【 2011-06-23 18:07:21
名無しさん、ようこそ。ここが始まって5年半、この運営に自然的かつ自主的に携わってきたと自認だけしている者としてひと言。
こういう時代、いろんな人がここに来ます。右翼全盛の時代ですから、職業的な人も来るようです。「九条バトル」ですから。そして、「九条のことだけでなく、人間的なことに関した文章なら何でもどうぞ」と言われる管理人さんの方針が成功した多様性もあるのでしょう。
このブログには、こんな特徴が自然に生まれてきたと僕は思っています。
①エントリーを書いている人は数人ですが、その割にコメントは少ない。
②エントリー文章はどれも長文ですが、アクセスの方1人が日に約5回も訪問されている。つまり、相当コアな訪問者がいて、支援され、賑わっている。
③05年11月の開設以来、週の延べアクセス数で言いますと、こんな推移をたどってきた。
ほぼ500人超は、1年半経った07/4月
同千人超は、翌08年/5月
そして、同1500人が、09年/6月
さらに同2000人超は一進一退を繰り返して難しいところなのですが、四捨五入しておおむね1900以上ということで09年の8月。
最後に、いわゆるこの「3.11以降」は2500を超えた週がほぼ6月初めまで続きました。現在もまだ、そのピークの延長時期と観ています。
過去の週最高は、アクセスがこの5月8日からの週で3,426人,訪問数では昨年5月16日からの週20,155です。ちなみに、後者の第2位は、これも5月8日からの週で18,306でした。
この年月のなか、エントリーの皆さんそれなりの工夫をしていらっしゃる訳ですが、継続は力だと第一につくづく思います。特に、09年の政変以来何かちょっと質的に前進したような気がして、こんな風な感慨を持ちました。
『継続に携わってきて、良かったな!』
管理人さんも何かご病気とからしいですが、こんな風に語られています。『僕もこのブログをやって来て本当に良かった。家族に次いで僕の生き甲斐だし、人生晩年最大の彩りだね』
今の世で、こういう場の多様性を尊重して継続し続けることは本当に難しいです。嫌ならすぐ消えていかれますし、あっさりと無視されたりもしますから。乱暴な反論も、暴言ですらも、無視よりはマシと考えるしか仕方ありませんでしたね。たとえ犯罪者でも、黙秘権の権利があるのだからとか、ね。ともあれ、「何となく読みたくなる」とだけの「熱心な主体的選択数」だけでこれだけの継続的積み上げ!こういう数は力だろうと考えてやって来ました。別に自分の意見を隠すことなどは全くしてきませんでしたが、曠野に叫ぶ、あるいは意見の合う者とだけ気勢を上げるというのも、つまらないと思っています。
こういうやりかたでこれだけコアな読者が系統的に増えてきたというのは、振り返ってみるととても嬉しいことだと、考えています。 】