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韓国から見た沖縄の米軍基地問題 まもる

2010年02月22日 21時51分09秒 | Weblog
★沖縄の基地巡りをしてきたばかりの私に、考えさせられる記事がグループメールに掲載されていました。長文ですが是非お読みください。

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半月城です。
 沖縄の米軍基地問題は、今や普天間基地の移設先をどこへ移すのかに焦点がしぼら
れた感があります。しかし、日本は在日米軍基地の役割をきちんと理解したうえで移
転問題を論じているのか、いささか気になっています。
 たとえば基地の県外移転ですが、これは取りも直さず、米軍基地の有用性を認め、
かつ日本の役割をその人なりに考えた結果であると見られるのですが、そうした論者
は米軍基地の役割を具体的にどう評価しているのでしょうか? 単に日本を守るため
に必要であると考えるのでしょうか?

 ひとまず、ここで米軍基地の役割について韓国サイドの見方を紹介したいと思いま
す。
 沖縄の基地問題は韓国でも大きな関心をもって見守られています。というのも、沖
縄の米軍基地は、単に日本を守るという次元をはるかに超えて、台湾や韓国など東ア
ジアにおける自由主義陣営の安全保障という役割が課せられているからです。
 最近、韓国の米軍基地移転問題に対する関心の深さや、日本に対する期待を朝日新
聞(2009.12.20)はこう伝えました。
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 韓国政府高官は「日米関係の安定を強く願っている」と語る。韓国メディアにも
「在韓米軍の機能や規模に影響を与える」(ソウル新聞) として、懸念を持って注
視する記事が目立つ。韓国・外交安保研究院の尹徳敏(ユン・ドンミン)教授は東亜
日報への寄稿で「我々の安全に支障がでないよう、日本の考えを問いただすべきだ」
と主張した。
 韓国の懸念の背景にあるのが、朝鮮半島有事の際に在日米軍が持つ重みだ。米韓両
国は、有事に備えた共同作戦計画「5027」を持つ。かつて、最大時で兵力約69
万人、艦艇約160隻、航空機約2千機からなる米軍の増援を約束した時期もあっ
た。その中核を担うのが「後方支援基地」の機能を持つ在日米軍だ。
 米軍が機動性を追求して取り組むトランスフォーメーション(変革)や、米軍が保
有する戦時統制(指揮)権の韓国軍移管に伴う「5027」の見直しなどで、米軍の
増援規模は縮小するが、在日米軍の役割の重要性に変わりはないとみられる。
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 現在の韓国は北朝鮮とは休戦中、すなわち戦争状態にあり、決して戦火が止んだわ
けではありません。その証拠に、韓国は北朝鮮との軍事境界線の西海への延長である
北方限界線(NLL)をめぐり、これまでにもしばしば北朝鮮と衝突して銃撃戦を繰りひ
ろげ、犠牲者までだしました。先月は幸いにも相手を狙った銃撃戦には至らず、南北
双方がお互いに空砲を撃ち合うだけに止まりました。
 このように韓国は北朝鮮との危険な火種をかかえるだけに、有事の際の安全保障体
制は死活問題です。多少の南北衝突なら韓国軍で処理可能でしょうが、もし、中国や
ロシアが関係するような大規模な戦争になったら、もちろん在韓米軍や在日米軍が韓
国を助けるだろうと信じています。そんな時に思い浮かぶのが、沖縄にいるアメリカ
海兵隊です。

