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「アバターは反米・反軍映画」保守派いら立ち

2010年02月03日 20時18分50秒 | Weblog
★今話題の映画 「アバターは反米・反軍映画」なので米国の保守派がいら立っているそうです。どんな事情かお読みください。(ネット虫)


「アバターは反米・反軍映画」保守派いら立ち
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100130-OYT1T00839.htm


 【ロサンゼルス=飯田達人】世界興行収入の記録を更新中の米映画「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)について、米国の保守層などから「反米、反軍の映画だ」といった批判が相次いでいる。

 3D(立体)技術を駆使した娯楽大作が思わぬ論争を巻き起こした底流には、アフガニスタンやイラクでの長引く戦争に対する米国民の厭戦(えんせん)気分と、それに対する保守派のいら立ちがある。

 ◆教会からも

 映画の舞台は22世紀の星パンドラ。希少鉱物を狙う人間たちは、美しい自然と共生する先住民ナヴィと戦う。元米海兵隊員ら軍服の人間は、圧倒的な軍事力で自然破壊をいとわない悪役として登場、「先制攻撃が必要だ」「衝撃と畏怖(いふ)を与える」などと、ブッシュ前政権の戦略そのままのセリフを口にする。

 保守派の論客ジョン・ポドホレッツ氏は自身のサイトで「観客は米兵の敗北に声援を送るようになる。強烈な反米的内容だ」と非難。現役海兵隊員のブライアン・サラス大佐は隊員向け新聞に「軍の未熟さや凶暴さが異常に強調され、誤解を与える。ひどい仕打ちだ」と記した。

 保守派らの反発には、長期化する戦争から民意が離れている現状への焦りが読み取れる。CBSテレビなどの昨年末の世論調査では、アフガニスタンでの戦況が「良くない」と感じる人は60%に達した。

 自然の中に神が宿るという、キリスト教などの一神教とは相いれない信仰をナヴィが持っている点にも批判が出ている。

 保守派コラムニスト、ロス・ドーサット氏はニューヨーク・タイムズ紙で、「映画は、神と世界が同一という汎神論的な考えに共鳴するキャメロン監督の長い弁明」と指摘。カトリック教会の一部からも汎神論の思想が広まることへの懸念の声が出ている。

 ◆監督は反論

 近年のハリウッドの大ヒット作は、ヒーローが活躍する単純な作品が多かった。これに対し、アバターが戦争、宗教、環境など米国の国論を二分するようなテーマを含んでいるのは事実だ。

 映画の脚本も担当したキャメロン監督は、ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで、「この映画は我々が戦っている戦争を反映している。兵士は不当に戦場に送られている。この映画で目覚めてほしい」と語り、ふたつの戦争に反対するメッセージを込めたことは認めた。一方で、米軍批判との指摘には、「心外だ。私の弟は海兵隊員だが、彼らを心から尊敬している」とテレビ番組で反論した。

 同紙の映画評論家、ケネス・トゥーラン氏は、「かえって映画の宣伝になり、キャメロン監督の思うつぼではないか」と皮肉っている。

(2010年1月31日13時05分 読売新聞)
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「二正面作戦」見直し オバマ政権初の国防戦略     平和ボケ

2010年02月03日 16時19分18秒 | Weblog
★米「正面作戦」見直し、同盟国との連携強化も強調、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設を含む日米合意履行を目指すことも盛り込んだ。ということだが平和ボケの私にはこの米国の方針転換の意味するものが分からない。平和運動にはどう影響するのでしょう。
 教えてください。
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【ワシントン共同】米国防総省は1日、オバマ政権で初の安全保障戦略指針となる「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」を発表した。中国の軍事力拡大やテロ組織の活動強化、サイバー攻撃の可能性など安全保障環境の変化に警鐘を鳴らし、冷戦崩壊後から続いてきた二つの大規模紛争に同時対処する「二正面作戦」を中心とした組織や装備調達を全面的に見直す方針を示した。

 同盟国との連携強化も強調、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設を含む日米合意履行を目指すことも盛り込んだ。

 ゲーツ国防長官は1日記者会見し、二正面作戦を「時代遅れだ」と指摘、作戦放棄はしないものの、国際テロ組織アルカイダとの戦いやサイバー攻撃など新たな脅威に対応するため、国防予算改革を加速させる意向だ。

 QDRは総論で(1)アフガニスタン、イラクでの現代戦勝利(2)紛争の抑止(3)幅広い緊急事態への備え(4)志願兵制の維持―の四つを優先的目標と規定、そのバランスを図る必要性を明記した。

 その前提となる安保環境に関連し、中国軍が中距離弾道ミサイルや攻撃型潜水艦の配備に加え、サイバーや宇宙空間での攻撃能力を増強しているとして、軍拡に懸念を表明し、意思決定も透明性に欠けると指摘した。テロ組織による大量破壊兵器取得の危険や、北朝鮮とイランによるミサイル性能強化の動きも記述した。

