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アメリカ国家の累積赤字  文科系

2013年05月13日 18時54分09秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 世界政治とか、日米関係の将来にも最も関係が深いと思われる数字、標記のことを、思う所あってちょっと調べてみた。いろんな説があって、まるで分からないようにされているみたいだった。少なくとも日本国民には。でもまー09年の段階で年金とか医療保険とかの赤字分も入れると6000兆円ほどになっているようだ。とすると、GDP比で言えば4倍ほどになる。日本は2倍ほどだから、もの凄い数字だ。ちなみに、日本の場合はこの赤字以上の貯蓄を国民が持っているから、国際政治的信用は保たれているのだが、サブプライム破綻などを経たアメリカの家計は赤字まみれなのである。どうするのだろう。
 こんな状況で今年の「財政の崖」とやらを何とか乗り切ろうと腐心しているオバマ相手にこう振る舞い続けてきた共和党。凄い政党だ! 
『(ブッシュ時代から続いた)富裕層減税を終わらせるのは、反対』
『軍事費削減にも反対。新設の国民皆保険など社会保障費こそ見直せ!』

 誰か、この数字の最新のものを詳しく分かる人、教えて下さい。これがドル暴落見通しの根拠になっているみたいだし、「アベノミクスがこういうアメリカへの助け船なのだ」という説もあるみたいですが。





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新聞の片隅に載ったニュースから(88)   大西五郎

2013年05月13日 18時54分09秒 | Weblog
口  「維新、年内に消滅の可能性」橋下氏 (2013.5.12 中日新聞)

 日本維新の会の共同代表の橋下徹大阪市長は11日、大阪市内の党本部で開かれた大阪維新の会の会合で「日本維新が国民の支持を得る力がなくなってきているのは確かだ。有権者からそっぽを向かれ、このままなら年内に維新の会が消滅することもあり得る」と述べた。党支持率が低迷するなど失速傾向にあることを認め、夏の参院選に向けた危機感を強調した形だ。
 要因として「組織が大きくなり、国会議員も入って全国各地で公認候補を出すとなった途端に、選挙で議席を得ることが目的という『選挙屋』になっている」と分析した。

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 維新の会では、石原慎太郎共同代表が7日に国会内で開かれた国会議員団の役員会で「参院選をどう戦うかが重要なのに、維新は賞味期限をむかえつつある」と述べたことが伝えられています(8日朝日新聞)。また8日には国会議員団事務所に参院選の選対本部を設置しましたが、本部開きに参加した石原共同代表は「衆院選の時と違って昇り竜の勢いにあるとはいえない」と激を飛ばしたと9日の毎日新聞が伝えています。
 維新の会が誕生した当時はメディアが連日のように維新の会の動静を報道し、ブームを作りましたが、堺市の維新の会市議の不祥事、福島の原発事故による放射能汚染はたいしたことがないから、避難指示を解除しろと要求した国会議員の言動、さらには大阪市職員に対する「思想調査」をやろうとして府労働委員会から憲法違反の疑いがあると指摘された専制的な市政運営に大阪市民も首を傾げるようになったという報道もありました。
 維新の会の国会議員や参院選の立候補予定者はさきの衆院選の時のような国民の期待はなくなっていることに気付いているのだと思います。橋下氏が掲げる「自公過半数阻止」(?)、「改憲勢力で3分の2の確保」の達成には、定員複数の選挙区のほか1人区でも相当な数の当選者が必要になります。しかし、9日の毎日新聞によりますと、参院選の候補擁立も遅れ気味。選挙区で擁立が決まったのは僅か11人で、松井一郎幹事長(大阪府知事)は「自民に追い風が吹く中、覚悟を決めてくれる人がいない」とぼやいているということです。
 そこで出てきたのが「橋下共同代表の参院選出馬論」です。橋下氏が候補者になればメディアが一斉に橋下氏を追いかけ、維新の会の露出がふえることを期待しているようです。しかし橋下氏は「大阪都構想を実現する前に国政に進出したら、大阪の人にも理解されない」と消極的(8日の朝日新聞)だそうです。
 名古屋の「減税」でもそうですが、党首の人気に縋って議員になったものの、議員としての資質のなさを露呈した人もいましたが、「橋下人気」に便乗しようと、維新の会に加入して立候補に手を挙げようとした人も、勝てそうでないと思うと手を挙げるのを控えているようですね。
 橋下氏は「維新の会が選挙屋になった」と判断したようですが、他人事みたいに言うのではなく、「選挙屋」にしてしまった党責任者としての反省を示してほしいと思います。
 
                                       大西 五郎
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