「チョコレート・アクション」
西アフリカの児童労働によるチョコレートにNO!を
子どもを働かせて作った
チョコレート、
あなたは食べますか?
★こんな見出しのHPに出会いました。まずは、読んでみてください。(まもる)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=165
2001年4月13日世界の新聞やテレビがある事件を報道しました。西アフリカのギニア湾で10歳から14歳の子ども227人を乗せた船が行方不明になったのです。ギニア湾の沿岸国家はこの船の寄港を禁止したため、1週間ほど近海をさまよった後、出発地だったベニンの港町、コトヌーに戻ってきました。ところがその時、子どもの数はわずか23人に減っていました。残りの200人は海に捨てられたとも、沿岸で下ろされたとも推測されています。この船の子どもたちはコートジボワールのカカオ豆農園に売られて送られる途中だということがわかりました。全世界のカカオ豆の7割は西アフリカで、特に4割はコートジボワールで作られています。
カカオ豆のような一次産品は途上国にとって、重要な外貨獲得源です。大変厳しい競争にさらされていて価格は下がる一方です。利益を上げるために安い労働力を得ようとして子ども奴隷を使っているという構図があります。奴隷仲買人は、1人あたり15~30ドルで村の子どもたちを買い集め、カカオ豆の農場に送ります。子どもたちはただ同然の低賃金か賃金なしで重労働をさせられ、擦り切れたTシャツ1枚で農薬を扱うこともあります。カカオ豆の生産のため、25万人を越える西アフリカの子どもたちが働いていると言われています。
欧米のチョコレート・ココア業界の企業、労働組合、消費者団体、NGOは、カカオ栽培における最悪の形態の児童労働と強制労働をなくすことを目的に協定を締結し、その実現のために「国際ココア・イニシアティブ」基金を設立しました。しかし米国の大手のチョコレート企業は、ついに「児童奴隷フリーslave free」(児童奴隷による搾取のないカカオ豆から作られた)チョコレートを作ることができませんでした。締結した協定を遂行するゴールはさらに2008年までに延ばされましたがまだ完全に履行されていません。
日本の製菓企業で、この問題を正面から取り上げているところはまだありません。日本の輸入カカオ豆の多くはガーナ産ですが、カカオ豆の児童労働の問題はコートジボアールだけではないので、まったく問題がないわけではありません。また輸入チョコレートも多く日本に入って来ています。
ネスレジャパングループ、森永製菓株式会社、明治製菓株式会社にそれぞれこの問題の解決に向けて企業としての社会的責任を果たしてくださいとお願いするハガキを作成しました。日本の製菓企業へのバレンタインデー・アクションへの協力をお願いします。
以下のPDFファイルをハガキ用紙に印刷して切手を貼って投函してください。またメッセージをご自分で付け加えても結構です。
森永製菓あて 明治製菓あて ネスレあて
例文を参考にして他の製菓企業にお手紙を書いてくださっても結構です。
またメールでメッセージを送る場合は以下を参照してください。
・明治製菓お問い合わせフォーム
https://net.meiji.co.jp/cgi-bin/inq/input.cgi?THEME=1
・森永製菓お問い合わせ
http://www.morinaga.co.jp/soudan/index.html
西アフリカの児童労働によるチョコレートにNO!を
子どもを働かせて作った
チョコレート、
あなたは食べますか?
★こんな見出しのHPに出会いました。まずは、読んでみてください。(まもる)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=165
2001年4月13日世界の新聞やテレビがある事件を報道しました。西アフリカのギニア湾で10歳から14歳の子ども227人を乗せた船が行方不明になったのです。ギニア湾の沿岸国家はこの船の寄港を禁止したため、1週間ほど近海をさまよった後、出発地だったベニンの港町、コトヌーに戻ってきました。ところがその時、子どもの数はわずか23人に減っていました。残りの200人は海に捨てられたとも、沿岸で下ろされたとも推測されています。この船の子どもたちはコートジボワールのカカオ豆農園に売られて送られる途中だということがわかりました。全世界のカカオ豆の7割は西アフリカで、特に4割はコートジボワールで作られています。
カカオ豆のような一次産品は途上国にとって、重要な外貨獲得源です。大変厳しい競争にさらされていて価格は下がる一方です。利益を上げるために安い労働力を得ようとして子ども奴隷を使っているという構図があります。奴隷仲買人は、1人あたり15~30ドルで村の子どもたちを買い集め、カカオ豆の農場に送ります。子どもたちはただ同然の低賃金か賃金なしで重労働をさせられ、擦り切れたTシャツ1枚で農薬を扱うこともあります。カカオ豆の生産のため、25万人を越える西アフリカの子どもたちが働いていると言われています。
欧米のチョコレート・ココア業界の企業、労働組合、消費者団体、NGOは、カカオ栽培における最悪の形態の児童労働と強制労働をなくすことを目的に協定を締結し、その実現のために「国際ココア・イニシアティブ」基金を設立しました。しかし米国の大手のチョコレート企業は、ついに「児童奴隷フリーslave free」(児童奴隷による搾取のないカカオ豆から作られた)チョコレートを作ることができませんでした。締結した協定を遂行するゴールはさらに2008年までに延ばされましたがまだ完全に履行されていません。
日本の製菓企業で、この問題を正面から取り上げているところはまだありません。日本の輸入カカオ豆の多くはガーナ産ですが、カカオ豆の児童労働の問題はコートジボアールだけではないので、まったく問題がないわけではありません。また輸入チョコレートも多く日本に入って来ています。
ネスレジャパングループ、森永製菓株式会社、明治製菓株式会社にそれぞれこの問題の解決に向けて企業としての社会的責任を果たしてくださいとお願いするハガキを作成しました。日本の製菓企業へのバレンタインデー・アクションへの協力をお願いします。
以下のPDFファイルをハガキ用紙に印刷して切手を貼って投函してください。またメッセージをご自分で付け加えても結構です。
森永製菓あて 明治製菓あて ネスレあて
例文を参考にして他の製菓企業にお手紙を書いてくださっても結構です。
またメールでメッセージを送る場合は以下を参照してください。
・明治製菓お問い合わせフォーム
https://net.meiji.co.jp/cgi-bin/inq/input.cgi?THEME=1
・森永製菓お問い合わせ
http://www.morinaga.co.jp/soudan/index.html