皆さんもお気づきだと思いますが日本共産党・志位委員長が16日の記者会見で「建設的野党」の姿勢を強調したということです。その理由の一つとして、都議選結果にこう言及していました。
「都議選で国民の審判がはっきり下り、新しい政治局面が生まれた」
あらかじめ述べておくと、この「変化」を大歓迎する僕だが、とっさに思ったことは、これ。
『過去に「確かな野党」を看板スローガンとしてきたようだが、この評判の悪い看板を掛け替えたのはどういうこと、なぜ? そして、「確かな野党」をどう総括してのことなのか?』
「建設的野党」と「確かな野党」と。ずいぶんニュアンスが違うと思われませんか? 後者は、他の政党、特に民主党をも批判することに力点があるような、ちょっと他党批判をしゃべっているだけというような独善的な感じもする言葉。前者は「民主党が政権を取るようだが、これに対して今実現可能な提案をしていこう」という感じでしょう? ずいぶん違いますよ。
僕にはちょっとした「思想の変化」すらが感じられてなりません。都議選敗北がよほど応えたということではないでしょうか。ただね、「今の路線を取る限り票が減るばかりだから民主党批判は控えよ」と言い続けた人々も多いのだから、とにかくもう少し説明、総括が欲しいです。
この今、「確かな野党」では共産党の明日はないと言い続けた人の例は、この4月26日~28日にここにその論文を連載紹介した原仙作氏です。ご参考までに。
「都議選で国民の審判がはっきり下り、新しい政治局面が生まれた」
あらかじめ述べておくと、この「変化」を大歓迎する僕だが、とっさに思ったことは、これ。
『過去に「確かな野党」を看板スローガンとしてきたようだが、この評判の悪い看板を掛け替えたのはどういうこと、なぜ? そして、「確かな野党」をどう総括してのことなのか?』
「建設的野党」と「確かな野党」と。ずいぶんニュアンスが違うと思われませんか? 後者は、他の政党、特に民主党をも批判することに力点があるような、ちょっと他党批判をしゃべっているだけというような独善的な感じもする言葉。前者は「民主党が政権を取るようだが、これに対して今実現可能な提案をしていこう」という感じでしょう? ずいぶん違いますよ。
僕にはちょっとした「思想の変化」すらが感じられてなりません。都議選敗北がよほど応えたということではないでしょうか。ただね、「今の路線を取る限り票が減るばかりだから民主党批判は控えよ」と言い続けた人々も多いのだから、とにかくもう少し説明、総括が欲しいです。
この今、「確かな野党」では共産党の明日はないと言い続けた人の例は、この4月26日~28日にここにその論文を連載紹介した原仙作氏です。ご参考までに。