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フクシマ以後・・・    らくせき

2011年06月29日 09時12分01秒 | Weblog

東電などの株主総会がありました。脱原発の提案が8%の支持があったとか。
大きな変化です。しかし利益集団の行きかたを変えるほどには多くなかったのは残念。

日本は大きく変化しているようです。中央日報の記事を紹介します。

          

東日本大地震が発生してから100日と1週間が過ぎた。
福島第1原発はまだ収拾の糸口を見いだせない。
しかし日本人の意識・行動にはすでに大きな変化が表れている。

経済界の動きはもっと大きい。
生存のために世界最高の製造工場というプライドを捨てて、
海外、特に韓国との協力を強く追求している。

社会の変化は「3S」に要約される。

まずは「誠実(seriousness)」を尊重する若者の登場だ。
名づけて「3・11世代」。
東京経済大学の新入生アンケート。
「価値観と生活が変わった」という回答が70.1%に。
 同大学の関沢英彦教授は「先日、学生にアニメーションの方向について
尋ねたところ、予想もできなかった回答があった」と述べた。
「これまでアニメーションは平穏な日常を嫌悪し、極限に逃避する傾向が強かったが、
今後はこうした傾向が減っていくだろう。
現実世界でこうした悲惨さを体験したからだ。
今後は建設的な人間像と希望を描写することになるだろう」。
日常に忠実で些細なことも大切に考える「誠実さ」が広まっている。

2つ目のキーワードは分け合い(share)。
日本の若者の思考は「個人主義」と「孤立化」だった。
1980-90年代初めの経済成長の果実を手にし、
負の遺産ばかり残した「団塊世代」に対する反発だった。
これが変わった。
宮城・岩手県など災害地域にはボランティアの若者が集まった。

3つ目はソーシャルメディア(social media)の全面登場。
災害ではフェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアが威力を発揮した。
有・無線電話がつながらなかった当時、
唯一の希望は「カカオトーク」と「ツイッター」だった。

この他にも、新しい現象が続々と登場している。

「地震で真っ先に電話をくれた彼氏に数日前プロポーズをした。
 必要な時にそばにいてくれることを改めて感じた」(24際の女性)、
「平凡な人でも早く再婚したい。 私と私の娘さえ守ってくれるなら…」
(静岡県、38歳の女性)。
日本の結婚相談サイトに書き込まれたコメントだ。
 大地震をきっかけに結婚を希望する女性が大きく増えた。
中央大学の山内昌博教授(家族社会学)は
「経済的能力、学歴ではなく、必要な時にそばにいて頼れる配偶者を
探す傾向が強まっている」と説明した。

たんすに現金を隠して財布を開かなかった日本人の金銭感覚も変わっている。
電通が21日、全国1200人の会社員に「夏のボーナスをどこに使うか」と尋ねたところ、
1位は「旅行」、3位は「豪華な外食」を選んだ。
使うときは使い、必要ならお金を惜しまないという意識の変化だ。
日本外食産業協会によると、大地震後、
家族単位の外食の回数と単価がともに30%増えた。

年寄りの私より、やはり若い世代は敏感ですね・・・

 

 

 

 

コメント (1)
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