最初に結論を言っておきたいと思います。岡田武史監督のやってきたことは、「ベスト4狙い崩れ」と断定するしかありません。それもFCバルセロナ型狙いが崩れたモノと。「スリーFWで、遠藤を上げた時には、長谷部または稲本のワンボランチ。3FWの連携で得点する」、これはここ2年ほどの世界最強チーム、バルサの形です。前線からのプレスも、攻守の速い切り替えもバルサ型ですが、そんな狙いが寄せ集めチーム、日本代表ではもはや夢物語に終わったと認めるべきなのではないでしょうか。そう認めたら、監督を換えて「ベスト4」を取り下げ、例えば1次リーグ突破へと目標を切り替える。そのほうが日本のサッカーの将来にとって大きな意味があると考えます。
①自分の理想、選手起用を修正できない”ナルシズム”があるのではないか
先ず、大久保と内田へのこだわり過ぎがあります。FW3人起用によって、最も世界基準に近い日本の中盤を、その1人である小笠原満男を見殺しにしているとも言えます。これは、3FWの複雑な連携で得点する形を選択して、②に見るように「攻撃の定式、形」の軽視にも繋がっていると言えないでしょうか。
②攻撃を複雑にし過ぎている
ゴール前で3、4本もパスを繋いで得点しようとしています。バルサのようなそんな連携得点狙いは、日本代表ではもはや10年早いと認めるしかありません。少ない合同練習時間をそちらに10時間使うよりも、もっと単純な得点法のスピードと精度を高めることに10時間使う方がはるかに合理的と、もはや認めるべきなのです。
日本が目指す得点戦術は、ゴール前にボールを入れて、そこから後シュートも入れて1~2本までだと思います。ただでさえアワテル日本人にバルサみたいなゴール前連携の余裕が持てるものですか。岡田は、無い物ねだりをしていると、「机上の空論を追っている」と、そう僕は見ます。敵ゴール前マイボールで「もっと良いチャンスが作れるはず」と言いつつ、より単純なチャンスを逃しているのだと。日韓戦後にあの岡崎がそう言っていました。「繋ごうとしすぎた。もっと早くシュートを打てば良かった」と。これは、聴き方によっては監督批判とも言えると、僕は思ったものです。
③守備陣の育成にも失敗している。
中澤、トゥーリオにはスピードがないのに、彼ら以外のセンターバックを育てていません。どちらかが倒れたらどうするつもりなのでしょうか。内田も世界基準ではひ弱です。
④結論
「ベスト4への自縄自縛」、そういう「極左冒険主義」から、虻蜂取らずになり続けてきたのだと、もはや断定するしかありません。そう認めて、監督を換え、1次リーグ突破程度に日本の目標を切り替えるべきです。このままなら1次リーグ3連敗が、目に見えています。
①自分の理想、選手起用を修正できない”ナルシズム”があるのではないか
先ず、大久保と内田へのこだわり過ぎがあります。FW3人起用によって、最も世界基準に近い日本の中盤を、その1人である小笠原満男を見殺しにしているとも言えます。これは、3FWの複雑な連携で得点する形を選択して、②に見るように「攻撃の定式、形」の軽視にも繋がっていると言えないでしょうか。
②攻撃を複雑にし過ぎている
ゴール前で3、4本もパスを繋いで得点しようとしています。バルサのようなそんな連携得点狙いは、日本代表ではもはや10年早いと認めるしかありません。少ない合同練習時間をそちらに10時間使うよりも、もっと単純な得点法のスピードと精度を高めることに10時間使う方がはるかに合理的と、もはや認めるべきなのです。
日本が目指す得点戦術は、ゴール前にボールを入れて、そこから後シュートも入れて1~2本までだと思います。ただでさえアワテル日本人にバルサみたいなゴール前連携の余裕が持てるものですか。岡田は、無い物ねだりをしていると、「机上の空論を追っている」と、そう僕は見ます。敵ゴール前マイボールで「もっと良いチャンスが作れるはず」と言いつつ、より単純なチャンスを逃しているのだと。日韓戦後にあの岡崎がそう言っていました。「繋ごうとしすぎた。もっと早くシュートを打てば良かった」と。これは、聴き方によっては監督批判とも言えると、僕は思ったものです。
③守備陣の育成にも失敗している。
中澤、トゥーリオにはスピードがないのに、彼ら以外のセンターバックを育てていません。どちらかが倒れたらどうするつもりなのでしょうか。内田も世界基準ではひ弱です。
④結論
「ベスト4への自縄自縛」、そういう「極左冒険主義」から、虻蜂取らずになり続けてきたのだと、もはや断定するしかありません。そう認めて、監督を換え、1次リーグ突破程度に日本の目標を切り替えるべきです。このままなら1次リーグ3連敗が、目に見えています。