九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

橋下、石原、高市、そして安倍 この下品なチームワーク     あんころもち

2013年05月14日 17時39分33秒 | Weblog
 橋下の読むのも恥ずかしくなるような発言、しかも公の立場で得意げに、沖縄の米軍司令官にまで説教を垂れたというのだからもう呆れ返るしかないのだが、本日、予想通り石原という人がこれを擁護する発言を繰り返している。

 一方では、高市という自由民主党政務調査会長が、村山談話の見直しと侵略などはなかったのではという趣旨の発言をしている。

 こうした発言や、歴史認識に対する修正の勢い、さらには昨月の170人近くの国会議員が揃って靖国に参拝するという行為などが、安倍内閣の成立とともに、むしろ安倍氏の姿勢におもねるように増加しつつあることは誰の目にも明らかである。

 これにより、中韓などの近隣諸国から強い抗議と不快感が表明されているのはむろん、アメリカからさえもあまりの逸脱に深い懸念を表明されるにおよび、菅官房長官のブレーキ発言や、安倍総理自身の国会答弁での後退などが見られるものの、事態は収まりそうにない。

 これらは明らかに、いうかいわないかだけで、根っこのところでは安倍氏の歴史認識と完全にリンクしていて、従って、一見跳ね返っているようにみえる連中も、実のところではその立場上、公にはいえない安倍総理に代わっての言動なのだという意識なのであろう。

 それから、安倍総理の一つの論拠であり、今回の橋下発言でも引かれている、「侵略の定義の曖昧さ」であるが、これをメディアが放置するのはおかしな話だ。
 というのは、侵略の定義は国連で明示されていて、日本もそれを批准しているからである。

 だから安倍総理がいっている侵略の定義は、彼の頭脳のなかで曖昧になっている(その原因は明らかな侵略をそうでないと思い込みたいための混乱)だけで、国際的にもまた事実の問題としても明らかだというである。

 以下の国連定義に照らして、かつての日本の行為が侵略ではなかったと強弁することは極めて困難であろう。

 http://www1.umn.edu/humanrts/japanese/JGAres3314.html

 それにしても品性も欠片もないなんという野卑でおぞましいチームワークだろう!




コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国、やっぱり大変な国家!  文科系

2013年05月14日 12時18分16秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 今朝の中日新聞記事はいろんな事が目に付いたが、僕の一番はこれ。「中国大学 7つの禁句」。
 この7つ全部を覚えやすいように(僕が勝手に関連づけて)一つの話に並べてみたら以下のようになって、中国指導部が目指そうとしている社会の全体像が見えてくるような気がした。以下が事実とすればの話だが、習近平新指導部の国家運営方針確認とも言えるはずだ。

『中国の「権貴資産階級」たちは「公民の権利」や「普遍的価値」を抑えて「公民社会」の実現を目指さず、そのためにこんなことをしてきた。「司法の独立」も「報道の自由」も認めずに、もちろん「共産党の過去の誤り」論議は特にこれを許さない、などと』

 書いていて思ったことだが、中国の公(民)という言葉は、日本とは意味が多少違うのかもしれない。なんとなく共産党との対立概念のような扱いをされているような?

 事の経過概要はこういうこととあった。ある大学の幹部から教授陣に2週間ほど前に口頭で説明があったものだと。他の大学教授は、中国共産党中央委員会が各大学にこういう通達を出したのだとも。いまさらながら大変な国だ。

 ただ、こういうニュースを日中離間・日米緊密化に活用されないようにと、そんな自戒をも改めて自分に言い聞かせていたもの。中国国民とは仲良くしたい。すぐお隣の国なのだし、それがこんなに抑えつけられているのだし。 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする