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東亜日報より  らくせき・愛知自民を落とそう

2016年03月03日 09時30分23秒 | Weblog
塀の周りをうろつく泥棒に家主が言った。「垣根を越えてみろ。ひどい目にあわせてやる」。泥棒は日が落ちると、塀をさっと越えて倉庫に侵入した。家主が泥棒に言った。「物を持って出て行ってみろ。ただではおかないぞ」。家主の威嚇をものともせず、泥棒は盗み出す物をまとめた。垣根を越えて消えていく泥棒の背中に家主は、「また来てみろ。ただではおかん」と大声を上げた。

ネットに流布する風刺文に筆者が少し手を加えた。泥棒と無気力な家主の対比が、北朝鮮核問題に対応する韓国、米国の態度に合致する。しかし、北朝鮮の4度目の核実験と長距離ミサイル発射を機にムードが変わりつつある。これまで泥棒をかばった長兄(中国)も、今回はかなり怒ったのか、以前とは違った態度を見せている。

東亜(トンア)日報のク・ジャリョン北京特派員は、北朝鮮人の口座で入金や振替ができないことを工商銀行丹東分行で確認した。国連安全保障理事会の制裁が実行される前に中国の銀行が北朝鮮関連の取引を中断したのは初めてだ。この特ダネを日本経済新聞がそのまま報じた。北朝鮮は、貿易の90%が中国とのものなので、金融制裁は大きな痛手となる。

北朝鮮の4度目の核実験後、「朴槿恵(パク・クンへ)大統領が習近平にだまされた」といった非難が国内で溢れた。今は、「朴大統領が天安門の城楼に立ったから中国がこの程度でも協力するのだ」という声もある。韓国の希望どおりに中国の外交政策を解釈することから生まれた誤りだ。中国の外交政策は彼らの国家利益のために奉仕するということを忘れてはならない。

中国共産党の機関紙「環球時報」は2月15日付の社説で、北朝鮮が核実験とミサイル発射を繰り返すことで、中国の国家利益に重大な損害を及ぼしていると非難した。中国は、北朝鮮の核を阻止し、北朝鮮の崩壊も防ぐ2つの国家利益の間で悩んでいる。中国も外交戦略において徐々に民意を重視する傾向にある。環球時報は15日付の社説で、「北朝鮮を『壊隣居(悪い隣人)』と考える中国人の割合が60%程度」と指摘した。

劉雲山常務委員が北朝鮮の労働党創建70年記念式に参加して改善の兆しが見えた中朝関係に異常兆候が現れたのは、昨年12月の牡丹峰(モランボン)楽団の公演中止だった。中国は背景のスクリーンに使われる人工衛星発射のシーンを問題視したという。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、牡丹峰楽団が北京から撤収して3日後に水素爆弾実験のスイッチを押した。

その後、長距離ミサイル発射を阻止しようと武大偉特別代表が平壌(ピョンヤン)に到着した1月2日に、北朝鮮は国際海事機関(IMO)に衛星発射の計画を通知した。悪いことをやめさせようとする長兄を弟が目の前であざ笑い、ほおを殴ったも同然だ。

今回米中が合意した強力かつ実効的な北朝鮮制裁案を見ても、中国が変わりつつあることがうかがえる。さらに、韓国の力だけでも北朝鮮を困らせる制裁は多い。開城(ケソン)工業団地はその始まりだ。

世界の北朝鮮レストラン約130店から毎年送金する金額は、開城工団労働者4万5000人の人件費に匹敵する1億ドルと推定されている。AP通信の記者は、韓国人観光客や駐在員の足が途絶え、中国最大の北朝鮮レストラン玉流館は閑古鳥が鳴いていると伝えた。

中国とロシアは北朝鮮人力の送出制裁に反対しているが、中東やモンゴルといった地域は韓国が外交力で介入する余地がある。韓国のモンゴル大使館関係者は、「モンゴルに北朝鮮労働者が3000人ほど入ってきているが、北朝鮮はさらに受け入れてほしいと要請している」と話した。韓国で働くモンゴル労働者は3万人ほど。韓国がテコ入れすれば、北朝鮮労働者の海外送出もかなりの部分縮小できる。

