九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

連載有難う、勉強になりました。     まもる

2010年02月10日 17時09分55秒 | Weblog
玉音放送     
軍部、ラジオの威力を知る  
戦争とラジオ     
ラジオの光と影    
新聞社とラジオ    
ラジオ放送・その2    
ラジオ放送・その1  

★七回にわたるラジオの歴史と役割の解説、とてもよくわかりました。
 われわれ六十代にとっても、ラジオの果たした役割よりテレビの役割の方がリアルで印象的です。
 しかしよく考えてみれば戦前の人々にとってはラジオが活字以外のメディアとしては大きな影響力をもっていたのですね。
 そして玉音放送をもって一区切りしたラジオという放送メディア。
 それが果たした役割がよくわかりました。

☆お願いですが、戦後新しくラジオが担わされた歴史や背景、問題点についても連載してくださることをお願いします。
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玉音放送     らくせき

2010年02月10日 14時03分51秒 | Weblog

1945年8月15日、晴。
私は豊田市の山奥で、叔父さんの背中で聞いたそうです。
2歳ですから全く記憶はありません。
最近、亡くなられた上坂冬子さんは、女学生で、
負けたなどと信じなかったとか。
真下先生は、京都の警察の様子をウオッチングに。
山と積まれた書類が燃えていたとか。

とにもかくにも、この放送によって戦争は終結。
大きな混乱もなく、占領軍を迎えました。
この平穏に敗戦を迎えたことを説明するのに
玉音放送の力があったという言説があります。

それまで天皇は姿は見せていましたが、
国民が声を聞くことは、ほとんどありませんでした。
天皇の声がたまたま洩れた場合は担当者が責任を問われています。

ラジオという全国一斉、上位下達メデイアが
そうした言説を支えていることは確かでしょう。
8月15日には新聞も一斉に終戦の詔勅を掲載、
活字・電波の両メデイアによって終戦は全国に告知されました。

メデイアの力が大きかったことは事実ですが、
それだけではないでしょう。
「聖断」という神話を支える玉音放送史観は
再検討が必要だと感じています。

   

玉音放送をもって戦後の出発とする考えがあります。
しかし、それは詔勅の内容を読めば、ありえないことです。
詔勅はあくまでも明治憲法の延長上にあるからです。

簡単に、玉音放送の言っていることを振り返ってみましょう。
詔勅によれば、日本には、3つの階級があったわけです。
朕と、臣民と赤子。
朕は天皇、臣民は軍人と官僚、赤子が庶民です。

天皇が一番こころにかけたことは先祖(皇祖)への思い。
国体とは、この天皇を中心とする国家体制で、 
国体が護持されることが前提で、ポツダム宣言を受け入れています。

世界の大勢と帝国の現状を見て、時局を収拾を決意。
政府にポツダム宣言の受諾を通知させた、とあります。

そして戦争の期間と相手を、太平洋戦争に限っています。
戦争は自衛のためであったとし、
米・英・支・蘇に対して、共同宣言を受諾したと述べるだけで、
負けてとはどこにも言っていません。
当然、責任にふれていません。

  

あの戦争は、なんだったのか?
今日まで続く2つの考え方があります。
自衛戦争だった。 
侵略戦争だった。 
自衛戦争だったという考えの原点はこの詔勅にあります。

   

戦後の放送界は、大本営発表をそのまま報道し、
間違った放送をしたことに対する反省から出発。

1950年に放送法を制定しています。

放送法は、
放送とは、公衆によって直接受信されることを目的とする
無線通信による送信をいう、としています。
そして、第一条で、放送を公共の福祉に適合するように規律し、
その健全な発展を図ることを目的に3つの原則を掲げています。

① 放送が国民に最大限に普及、その効用をもたらす
② 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって
放送の表現の自由を確保
③ 放送に携わる者の職務を明らかにすることによって
放送が健全な民主主義の発達に資する

この原則は今も変わっていません。
さまざまな放送に関する問題や課題は、
この原点にかえって考える必要があると思います。

それが数多くの戦死者への供養でもあり、責任でもあるでしょう。

    おわり ありがとうございました。




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あなたも出展しませんか。昭和区平和美術展  !!!!!   まもる