 アメリカの海兵隊は、歴史的に「海外派遣の第一部隊として重視され,米西戦争
(1898)以降はカリブ海諸国などへのいわゆる砲艦外交の手段となり,第2次大戦では
太平洋戦線におけるアメリカ軍反撃の先兵として,ガダルカナル島,硫黄島,沖縄な
どへの上陸作戦において活動した(注1)」、勇猛果敢な「攻撃部隊」です。
 アメリカ海兵隊を見ならって韓国でも海兵隊が創設されましたが、体に自信のある
志願者の応募が多く、入隊がむずかしい所として有名です。その難関ぶりは、軍隊の
東大とでもいえましょうか。
 人気とされる秘密のひとつは、きびしい訓練をとおして培われる不屈の精神を養う
ことにあります。何しろ、海兵隊は最も危険な戦闘地域に真っ先に果敢に飛び込ん
で、命がけで戦うのが任務ですから、心身の鍛練は並大抵ではありません。それにあ
こがれる男性が多いのもうなずけます。

 海兵隊は韓国であれ、アメリカであれ、敵地へ乗りこんで攻撃するのが任務なの
で、部隊は船やタンク、ヘリコプター部隊などが一体になって動く必要があります。
また、海兵隊は有事に迅速に派遣される必要があるので、グァム島へ全部が移転した
のでは、即応性に問題が生じます。グァムからソウルまで海兵隊が行くとなると沖縄
に比べて2日程遅れるので、作戦に支障がでることはいうまでもありません。
 一方、台湾の場合は一日程度の遅れに止まるでしょうが、もっと本質的な問題があ
ります。アメリカは台湾との正式な外交関係を断絶したため、米軍は台湾には駐屯で
きません。その空白を沖縄の米軍が事実上肩代わりしており、そのために沖縄には海
兵隊を1万数千人、何とハワイの倍も置いています。その部隊がすべてグァムへ移転
するとなると台湾や中国などに対する心理的な影響は測り知れません。
 アメリカの立場からすると、海兵隊をすべてグァムへ移した場合、東アジアにおけ
る自由主義陣営の安心感が大きく損なわれるので、必ず海兵隊の一部を沖縄に、最悪
でも日本国内に残す必要があると考えて当然です。
 特に最近は米中関係が、ダライラマの訪米問題や台湾への武器輸出問題などでギク
シャクしているだけに、オバマ大統領は沖縄の海兵隊の役割をさらに重視することで
しょう。岡田外相は、「海兵隊が沖縄にいなくても抑止力が完全に失われることはな
い」と語りましたが、問題は日本に対する抑止力ではなく、中国などに対する抑止力
や有事の際の速攻能力が損なわれることがアメリカにとって痛手なのです。

 そうした事態を避けるため、アメリカにとって日本の協力は欠かせません。日本は
自民党政権時代、政府は日本を守るためにという名分で、在日米軍基地が必要である
と説いてきました。しかし、本音は日本を守ってくれているアメリカへの責務とし
て、また、東アジアの平和を維持するという日本なりの「国際貢献」のため、東アジ
アの治安をになっている海兵隊の沖縄駐屯を望んできたのではないでしょうか。
 話は余談になりますが、韓国では在日米軍の存在は北朝鮮に対する抑止力という効
果以外に、日本軍が危険な存在にならないための歯止めとしても役に立っているとい
う見方があります。戦前、韓国は日本に侵略された記憶があるので、決して日本軍の
強大化は望まないところです。在日米軍が東アジアにおける警察官の役割もはたして
いるといえましょうか。

