★共同通信の世論調査によると、小沢幹事長辞任が72.7%には驚きはしない。
ビックリしたのは、東京地検の捜査を評価しないが世論の51.3%という世論調査だ。
それについて、HP「弁護士阪口徳雄の自由発言 」に次のような分析が有った。紹介したい。(ネット虫)
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≪約1年にわたる東京地検の小沢氏周辺に対する捜査に関しては「あまり評価しない」「評価しない」との否定的な回答が計51・3%で、「ある程度評価する」「評価する」の計45・0%を上回ったとある≫
この世論をどのように、評価するかは難しいが、今までの東京地検の特捜部の政治家に対する捜査で、これほどの評価が低い世論調査結果は初めてではないか。
「悪玉」と映った、小沢幹事長を起訴できなかった特捜部に対する不満もあるだろう。
リーク情報がマスコミに氾濫し、今にも小沢議員の逮捕、強制捜査、起訴とマスコミが煽ったツケが、この結果に表れている可能性がある。
他方で、西松建設問題では、小沢議員の野党だけを追及し、一方では自民党議員を見逃し、政権を取ったら取ったで、小沢議員に固執し、結局のところ、政権交代の国会審議を混乱させただけという批判・不満もあるだろう。
1年も捜査し、ゼネコンなどを2回も捜査し、結局、とらまえたのは、「ネズミ」だけで、特捜部の、見込み捜査的なやり方への不安、心配などもあるだろう。
自民党長期政権時代の特捜部の政治家に関する捜査は殆ど「正義」であった。
政権交代時期及びその過渡期における特捜部のあり方について、国民が自ら生み出した政権の場合における、国民の特捜部に対する意識が変わってきているのでないかとの印象を持つ。
小沢幹事長への捜査は、自分たちが生み出した政権への「攻撃」と映るからであろう。
民主党がもし長期政権になり「独裁的政治」が行われるならば、今度は民主党=自民党と同じになり、特捜部の出番が大いに出てくる。
小沢議員のカネのあり方や、その説明内容、「傲慢・不そんな態度」などに多くの国民は賛成はしていない。しかし、他方ではよちよち歩きであるが、政権交代を、国民の多くが、今なお、期待している現実をも忘れてはならない。
小沢議員の逮捕だけですむなら良いが、それにより、民主党政権が瓦解しては困る=その結果、また自民党政権に戻ることを心配する世論である。
これは民主党への期待ではなくとも、政権交代の存続を期待する健全な国民の良識でもある。
特捜部はこの世論をよみ間違えている。
共同通信の世論調査の検察評価が「異常に低い」事実がそれを反映しているように思える。
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小沢幹事長辞任すべき72% 共同通信全国世論調査
共同通信社は5、6両日に全国電話世論調査を実施、資金管理団体の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で不起訴となった小沢一郎民主党幹事長の進退について「幹事長を辞めるべきだ」と答えた人が72・7%に上った。「幹事長を続けてよい」は22・8%。起訴された元秘書の衆院議員石川知裕被告に関しては「辞職すべきだ」69・1%、「辞職しなくてよい」21・8%で、「政治とカネ」問題に対する厳しい世論があらためて浮き彫りになった。
鳩山内閣の支持率は41・4%で前回調査(1月17、18両日)から0・1ポイント減の横ばい。不支持率は1・0ポイント増の45・1%で、前回に引き続き不支持が支持を上回った。
「不正な金はない」との小沢氏の説明に「納得できない」は87・2%、小沢氏の政治資金問題をめぐる鳩山由紀夫首相の対応に「納得できない」も78・0%に達した。
約1年にわたる東京地検の小沢氏周辺に対する捜査に関しては「あまり評価しない」「評価しない」との否定的な回答が計51・3%で、「ある程度評価する」「評価する」の計45・0%を上回った。
ビックリしたのは、東京地検の捜査を評価しないが世論の51.3%という世論調査だ。
それについて、HP「弁護士阪口徳雄の自由発言 」に次のような分析が有った。紹介したい。(ネット虫)
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≪約1年にわたる東京地検の小沢氏周辺に対する捜査に関しては「あまり評価しない」「評価しない」との否定的な回答が計51・3%で、「ある程度評価する」「評価する」の計45・0%を上回ったとある≫
この世論をどのように、評価するかは難しいが、今までの東京地検の特捜部の政治家に対する捜査で、これほどの評価が低い世論調査結果は初めてではないか。
「悪玉」と映った、小沢幹事長を起訴できなかった特捜部に対する不満もあるだろう。
リーク情報がマスコミに氾濫し、今にも小沢議員の逮捕、強制捜査、起訴とマスコミが煽ったツケが、この結果に表れている可能性がある。
他方で、西松建設問題では、小沢議員の野党だけを追及し、一方では自民党議員を見逃し、政権を取ったら取ったで、小沢議員に固執し、結局のところ、政権交代の国会審議を混乱させただけという批判・不満もあるだろう。
1年も捜査し、ゼネコンなどを2回も捜査し、結局、とらまえたのは、「ネズミ」だけで、特捜部の、見込み捜査的なやり方への不安、心配などもあるだろう。
自民党長期政権時代の特捜部の政治家に関する捜査は殆ど「正義」であった。
政権交代時期及びその過渡期における特捜部のあり方について、国民が自ら生み出した政権の場合における、国民の特捜部に対する意識が変わってきているのでないかとの印象を持つ。
小沢幹事長への捜査は、自分たちが生み出した政権への「攻撃」と映るからであろう。
民主党がもし長期政権になり「独裁的政治」が行われるならば、今度は民主党=自民党と同じになり、特捜部の出番が大いに出てくる。
小沢議員のカネのあり方や、その説明内容、「傲慢・不そんな態度」などに多くの国民は賛成はしていない。しかし、他方ではよちよち歩きであるが、政権交代を、国民の多くが、今なお、期待している現実をも忘れてはならない。
小沢議員の逮捕だけですむなら良いが、それにより、民主党政権が瓦解しては困る=その結果、また自民党政権に戻ることを心配する世論である。
これは民主党への期待ではなくとも、政権交代の存続を期待する健全な国民の良識でもある。
特捜部はこの世論をよみ間違えている。
共同通信の世論調査の検察評価が「異常に低い」事実がそれを反映しているように思える。
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小沢幹事長辞任すべき72% 共同通信全国世論調査
共同通信社は5、6両日に全国電話世論調査を実施、資金管理団体の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で不起訴となった小沢一郎民主党幹事長の進退について「幹事長を辞めるべきだ」と答えた人が72・7%に上った。「幹事長を続けてよい」は22・8%。起訴された元秘書の衆院議員石川知裕被告に関しては「辞職すべきだ」69・1%、「辞職しなくてよい」21・8%で、「政治とカネ」問題に対する厳しい世論があらためて浮き彫りになった。
鳩山内閣の支持率は41・4%で前回調査(1月17、18両日)から0・1ポイント減の横ばい。不支持率は1・0ポイント増の45・1%で、前回に引き続き不支持が支持を上回った。
「不正な金はない」との小沢氏の説明に「納得できない」は87・2%、小沢氏の政治資金問題をめぐる鳩山由紀夫首相の対応に「納得できない」も78・0%に達した。
約1年にわたる東京地検の小沢氏周辺に対する捜査に関しては「あまり評価しない」「評価しない」との否定的な回答が計51・3%で、「ある程度評価する」「評価する」の計45・0%を上回った。