躍進ドイツの顔になった、内田篤人の”事件”をご紹介したい。
この優男が、本年度現在で世界一優秀なリーグと思われるドイツで、今年度のベストイレブンの1人に選ばれたのである。ちなみに、内田以外はすべて本年度チャンピオンズリーグ決勝戦に残ったドイツ2チームの選手ばかりだ。内田は、チャンピオンズリーグ決勝チームレギュラーの力があるということである。なんとなれば、今を時めくバイエルンミュンヘン所属・ドイツ代表キャプテンのフィリップ・ラームをも退けたのであるから。ゲキサカのニュースを見よう。
【 DF内田が英語版ブンデスリーガ公式HPのベストイレブンに選出
ゲキサカ 5月9日(木)16時23分配信
ブンデスリーガ公式サイトは8日に、公式サイト英語版の2012-2013シーズンのベストイレブンに日本代表DF内田篤人が選出されたことを発表した。
このベストイレブンは、ユーザーによるオンライン投票で決定される。内田はバイエルンDFフィリップ・ラームを抑えて、右サイドバックで最多44%の得票を得ていた。日本人選手では、唯一の選出となったが、ニュルンベルクのMF清武弘嗣も、守備的MF部門で3位にノミネートされていた。
ブンデスリーガ英語版のベストイレブンは、以下のとおり
▽GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
▽DF
内田篤人(シャルケ)
マッツ・フンメルス(ドルトムント)
ダンテ(バイエルン)
ダビド・アラバ(バイエルン)
▽MF
イルカイ・ギュンドアン(ドルトムント)
バスティアン・シュヴァインシュタイガー(バイエルン)
ヤクプ・ブラスチコフスキ(ドルトムント)
マルコ・ロイス(ドルトムント)
マリオ・ゲッツェ(ドルトムント)
▽FW
ロベルト・レワンドフスキ(ドルトムント) 】
ドルトムント(6人)、バイエルン(4人)以外のチームからはたった一人で、内田だけだ。名実ともに香川並みの選手が、日本にもう一人生まれたということだろう。何せ今年のチャンピオンズリーグ決勝対決がこの2チームなのだから、内田篤人はそのレベルの選手になったと評価してよいはずだ。あんな優男が、本当に凄い!
なお、チャンピオンズリーグ決勝の行方だけど、僕はこう言っておきたい。世の中バイエルンが勝つという声ばかりだが、僕はドルトムント。なんとなれば、このチームはチャンピオンズリーグにもやっと慣れてきたからだ。普通通りにいろんな戦い方がすべて高度にできるようになったのだし、ゲーム途中で組織戦略をがらりと変える柔軟さも発揮できるようになった。お得意の前からのプレスも、ロングボールを放り込んでの得点も、守りから入る闘い方も、何でもできるのである。これらの柔軟な戦術転換でなによりもすべて、組織としてゴールに高速直結するやり方だけは掴んで離さない。監督のユルゲン・クロップは、よく見知っているバイエルンにこの超大事なゲームでは負けるわけがないというほどの希代の策士、名監督だと、僕は判断している。モウリーニョと同程度に、相手の弱点を厳しく突く人である。他の監督では見えないような弱点を。先日クロップに負ける前のことだが、あのモウリーニョがこう評していた。
「ドルトムントは優勝候補だと思う」
両チームをよく知っている香川の予想も上げておこう。ゲキサカのニュースから取った。
『「(ドルトムントはバイエルンに)ここ2、3年、負けていないと思うので、バイエルンは苦手意識もあるでしょうね。ただ、ドルトムントは慢心せずハードワークをするでしょうから、面白い試合になると思います。彼らが優勝することを心から願っています」と、古巣の欧州制覇を祈っていた。』
この優男が、本年度現在で世界一優秀なリーグと思われるドイツで、今年度のベストイレブンの1人に選ばれたのである。ちなみに、内田以外はすべて本年度チャンピオンズリーグ決勝戦に残ったドイツ2チームの選手ばかりだ。内田は、チャンピオンズリーグ決勝チームレギュラーの力があるということである。なんとなれば、今を時めくバイエルンミュンヘン所属・ドイツ代表キャプテンのフィリップ・ラームをも退けたのであるから。ゲキサカのニュースを見よう。
【 DF内田が英語版ブンデスリーガ公式HPのベストイレブンに選出
ゲキサカ 5月9日(木)16時23分配信
ブンデスリーガ公式サイトは8日に、公式サイト英語版の2012-2013シーズンのベストイレブンに日本代表DF内田篤人が選出されたことを発表した。
このベストイレブンは、ユーザーによるオンライン投票で決定される。内田はバイエルンDFフィリップ・ラームを抑えて、右サイドバックで最多44%の得票を得ていた。日本人選手では、唯一の選出となったが、ニュルンベルクのMF清武弘嗣も、守備的MF部門で3位にノミネートされていた。
ブンデスリーガ英語版のベストイレブンは、以下のとおり
▽GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
▽DF
内田篤人(シャルケ)
マッツ・フンメルス(ドルトムント)
ダンテ(バイエルン)
ダビド・アラバ(バイエルン)
▽MF
イルカイ・ギュンドアン(ドルトムント)
バスティアン・シュヴァインシュタイガー(バイエルン)
ヤクプ・ブラスチコフスキ(ドルトムント)
マルコ・ロイス(ドルトムント)
マリオ・ゲッツェ(ドルトムント)
▽FW
ロベルト・レワンドフスキ(ドルトムント) 】
ドルトムント(6人)、バイエルン(4人)以外のチームからはたった一人で、内田だけだ。名実ともに香川並みの選手が、日本にもう一人生まれたということだろう。何せ今年のチャンピオンズリーグ決勝対決がこの2チームなのだから、内田篤人はそのレベルの選手になったと評価してよいはずだ。あんな優男が、本当に凄い!
なお、チャンピオンズリーグ決勝の行方だけど、僕はこう言っておきたい。世の中バイエルンが勝つという声ばかりだが、僕はドルトムント。なんとなれば、このチームはチャンピオンズリーグにもやっと慣れてきたからだ。普通通りにいろんな戦い方がすべて高度にできるようになったのだし、ゲーム途中で組織戦略をがらりと変える柔軟さも発揮できるようになった。お得意の前からのプレスも、ロングボールを放り込んでの得点も、守りから入る闘い方も、何でもできるのである。これらの柔軟な戦術転換でなによりもすべて、組織としてゴールに高速直結するやり方だけは掴んで離さない。監督のユルゲン・クロップは、よく見知っているバイエルンにこの超大事なゲームでは負けるわけがないというほどの希代の策士、名監督だと、僕は判断している。モウリーニョと同程度に、相手の弱点を厳しく突く人である。他の監督では見えないような弱点を。先日クロップに負ける前のことだが、あのモウリーニョがこう評していた。
「ドルトムントは優勝候補だと思う」
両チームをよく知っている香川の予想も上げておこう。ゲキサカのニュースから取った。
『「(ドルトムントはバイエルンに)ここ2、3年、負けていないと思うので、バイエルンは苦手意識もあるでしょうね。ただ、ドルトムントは慢心せずハードワークをするでしょうから、面白い試合になると思います。彼らが優勝することを心から願っています」と、古巣の欧州制覇を祈っていた。』