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2010年02月28日 18時38分34秒 | Weblog
名古屋の結果です
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> 5人の参加者で1時間行いました
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> 沖縄県内  14名
> 沖縄以外  13名
> わからない 17名
> 国内に作らない 89名   でした
>
> 中日新聞が取材に来ていましたが
> これまでの各地の結果で国内に作らないが6~7割ということに驚いていました
> 名古屋の結果を知らせると二度びっくり
> 「う~ん 名古屋でも同じ数字が出たんですね~ う~ん」
>
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随筆 不整脈ランナーの手記(11)心臓手術  文科系

2010年02月28日 15時29分37秒 | スポーツ
 ここに「不整脈ランナーの手記」を書き始めた当初は、4ヶ月もしないうちにいつしか「心臓手術」なんぞという恐ろしい副題が付くなどとは、神のみぞ知ること。それどころか、つい2ヶ月ほど前でさえ1時間は走れていて、この辺りまでは「今度は、こんな記録が出たよ」とでも書いてやろうかなどとさえ目論んでいたのである。それが、切開はないとは言え「心臓手術」、カテーテル・アブレーションに至るとは!
 これを、悪く取るのか否か。「無理に走りすぎたから悪くした」と取るのかどうか。僕はいまでもこれを「自分流儀のこの結果は、むしろ大変良かったのだ」と言い聞かせている。今日書くのは主としてそのことだ。ともあれ、まずは手術の経過である。

 26日朝9時、入院。事前検査などはもう前回だけで全てできていたと見えて、10時ごろから手術に入ると予告され、寝間着に着替えろと言われる。やがて、徒歩で案内された部屋の名称はICUとあるではないか。さらに恐ろしげな事になってきたと実感する。その部屋の前の裸ベンチに1人座ってますます心細くなって来たころに、ある部屋の扉が開いて、名が呼ばれ、入室。多くの機器の間に三つばかり並んだベッドの中央の奴を指定される。テレビなどで見たあの「手術台」そのものだ。上がる。部分麻酔が下腹部周辺に塗られる。意識をぼかすような薬も入れるという意味のことも告げられる。多分左腕に刺された点滴に含有されているのだろう。「腕が落下しないように固定します」という声とともに、上半身が非常に狭いベッドの左右から格子で挟まれる。それ以外の拘束のようなモノが何もないのは予想外だ。やがて意識がぼーっとし始めたのも分かる。これら全て、強制するような感じが何もなくて、全てが自然に流れていく。「患者の気持への配慮行き届いたコース設計だな」などと、妙なことに感心しているうちに、右下腹部に鋭い痛みが走った。右大腿静脈からカテーテルを差し込み、左心房にまで届かせる入り口を作っているのである。
 ここから僕の場合、振り返れば2時間半後に終わりを告げられるのだが、自分ではそれを1時間弱と意識した。つまり、ほとんど意識はあったのだが半分眠っていたという、そんな状態だったのであろう。数本の管が順に差し込まれていくのも、それが心臓に届いたらしいことも分かった。そしてやがて、2人の人間が何かの声かけ応答・確認作業のようなことを長くやっていたことも、さらに2度ほど強い声でこう質問され、僕が強く否定したことも覚えている。「ゼンソクをやった記憶はありませんか?」、「全く、一度もありません」。そして、肝心の痛みは? これが、全体として非常に少なかったという印象である。流石、この手術では名古屋1と教えられた病院。すべてが非常に整然として、患者本位に、手慣れた感じのうちに、「Tさん、終わりましたよ」という声が2度繰り返されるのを聞く。この直後病室に戻ってもしばらくは、誰彼かまわずに「有り難う」と声をかけたくなるといったふうな、なにか無性に嬉しい気分になっていた。

 事後には、こんな説明を受けた。最も恐ろしい「合併症」はなく、手術は順調に終わった。手術しきれなかったという可能性が一般的に2割ほどあるのだが、それは1ヶ月後に判明する。切断すべき余分な心臓電気回路が皮膚の深部にあるなどで、手術不可能という場合なのだそうだ。今日現在傷口も塞がっているから風呂にも入って良いし、適度のお酒も良いし、適度の運動も良い。ただしそれらは、この2週間はよく注意すること。心房内壁に小さな焼き傷があるからだ。要するに、8割は、また走れるようになる!
 こういうすべての結果についてさて、僕は今こう思う。この10年ほどランナーをやっていなかったとしたなら、この不整脈があることも、これに気付くことも、もっとはるかに遅れただろう。主治医もこう語っている。「これくらい早い内に来られると合併症も少なくって、良いんですよね」。つまり、心臓不調自体をだらだらといい加減悪くさせてから、しかももっとはるかに歳を取った身体で手術を受けるのは、今回の結果よりも良くないに決まっている。身体はただ大事にするだけが養生ではないと、改めて強調したい。つまり、不整脈を抱えながら走り続けたことはかえって良かったのだ。

 以上、今回のこの「手記」に限っては、友人など心配をおかけした皆さんへのご報告にも代えさせていただきます。いろいろご心配していただいて有り難うございました。

 この手記、元々はまず不特定のランナー仲間を意識して書き始めたもの。ですが今となっては、次の目的も果たせましょうから、バックナンバーを載せておきます。ランナーには心房細動が多いそうです。仲間で同じ病気を抱えることになった方、どうか参考にしてください。
 また、分かる限りどんな質問にも応じます。この場でご質問下さい。 
 その①11月2日、②3日、③8日、④12日、⑤28日、⑥12月8日、⑦21日、
⑧1月18日、⑨30日、⑩2月11日 
(続く)
コメント (19)
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