北朝鮮の外貨準備高に余裕がないことは様々な兆候から明らかになっている。韓国が一つ二つ外貨獲得源を締め付ければ、北朝鮮は統治資金が枯渇し、内部から病んでいくだろう。遠からず、36年ぶりに労働党第7回党大会が開かれる5月頃には、北朝鮮がいかなる方法であれ、国連と韓米日の独自制裁から抜け出そうとすると、当局は分析している。金第1書記は瀬戸際戦術を使うというが、政権が危ういと感じれば行動を変えるほかないだろう。


(同じようなことを蓮池薫さんが言っていました。)



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「よたよたランナーの手記」(153) フクラハギ痛からの復帰   文科系

2016年03月03日 00時03分54秒 | スポーツ
 23日の左フクラハギ痛から、久しぶりに大事を取って4日間は完全休養をとり、その後の経過は以下の通り。
 5日目に左足つま先立ちと階段上りだけをやってみた。6日目にちょっと散歩して、身体が温まった時少々走ってみる。その様子から判断して7日目にはジムへ。慎重に慎重にほとんどを時速7キロで1時間走って、計7・5キロ。その日はかなり疲れていたが、明くる日2日水曜日の様子から走れると判断してまたジムへ。故障リハビリには、患部の痛みや疲れが残らなかったら、むしろ連日やった方が良いのである。案の定8・4キロ走れた。様子を見て時速10キロも入れてみたが、前日のランよりももっと何の違和感もなく、ほぼ正常状態に戻っていたと言える。

 年寄りは怪我が一番怖い。焦って走り出し怪我を悪化させると、怪我が長引くことによる筋力・心肺機能の低下と、怪我の再発との、悪循環を起こしたりするのである。老化からランニング断念に追い込まれる場合でも、こういうことの結果というのが多いのだろう。こんな悪循環の中で「もうこの脚は治らない」と諦めてしまうことも含めて。怪我の時こそ、その老人ランナーの科学的対処方法が試される時であって、その積み重ね程度が長く走れるかどうかの分かれ道と思う。そういうすべてから、僕の場合は左足つま先立ちと、右脚膝強化とが、今後に向けて不可欠と痛感している。

 さて、たった1週間だが随分久しぶりに走れなかった間に、いろんな老化が起こったと感じた。今から思えば、2月10日過ぎから走るのがちょっと間遠になっていた。それで18日にちょっと無理をしたから23日の怪我が出たということのようだ。そんなこんなで怪我の後走れなくなってなによりも、いろんな事にやる気が起こらなくなった。これは、生への前向きの姿勢が欠けがちになるということだろう。そして、睡眠が浅くなって、記憶力が減衰するから、読書のスピードも遅くなる。持病の腰痛も少々出てきて、あわてて自分で出来る腰の牽引に努めた。歯茎にも何となく異常が出てくるから、歯磨きを念入りにしなければならなかった。
 こうして、走ることの身体への絶大な効能を、改めて痛感したところだ。まるで、60歳前半と人に見られる僕の心身がこの走ることによってのみ支えられていると言えるような、そんな思いをまた新たにしたのである。
 ちなみに、今日2日に体組成計に乗ってみたら、体重が2キロ増え、体脂肪率が2%近く増えて、13%台になっていた。恐ろしいものである。

 結論として、こんなことを言いたい。老化の実際、感じ方、自覚症状ってただでさえ一進一退の波が大きいのだが、それだけに戦う価値も大きいということ。ちょっと負けるとすぐに老いていくし、走り続けるというような勝つ習慣を持っていれば若さが維持できるということだろう。


 ギターレッスンも昨日今日ちょっと好調になっている。5月の発表会が楽しみだ。タレガの「エンディーチャとオレムス」、バッハの「チェロ組曲第1番、デュアルテ編曲」の二つをやろうと決めた。
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