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喜寿ランナーの手記(269)大相撲の早死に  文科系

2019年10月01日 08時30分23秒 | スポーツ
 先回の続きとして、相撲の世界の早死にを調べてみた。先回「一般平均よりも、10歳は早死になのではないか」と、その科学的理由を挙げて書いたが、やはり相撲取りはそれ以上に早く死んでいて、びっくりした。
 調べてみたら、「現役相撲ライターのブログ」というところに横綱がなくなった年齢についてこんな資料があったから、その一部、直近の部分を抜粋してみよう。
 
44代 栃 錦   64才
45代 若乃花   82才
46代 朝 潮   58才
47代 柏 戸   57才
48代 大 鵬   72才
50代 佐田の山  79才
51代 玉の海   27才(現役没)
53代 琴 櫻   66才
54代 輪 島   70才
55代 北の湖   62才
58代 千代の富士 61才
59代 隆の里   59才
(平成30年10月現在)
 
 なおこの資料に、こんな解説もついていた。
『現在まで18代横綱の大砲から数えて亡くなった横綱は38人います。この38人の平均寿命を計算すると、58,6才ということになります』
 ちなみに、上の最近12人の平均は、63・1歳である。

 少し伸びているのは希望になるし、長生きしている49代栃ノ海(80歳)、52代北の富士(76歳)さんの例も出されていたのは嬉しいことだ。が、ただでさえ心臓医たちにこんな言葉が常識になっている時代だ。
『アスリートは早死にする』
 このことの科学的根拠も、どんどん分かってきたはずなのである。前回書いたように、肥満の害とか、有酸素運動が活動年齢を伸ばすと言うこと、活性酸素の害とそれへの対策などなどのことだ。
 相撲界はこれらの対策を今は指導しているのだろうが、このままで子供を相撲取りにするのは、悲しいことだが、逆縁を作っているようなものではないか? 母親は90歳まで生きる時代なのだから。

 

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日本の米報道が、ゆがんでいる  文科系

2019年10月01日 07時27分34秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 日本マスコミのアメリカ報道はおかしいと思う。というよりも、安倍政権と同じように、アメリカに忖度しすぎなのか、ゆがんでいる。その大きな証拠として、マスコミがきちんと言い及ばない重大点をいくつかあげてみたい。
 
① 一方的な関税設定やブロック経済へ移行など、既に自由主義経済を投げ捨てた国である。「(新)自由主義」という標語も、どこへ行ったのか。「株主資本主義は誤っていた」とは、米経済団体がこれを自己批判し、修正を表明したようだが。
 なお、アメリカは、貿易赤字の相手国が悪いと自明のことのように言い放っているが、この赤字は国連規模で約束し合った範囲の自由(主義)競争で負けた結果に過ぎないのである。悔しかったら、国連の内部で争うとか、自国の製造を頑張るとかの努力をすべきなのだ。
 
② 国連制止を振り切って行ったイラク戦争や、イラン核合意離脱、地球温暖化対策に背を向けるなど、国際民主主義・多国間主義外交の唯一の場である国連を無視する行動が多すぎる。そのことを日本マスコミはどうして批判的に言及しないのだろう。アメリカの行動を報道する場合に、国連(規則)を対置することは今やもう不可欠な論評になっているはずだ。
 
③ こういうアメリカはもう、「自由と民主主義」の国とは言えなくなっている。これを「共通の価値観」としている国と名乗る資格もないはずだ。それでいて、他国には「自由がどうの」「民主主義に問題」と断罪するうえに、私刑とも言える経済制裁や戦争脅迫、つまり国連が排除しているはずの暴力に訴えている。
 
④ 自由と民主主義というのは、アメリカにとって「これで友好国・敵対国を決める基準」として、他のこととは違う国家運営の根本指針であった。ここを踏み外したアメリカを信頼して借りを作るなどは、今のイラン(戦争)有志国募集に見えるように戦争に巻き込まれるなど危ういことはなはだしいのではないか。
 ちなみに、これらすべてはすでにもう、トランプ治下だからこそ起こりえたこととは言えない。イラク戦争開戦など国連無視は前からだし、トランプがやった国連無視諸施策などがなくならない限りは。
コメント (1)
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