2010年02月10日 11時04分56秒 | Weblog
第4回昭和区平和美術展は、4月6日~11日に名古屋市博物館3階ギャラリー(第2、3,4室)で開催されます。

今回は、名古屋市と中日新聞社の後援を受けることができました。

平和美術展の基本は【親しみやすい雰囲気を大切に】です。
アットホームな雰囲気!
昨年の美術展は、日常の何気ない生活風景や幼児の笑顔、動物などが多く、出展者も、プロの方から習い始めたばかりの方、年齢も3歳の幼児から90歳の方まで幅広い方の参加でした。

作品は、洋画、日本画、写真、書、工芸、陶芸、彫刻、イラスト、木工、フラワーアート、缶アート、粘土細工、日本刺繍、七宝、絵手紙、和紙工芸、彫金など、普段はお目にかかれない作品も出展されました。

出展料は、一作品500円です。

 ★家族写真・子どもさんの作品大募集!
 今回は、家族写真や祖父母から孫までの「親子三代」の写真や子どもの作品を多数募集しています。八つ切の色画用紙に好きなサイズで家族写真を貼り、コメントを入れてください。

また、ディ・サービスなどでつくられる作品もたくさん集め、区民の皆さんにご鑑賞いただければと考えています。

☆ 子どもさんの作品(学童、幼稚園、保育園など)やお年寄りの方の作品(ディ・サービスなど)を提供戴ける情報がありましたら、美術展の実行委員会までご紹介下さい。

 なお、出展申込書、出展要領、ご相談は、下記に連絡ください。

【連絡先】近藤(TEL/FAX)052-731-1251
     舟橋(TEL/FAX)052-731-2749


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<映画紹介>「いのちの山河」 まもる

2010年02月10日 10時50分11秒 | Weblog
 この映画は、以前上映され好評だった「日本の青空」パートⅡとしてつくられました。
俳優は、長谷川初範、とよた真帆、小林綾子、浅利香津代、加藤剛など芸達者が揃っています。
 舞台は、1960年代の雪深く、乳幼児の死亡率が日本一高い、岩手県沢内村(現在は、西和賀町)です。
 深沢村長が憲法25条を生かした村づくりを進め、農産品の活用、乳幼児死亡ゼロ、冬期バス路線開通など、「解決はできない」と言われた【三悪】(貧困・多病多死・豪雪)に挑戦する村長や村職員の苦労を描いています。
人間を大切にする村政に、心を打たれます。

(上映期間)2月20日~3月19日 一般1700円、シニア1100円

(上映館) シネマスコール(名古屋駅の西:太閤通り052-452-6036)


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権力者同士が手を結べば馬鹿を見るのは非権力者の一般国民だ ( 天木ファン)

2010年02月10日 10時38分47秒 | Weblog
★小沢問題・朝青龍問題の報道にはもううんざりだ。マスコミ界というのはもう少し賢いのがいるのかと思っていたが。それは淡い期待であった。やはり、天木氏の方がすっきりしている。
http://www.amakiblog.com/blog/
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 大騒ぎした小沢政治資金疑惑問題は、小沢不起訴、小沢秘書らの起訴、で手打ちが行われたようだ。

