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新聞の片隅に載ったニュースから(125)   大西五郎

2013年12月19日 19時05分42秒 | Weblog
「世論二分する考えなかった」首相補佐官 (13.12.19 朝日新聞)

 磯崎陽輔首相補佐官は18日、東京都内の日本外国特派員協会で会見し、特定秘密保護法の国会審議について、「もう少し審議時間を確保すべきだった。安倍信三首相も率直にそこは反省している」と述べた。
 磯崎氏は同法の必要性を訴えたが、説明不足を特派員に指摘されると「ご指摘のとおり、もっとわかりやすく説明するべきだった」と「反省」。「正直言ってこんなに大騒ぎになるとは思っていなかった。国民世論を二分するような法律を出す考えはなかった」と振り返った。

公明PT初会合 監視機関を議論(13.12.19 朝日新聞)

 公明党は18日、特定秘密保護法の残された課題を検討するプロジェクトチーム(PT)の初会合を開いた。PTでは秘密法の運用に関する国会の監視機関などを検討。自民党と調整のうえ、野党とも協議し、来年1月から始まる通常国会で、国会法改正案の共同提出をめざす。座長の大口善徳国対委員長代理は国会法改正への論点として、監視機関のあり方▽政府から示された秘密を保護するための措置▽秘密を漏らした議員や国会職員、政党職員らに対する制裁措置などを挙げた。

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磯崎首相補佐官に対しては「なにを今さら」ですし、公明党に対しては「なにを今ごろ」と言いたくなりますね。
磯崎補佐官の「国論を二分するような法律を出したくなかった」というのは、政権に密着した官僚の思い上がりです。磯崎補佐官は「審議時間を十分とらず、説明不足だった」と云いますが、先号(№124)で紹介したように「安倍内閣の支持率が下がったのはマスコミ報道に責任がある。非常に不正確だった」とマスコミを攻撃しました。マスコミ報道を批判したのは11日で法案成立後です。自身のブログでは、特定秘密の範囲が行政に拡大解釈されるおそれがあるという批判があることについて「みんなが勝手に解釈を言っているだけだ」と疑問を呈した側を非難するようなことを言っていたのです。法案が成立後も「廃案」の要求が強いのを知って「もう少し審議時間を確保すべきだった」との「反省したふり」も官僚の責任逃れでしょうか。
公明党の法案の不十分だった点を補充するためのプロジェクトチームの初会合で出された問題は法案審議中にも問題として提起されていた問題です。与党の一員として問題点の未消化を提起し、いったん法案を廃案にして修正したものを出し直すことを提起すべきだったのです。「安倍政権の暴走のブレーキ役」といわれながら、何が何でも法案成立を急ぐ自民党に「同調」してしまったことの反省が聞かれませんが、どうなんでしょう?
                                     大西 五郎
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「よたよたランナーの手記」(30) 1時間で9キロ  文科系

2013年12月19日 17時40分23秒 | 文芸作品
「1時間で9キロ」、こんな見出しを見たら、ランナーなら笑われる方もいよう。が、慢性心房細動に至った不整脈の手術前後3年のブランクから再スタートということになった僕にとっては、隔世の感という出来事・感慨なのだ。このランと同時に、一時は大変な失意の内に断念した愛用のロードレーサーによるファストランも復活できたことでもあるし。なんせ一時の僕は「今後は、心拍120まで」と医者に厳命されたのである。僕の場合、心拍120なら、階段登りさえ恐る恐るやらねばならない。そういう状態から1年半の漸進的実験を重ね、その結果を医者にも追認してもらうことによって、やっとここまで来たのである。

 さて、先日はこの10日のことを、30分走2回で8.8キロまで行ったと書いた。あれからさらに重ねて、こんな嬉しいことが続く。12日、同じく9.05キロ、14日にはちょっとセーブして8.85キロである。いずれもウオームアップ速歩も入れてのことだから、20分以降は10キロ時が常用速度となり始めた。ちなみに、ちょっと前までは5分ほどと短かくて済んだ僕のウオームアップ時間が、ちかごろは15分ほど必要な身体になっている。そして、ウオームアップが不要な後半の30分は今でもセーブして走るから、後半もさほど前半と距離が変わらない。まだまだ自分の身体を怖がっているのである。心肺系のどこかにもともと欠陥があるのだろうが、心拍160を続けても息が苦しくないのである。それを150程度にセーブして走っていて、相対的に心拍が上がる後半はスピードをもっとセーブすることになるわけだ。それでもまー、手術前ころを4年ぶりに超え始めた。題名のことは、そういう嬉しさなのである。

 17日には40キロファストランをやって来た。また、名古屋の北半分を北郊外も含めて回ってきたような行程になる。春日井市南部の横断は道路も広い上に混んでもいないし、名古屋北東部郊外の庄内川堤防道路は舗装の悪い箇所も多いが川の眺めがよい。秋の引き締まった空気の下に夕映えする川面が一際だし、向こう岸のクリの木か何かの間に一シュン、まばらなユキヤナギのように四季桜が見えたりして。そういう天真爛漫な生命力は、僕にペダルを踏み込む力を蘇らせてくれる。ペダルをあちこちで止めて、ペットボトルを口に咥えつつしばし眺めては、また走った。

 そして本19日ジムランニングは、例によって30分2回を8.4キロとちょっとセーブしてきた。一昨日のロードレーサー40キロの疲れが残っていると感じたからだ。9.5キロ時でも心拍150を超えたから、抑えようと決断した。終わって何か、かなり疲れた感じである。
コメント (2)
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