 さて、これまでの日本は国際的な政治力学の中でアメリカに追従する姿勢で一貫し
てきました。今、その路線が岐路に立たされていますが、そうした日米関係、日中関
係を韓国の中央日報はコラムで次のように分析しました。
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  1945年の敗戦以降、日本は米国に対して徹底的に従順な態度を見せてきた。
このため従属国という声もあった。 その日本が米国に正面から反旗を翻す姿を見せ
ているため、米国としては衝撃であるしかない。 さる50余年間にわたり日本を支
配してきた自民党政権では想像もできなかったことが起きているのだ。
一方、中国に対しては接近を図っている。 執権後、鳩山首相が個別国家のうち初
めて訪問した国は中国だった。 民主党の実力者、小沢一郎幹事長は143人の国会
議員を率いて中国を訪問し、胡錦濤・国家主席に‘謁見’した。 中国の有力な次期
指導者である習近平副主席が日本を訪問すると、儀典上の慣例を無視して天皇との会
見を取り持ったりもした。 鳩山首相が南京を訪問し、1937年の南京大虐殺につ
いて謝罪する一方、胡錦濤・国家主席が広島で平和の意志を宣言することで、日中和
解の歴史的イベ ントを演出する案を検討中という声も聞こえる。
米国の衰退と中国の浮上で東アジアの地政学的な秩序が再編され、日本が本格的に
‘脱欧入亜’と‘脱米入中’に方向を定めたという 分析も出ている。 中国はすでに
日本の最大貿易国だ。 年間貿易額は3000億ドルに迫る。 中国の22都市と日本
の18都市をつなぐ正規航空便だけでも週635便にのぼり、年間500万人以上が
両国を往来している(注2)。
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  中国を重視する鳩山首相は、一方では「対等な日米同盟関係」を口にしていまし
たが、それは単なる希望に止まるのか、あるいは実際にそれを実現するよう努力する
のか、まだ先が見えないようです。いずれアメリカとの基地問題交渉ではっきりする
でしょう。
 相手のアメリカですが、アメリカ政府は、基地移転先は建前では従来案の辺野古の
海上がベストとしていますが、アメリカ内では多様な意見があるようです。先の中央
日報はそれをこう伝えました。
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 米国内では普天間基地問題を眺める視点がいくつかある。 一つは米国が絶対に
譲歩できない問題だという保守派の視点だ。ジョージタウン大のビクター・チャ教授
は、「反米がいけないのか」という客気で米国に立ち向かった盧武鉉(ノ・ムヒョ
ン)前大統領の失敗を繰り返すなと鳩山首相に忠告している。 一方、ハーバード大
のジョセフ・ナイ教授は普天間基地のため50年の日米同盟が損なわれるのは米国の
損失だという立場だ。
第2次世界大戦の勝利で覇権的な地位を獲得した米国は、欧州と日本を自由陣営の
代表選手として重宝してきた。冷戦の終息と同時に米国の懐から抜け出して分家した
欧州は欧州連合(EU)という名前で一家を築き、国際社会の責任ある一員として役
割を果たしている。北大西洋条約機構(NATO)という同盟の絆は維持している
が、性格はグローバル同盟に変わった。
 一方、体は大人になっても相変わらず親の保護を受けている日本としては、自国の
立場を息苦しく感じているはずだ。韓国も米国の思い通りによく育ったが、北朝鮮問
題のためまだ親の懐を離れるのは早い。 盧前大統領の自立の試みは思春期の少女の
反抗だった。

プリンストン大のジョン・アイケンベリー教授とジョージタウン大のチャールズ・
カプチャン教授は先日、ニューヨークタイムズへの寄稿で、日米同盟を維持するとい
う前提のもと、日本の対中接近を認めることで、中国と日本が東アジア統合の‘双頭
馬車’の役割をするのが望ましいという見解を提示した。EUの枠組みに縛られた統
一ドイツがフランスとともに欧州統合の両軸を形成したように、‘チャイパン(Ch
ipan)’が東アジア共同体の中心になるようにしようということだ。 それが中
国を国際社会の責任ある一員として編入・定着させる方法であり、米国はもちろん東
アジアの利益にもなるということだ(注2)。
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 たしかに、「チャイパン」は同盟国にはなり得ないものの、GDP世界第2位と第
3位の「チャイパン」が東アジアの基軸として友好的、かつ有効的に機能するかぎ
り、台湾海峡や朝鮮半島など東アジアの安定も保たれることでしょう。もちろん日本
の安全保障も安定的に保たれることはいうまでもありません。その時、はじめて対等
な日米同盟関係が成立するのでしょうか。

