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もうひとつ韓国ニュースです。   落石

2009年07月27日 17時35分15秒 | Weblog
朝鮮日報に記事です。

「韓国型ワーキングプア」には四つのタイプ、という見出しです。

(1)生活苦で離婚した母子家庭

 第一類型は、母子家庭だ。アジア通貨危機やクレジットカード大乱を経て
生活苦により離婚した女性は、相当数が夫の代わりに自分一人で
養育費や生活費の負担を抱え込んだ。
これらの人々は、全般的に男性より賃金が低い。
仕事を減らして基礎生活受給費をもらうか、
仕事をして子供を放任するか、二つに一つを選ばなければならないケースが多い。
貧困のために離婚し、離婚後さらに貧しくなる悪循環に陥っているわけだ。

「30-40代の離婚女性が食堂で週末・夜間まで働き120万ウォン(約9万円)程度
稼ぐというケースでは、子供の面倒を見る時間もほかの人々に
任せる余裕もなくなりやすい。
これらの人々が子供を自分で育てながら選択できる職業は、
公共部門で働くことくらいしかない、というのが現実だ」と。

(2)過酷な仕事で健康を害する男性

 第二類型は、健康を害した男性だ。
過酷な仕事で体を壊した労働者は、仕事はできるものの
健康や障害のため持続的に働くことができないため、
良い勤め先を見つけられず、雇用不安と低賃金に苦しむことになる。

(3)名誉退職→自営業→臨時職と墜落していく50代

 第三類型は、50代以上の労働者だ。
アジア通貨危機以降、一気に名誉退職し自営業を始めたが、
2004年のクレジットカード大乱で店を畳み、
日雇い・臨時職に転落する人々が特に多い。

 体力が衰えているため、日雇いの市場で生きていくことは容易ではない。
青年の失業が深刻化する中、20-30代が求職市場に大挙流入しており、
50代を追い出しているわけだ。

(4)アルバイト・日雇いを転々とする青年

 第四類型は、正規の仕事を見つけられず
各種アルバイトや日雇いを転々とする若者だ。
これらの人々は、労働市場では地位が低く、賃金が少ないため、
仕事ができなくなるとその衝撃はかなり大きい。
失業給与をもらうにしても、正規職・非正規職労働者とは異なり、
アルバイトで食いつないできたこれらの人々は、
仕事がなくなった瞬間からすぐさま貧困と向き合わなければならない。

    

どこでも同じ。弱い者にしわ寄せ。
これって、万国の労働者団結せよ、
では、どうにもならないことなんでしょうか?
マルクスさん。



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日韓交流の教育テレビ番組   落石

2009年07月27日 16時59分23秒 | Weblog
昨日は、大化の改新から白村江の戦い、日本の国号の登場という
7世紀の東アジア情勢でした。

基本的には、中国大陸で唐が登場して、
韓半島(朝鮮半島というのかな?)の高句麗・百済・新羅の3国、
それに倭国が互いに同盟したり、敵対して
最終的には日本・新羅・唐という今日まで
つづく体制ができあがったというお話でした。


    

大化の改新は、百済派の蘇我氏を新羅派のグループが襲撃した事件。
新羅派のなかには遣唐使で唐に学んだグループもいたとか。

これで倭国は親新羅になりますが、まもなく
百済派の反撃で、また親百済に。

結局、百済と結んだ倭は、新羅・唐の連合軍と戦いに。
白村江の戦いは、統制のとれた中央集権国家・唐の軍隊に
豪族連合で確たるリーダーのいない倭軍が惨敗したものだそうです。

倭の安全保障は崖っぷち状態。
ところが、新羅が唐と対立したために、
敵国だった倭とは友好的な関係に。
新羅から唐の制度を学んでいきます。

遅ればせながら倭国も、中央集権国家を目指して改革を。
やがて、天皇を中心とした日本国として、唐に使節を送り、
この時、東アジアに日本がデビューしたのだそうです。
(JAPANデビューをもじっていえば、日本デビューですが。)

当時の先進国が唐。この唐とどうお付き合いをするのか?
征服されてしまうか?独立を保てるのか?
新羅は、半島のなかでは、遅れた国でしたが、
一番積極的に唐から学びました。
それが独立を保てた要因のひとつでしょうか。

西欧の脅威に迫った近代。
東アジアでは、日本が一番、積極的に西欧から学ぼうとしました。
まるで、近代の裏側を見ているようで面白い番組でした。

   

過去を語ることは現在を語ること。
番組の基本的なスタンスは、日韓の対等な関係を
古代に読むことと読みました。















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