 その上で、同盟国や友好国との関係強化を安保政策の「中核」と位置付けた。普天間移設を柱とする2006年の在日米軍再編合意に触れ「日本とともに履行し続ける」とした。核兵器廃絶が実現するまで米国が核抑止力を堅持するとし、日本や韓国への抑止力提供を明記した。

 具体的な組織や装備の対応として、テロリスト掃討作戦を担う特殊部隊の予算を増やしたり、機動性が高くアフガンで需要が高い輸送ヘリコプターや無人偵察機も調達を充実させる。サイバー攻撃対策を集約する司令部も設置、専門家養成も進めるとした。



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中日春秋の記事   らくせき

2010年02月03日 11時26分11秒 | Weblog
「鶏が先か卵が先か」とは、よく言ったもので、
どちらが先か順番を見極めるのが難しいことは少なくない。
例えば、子は「小遣いを上げてくれたら成績が上がる」と言い、
親は「成績が上がったら小遣いを上げる」と言う類(たぐい)。
原因と結果の関係の見極めといってもいい

折しも春闘の真っ最中だが、やっぱり企業業績の回復未(いま)だしとの理由で
企業側は渋く、労働者側は苦戦中。

一方で、その企業側が苦しんでいるのが現今のデフレである
デフレとはモノの値段が下がり続けることで、消費不振のゆえ。
そして労働者=消費者。
素人考えだが、ならば、苦しい中でもやりくりし、
給与のアップ→消費の拡大→デフレ解消→企業業績の回復
という順番が自然だと思える

企業業績の回復を一番先に考える企業側の順番だと、
給与のダウン→消費の一層の不振→デフレの深刻化→企業業績の一層の悪化
という展開にならないか。

第一、今のデフレ自体、その順番が招いたのではないのか

労働者=消費者が潤うのが先か企業が潤うのが先か。
日本経済の「先」がかかる大事な順番である。

    

こういう考え方は、よくありますが、どうなんでしょうね?
どなたか経済に強い方、教えて下さい。

賃金のアップからの循環があれば、みんなシアワセだと
思うのですが・・・
どうして、そうならないんでしょうか?

また、企業の内部留保を吐き出せという主張も
聞きます。
なぜ、企業は溜め込んだ利益をこういうときに
吐き出さないのでしょうか?

投資ファンドは株主の利益を主張して
内部留保に手をつけた時は、あれほど激しく
日本の経営者たちは、反対し、政治家を巻き込んだ
議論になったのに???

投資ファンドに巻き上げられるくらいなら
雇用の確保に使ってほしいと思うのは
私だけじゃないと思いますが・・・

   





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ラジオの光と影    落石

2010年02月03日 11時07分53秒 | Weblog
1925年(大正14)6月15日に始まった日本の放送。
東京放送局の後藤新平総裁は、
開局記念放送のなかで、ラジオの効用を
4点あげています。

その二。
慰安によって家庭生活を革新する。 
ラジオによって、娯楽が家庭の中に入っていくことに。
(演芸・演劇・音楽番組を提供。)

その三。
国民の教養を養う
(講演、講座、子供の時間、料理番組を提供。)

これまで男は、外で文化に接する機会が多かったが、
一方、女性は家庭に閉じ込められていました。
それが、ラジオによって文化に接することが
可能になったのです。子供にも教育的効果。

その四。
経済機能を敏活にする
経済の動き、世の中の動きを伝えることによって、経済に寄与。
(ニュース、株式市況、天気予報、報道の機能。)

さて、後藤総裁が第一にあげた効用とはなにか?
それは、文化を国民に均分すること。
つまり、国民に等しく文化を伝達できることです。

文化を均分する。
たとえば時報、これまでは、正確に時間を伝えることは
出来なかったのですが、
ラジオがあれば、全国一斉に時間を伝えることが出来ます。

ラジオは、朝、昼、夕方、夜と
視聴者の生活にあわせた番組を提供していきますが、
逆に、これが国民の生活を規定していくことにもなりました。

たとえば、ラジオ体操。
全国で、同じ時間に、同じことをすると
いったことは出来なかった。それが一斉にラジオ体操をする。
日本人としての一体感を、より強く持つようになる。
ラジオは、国民をひとつにまとめる力を秘めていました。

終戦の玉音放送が持っていたパワーは今の私達には
想像も出来ないことですが・・・

    

こうした光のある一面、影の部分もあることを
忘れていけないようです。

昭和17年。新潟県で、こんな話が。
村に、初めて電燈がついたのですが、その条件に
ラジオを6台取り付けることに。

それまで村には「こども宿」があって、
子どものある家では、一日、宿をして
子どもを遊ばせる約束事があった。

ラジオは導入されると、ラジオのある家に
子どもたちが集まることになり、
各家にラジオが入ると、あそび宿、
そのものがなくなってしまいました。

おばあさんたちは、こども宿をする時に
昔話の2つや3つは知っていないと務まりませんでした。
しかしラジオの普及でこども宿がなくなり
昔話も消えていったようです。

    

新しいメデイアは便利ですから、一度、手にしたら
もう後戻りはできません。
ケータイも同じように便利さの影に
影の部分を持っているわけで、
その点を知っていないと落とし穴に落ちそうですね。

  
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