 以上、長々と書きましたが、要は沖縄県外移設論などをどう考えるのか、その際に
国際的な観点があやふやなままでは賛否両論は議論がすれ違いのまま平行線になり、
双方ともに説得力を持ち得ません。日本が今後どのような選択をするのか、日本国民
が明確なビジョンのもとに決定されるよう願う次第です。

注1)日立デジタル平凡社『世界大百科事典』
注2)中央日報「米国はもう日本の手を離す時だ」2010.1.26
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125582&servcode=100§co
de=140
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愛知憲法会議ニュースです。        まもる

2010年02月22日 13時34分49秒 | Weblog
□ 2010年「市民のつどい」のお知らせ

今年の「市民のつどい」の詳細が決まりました。ギリギリの暮らしを余儀なくされ、平和が危ぶまれている今にぴったりのお二人を講師にお迎えします。ご期待ください。

===
憲法施行63周年記念 市民のつどい
憲法の生かし方―平和と暮らしのために (仮)

第1部 講演
「反貧困──『すべり台社会』からの脱出の道」
湯浅 誠(反貧困ネットワーク事務局長)

第2部 講演
「平和はつくれるか?──対テロ戦の展望」
伊勢崎 賢治(東京外国語大学大学院教授)


日時: 2010年5月3日(祝)13:00~16:00
会場: 名古屋市公会堂大ホール
*JR中央線・地下鉄「鶴舞」駅下車徒歩3分

【前売入場券】 →チケットのご購入方法については、おってお知らせいたします。
一般1300円(当日1600円)
小中高生・障がい者・年金生活者900円(1200円)

************************************************************************
□ 「連続憲法講座2009 い・ま・こ・そ憲法ーやっぱり憲法!ー」のお知らせ

第9回 2/27(土)
福祉国家デンマークの社会形成と民主主義/小池 直人(名古屋大学)

第10回 3/27(土)
どうなる憲法、どうする憲法-改憲論のゆくえと私たちの展望
                      /近藤 真(岐阜大学)
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日時/2009年6月から2010年3月まで月1回(土曜日 13:30-16:30予定)
場所/労働会館・東館2階ホール(事情により会場を変更することがございます)
    熱田区沢下町9-7(金山総合駅より徒歩8分)
参加費/1回500円(通し参加をお申し込みの場合は4000円)
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お申し込み先・連絡先
名古屋第一法律事務所
住所/名古屋市中区丸の内2-18-22 三博ビル5階
TEL/052-211-2236
FAX/052-211-2237
E-mail/nakashima@daiichi-law.gr.jp

参加費は、直接会場にてお支払い願います。
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主催/愛知憲法会議、革新・愛知の会、自由法曹団愛知支部

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。

http://www1.ocn.ne.jp/~kenpou/work/rennzoku/index.htm

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私見、ここに何が期待されている?  文科系

2010年02月22日 09時24分07秒 | その他
 このブログも05年11月発足から、そろそろ5年を迎えようとしている。アクセス数で言えば、週間人数でこんなふうに発展してきた。閲覧数は、これらの数字に3~4ほどを掛けていただけばよいだろうか。こんな事から始めて、標記のことを考えてみた。

 当初の1年はアクセスの多い週で400人ほどであり、200人台の週もざらにあった。多分、ほとんどが昭和区9条の会の方々だったのだろうと思われる。ただ、急に多くの投稿を読まれたという週があった。400人ほどの方が、 閲覧2000とか、時に3000を越えるというような週も混じったからだ。当然のことだが、ここの人々に「これは読みたい」という強い好みがあるということだろう。
 週アクセス500人を越えたのは発足1年半弱ほどのことで、1000人を越えたのがさらに1年ちょっとを経た発足2年半の08年初夏のころだった。その後は小幅の一進一退を経て、去年の夏の初めに1500を越え、8月にはやがて2000人へと増えるにいたった。ちょうどあの衆院選挙を控えた頃のことである。そして、現在までそのピークを基本的に続行中であるうえに、この1~2月には2500人近い人が10000回前後閲覧するというような過去最高の峰が3週続いた。