 小沢支持者は、それみた事か、検察の大敗北だと喜び、反小沢派は秘書が起訴されたのだから小沢は責任をとれ、と迫るだろう。

 不毛な騒ぎはこれからも続く。

 しかし我々一般国民は、この騒動を冷静、客観的に見極めなければならない。

 この騒動は、どっちが正しいか、どっちが勝つか、などと言った観点で見てはならない。

 今度の大騒ぎの顛末は、時の権力者と、同じく一般国民にとっての絶対権力者である検察官僚の、お互いの面子を立てあった手打ちで終わった茶番劇だったと見たほうがいい。

 政治資金疑惑で限りなく灰色の権力政治家と、裏金問題で限りなく灰色である検察組織が、国民不在の取引をしたとすら思えてくる。

 もしメディアが書き立てているごとく、負けたほうが潰れるほどの小沢、検察の
ガチンコ勝負、死闘であれば、決してこのような結果で終わることはなかったはずだ。

 検察官僚は世論の批判を覚悟であらゆる理由を見つけて小沢起訴に持ち込んだだろう。

 小沢幹事長は、刑期を終えて出所した三井環元大阪高検公安部長と協力して検察の裏金をあばき、検察組織を叩き潰したであろう。

 そのような死闘は一切見られなかった。

 事情聴取を終えた頃から小沢幹事長が気持ちが悪いほど穏やか、謙虚になった。

 かつて三井環氏は私にこう述べたことがあった。

 検察は小泉政権と取引した。小泉政権が検察の裏金犯罪を不問することと引き換えに、小泉政権下の政治資金疑惑はヤラないと。

 この事を三井氏は「検察はけもの道に足を踏み入れた」と表現して批判していた。

 まさしくそれと同じ事が繰り返されたのではないのか。

 権力者同士がお互いを最後まで追い込むような事はしない。

 権力者(小沢一郎)が三井環という権力者(検察)の敵であり、いまや何の力もない者(非権力者)と手を組む事は絶対にない。

 馬鹿を見るのは国民だ。その事をよく知っておいたほうがいい。

 今度の騒動の最終判定者は、非権力者である一般国民である。世論である。
                    

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小笠原満男がやってくれる  文科系

2010年02月10日 10時36分52秒 | スポーツ
 サッカージャパンが明日、香港戦。小笠原がやってくれると僕は確信している。
 別の話だが岡田も悪いと思う。日本より上位のチーム相手でも、下位のチームとでも、岡田が指示してきた同じような闘い方を選手達がしていて、それをあまり変えさせようとしていないように見える。選手達はどうやらそれに気づいたらしく、「もう少し自由に攻めよう」と言い出したようだ。そういう変更について、遠藤や小笠原が音頭を取っているらしい。良いことだし、このチームに大いに必要なことではないか。岡田がいくらきついゲーム規制をしていたとしても、点取り戦略における「自主的リスク敢行」には目を細めるはずだ。「リスクを取れ。攻撃には特に。これこそ、サッカーの醍醐味の一つ」。前のオシム監督が言い続けてきた言葉だ。そしてまた、リスクを取るべきなのはチームではなく、まず個人なのだと思う。リスクを取った個人の周囲が、それを最大限カバーしてあげるという習慣も、ジャパンは手厚く持っているはずだ。トゥーリオの攻め上がりに対して、中沢が内田や遠藤を使ってカバーするとも公言しているらしい。

 僕は、もう一つ注文がある。FWを3人入れれば点が取りやすいというものでもないということだ。点が取れないのは何もシュートが下手と言うだけではない。弱いチーム相手なのに、点取りの形が少ししかできていないように思う。それは主としてFW専門家の仕事ではない。狭い意味の点取りの形はFWが絡むと思うが、どうも今はそこに第1の問題があるのではなさそうだ。実力差が有りすぎる相手に、案外ボールが前に、特にゴール前へと運べていないからである。これはまず、MFの仕事だろう。だからMFにFW専門家などを使うべきではないと思う。憲剛の他にもう一人攻撃的MFを置けばよい。遠藤を前に出してオガサをボランチにするも良し、その逆も良し。いずれにしてもオガサはやってくれるはずだ。攻撃にバラエティーを付けてくれるに違いない。

 また、香港のような相手から点を取るのに、なにもW杯本番のような「アジリティー得点戦術」のみに固執する必要は無かろうとも思う。最初から平山を出して、彼をポストにボールを当てる戦術の予習でもしたらどうか。彼が散らしたそのボールに、岡崎でも憲剛でも、オガサやヤットでも、ゴール前で数的優位を作るべく多く絡んでいけばよい。ポストがいれば攻撃にもっとタメができるし、定式的な攻めもできるしして、課題になっているゴール前の数的優位ができやすいことは必定ではないか。ポストを置けばチーム戦術が急に変わるというものでもなかろうし、第一点が入らないのは、自信という意味でよくないことであると思う。

 こうやって韓国の上を行って、6対0以上。そんなゲームをして、東アジア杯最終戦の相手、韓国に大きなプレッシャーをかけて欲しい。 
コメント (2)
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