第二次大戦に追い込んだと米国を批判した展示」だと紹介しました。ただし、「中国や東南アジアへの日本による侵略についてのより議論が多い展示については変更されそうにない」と指摘しています。
報道は、遊就館の今回の展示変更の動きについて、「外国からの圧力に敏感であることを示している」と分析しました。
報道は、遊就館は「2002年に改装されたときに、多くの人々が日本の歴史の書き換えだと考える史観を反映したものになった」とし、「有罪判決を受けた戦争犯罪者を含む戦死者を祭った靖国神社に隣接している」と述べています。
これまで、“「大東亜戦争」を引き起こした責任はアメリカにある”と叫んで来た「遊就館」が今後どんな展示をするか、また、それが「改憲論者」の主張にどんな影響を与えるか、関心を寄せるところです。
これも、「戦後日本へのアメリカの罪」に入るのでしょうか?
見出し 1 : 靖国神社が削除合意
見出し 2 : 遊就館展示の米国批判部分
見出し 3 : 英紙報道
【ロンドン=岡崎衆史】
英フィナンシャル・タイムズ紙25日付は、靖国神社当局者が同神社の軍事博物館、遊就館展示の対米開戦に至る経緯で米国を批判した部分の削除に合意し、さらに展示内容の変更を協議していると報じました。外国からの圧力が背景にあるとしています。
記事は英国版では、「米国批判の戦争展示を削除」と題して国際面に掲載され、靖国神社が遊就館展示の変更について自衛隊顧問の保守的歴史学者と会合を予定していると報道しました。
同紙は、削除されるのは、「日本を故意に第二次大戦に追い込んだと米国を批判した展示」だと紹介しました。ただし、「中国や東南アジアへの日本による侵略についてのより議論が多い展示については変更されそうにない」と指摘しています。
報道は、遊就館の今回の展示変更の動きについて、「外国からの圧力に敏感であることを示している」と分析しました。
報道は、遊就館は「2002年に改装されたときに、多くの人々が日本の歴史の書き換えだと考える史観を反映したものになった」とし、「有罪判決を受けた戦争犯罪者を含む戦死者を祭った靖国神社に隣接している」と述べています。
これまで、“「大東亜戦争」を引き起こした責任はアメリカにある”と叫んで来た「遊就館」が今後どんな展示をするか、また、それが「改憲論者」の主張にどんな影響を与えるか、関心を寄せるところです。
これも、「戦後日本へのアメリカの罪」に入るのでしょうか?