 さて、どんな投稿が望まれているのだろう。「私見」、自分なりの分析をまとめてみたいし、皆さんからもご意見を聞いてみたい。素直に次のように考え、望むからだ。エンタテインメント映画よろしく読まれさえすればよいと言うのではなく、自分としてなんらかの意義ありと思って書かぬモノは一つもないのであって、より多くの方々にこれらをお読みいただきたいと願っているからである。

①投稿の形としてはこんな事が言える。
a 自分なり誰かなりの意見、感想などは好まれない。ただしこういうものであっても、投稿で継続される論争は好まれる。
b よく調べられた事実報告(紹介も含む)が好まれる。最近では例えば、「女性秘書監禁事件」の週刊朝日記事紹介など二つの投稿とか、昔で言えば「激流中国」(の本の連載紹介)などは、非常に多くの方に読まれた。自分なりに興味がわいた新聞報道記事などの紹介も、結構読まれると実感する。
c 随筆とか俳句などは結構人気があるし、具体的事項でテーマを明示した短い論文のようなモノもここでは案外多くの人に読まれている。後者の例としては、09年11月15日からの1週間が過去ダントツのアクセス数(2719人)だったということなどが挙げられよう。

②内容的には、こんな事が言える。
a 流石に選挙前の何ヶ月かは、いつも急に読者が増える。ここの性格上そういう記事が増えるからだし、そこに関心も集まるからだろう。ただし、一政党支持のような投稿がでると、すぐに批判が返されてくるという特徴も、ここにはある。
b 俳句、随筆に人気があるというのは、文化に関わるからだろう。政治評論も時事問題も、そういう意見、感想も、文化のような形式で書けると良いのだが。因みに、「随筆」と銘打ってあるとそれだけでの検索ヒット訪問も相当あるようだ。
c スポーツは特に人気がある。野球もそうなのだけれど、拙稿で恐縮だがサッカー記事で外れたことはない。きちんと調べたモノをいくらか書き連ねた週は、必ずアクセス、閲覧ともにその週の内に急増していくことが分かる。因みにこういう急増が、歴代アクセス・ピーク時には必ず関わっていると言っても良い。また、なんらか活躍した個人名からの「検索訪問」も多い。
d 以上にも述べたことだが「Jワード検索」などに上がっているような氏名、事項が投稿名称に付けてあったりすると、急にアクセスが増えることがある。これは是非、投稿者の方々に念頭に置いていただきたいことである。

 継続は力であると、つくづく思う。ただし、マンネリでないちょっと能動性のある継続ということだろうと、急いで付け加えたい。最近は、長く続いた新聞などのどこもが下降線一途なのだし、ブログといえども友人仲間、団体仲間の域を出ていないといったものがほとんどなのだから。このブログは、グーブログ140万弱のうちで、3000位を割りはじめており、こういう性格のモノとしては異例なものであろうと、僕は密かに自負している。
 最後に僕個人のここへの決意を少々。今まで同様、基本は1人称文体で行きたい。文芸文が無人称文章よりも人々に好まれるのは、人の顔が見えるからだろう。また、丸公を扱う政治というものは、個人の顔が見えにくいから無責任にも見えたりして好かれないという特徴もあるのではないか。全ての人の生活を左右するほどに極めて大事なモノなのに、投票率数十パーセントなどというのが良い例証になるだろう。そして、人の顔が見えないということは、文化の匂いも少ないということだろう。文化というモノはどうしても個人の感性、5感を抜きには語れないものだからだと思う。こうして僕としては今までと同様、9条に関係なくというように投稿していきたい。9条に関係ない人間の営み、感性などは実際にはおよそあり得ないんじゃないかという、そんな感じで。
コメント (3)
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