九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

この歌の解釈は?   落石

2008年06月09日 19時19分18秒 | 国内政治・経済・社会問題
「九条」の席を設けて卓に着く「九条」の汁も葱も減らない

先に紹介した岩田さんの歌ですが、
これって、どう意味なんでしょうね?



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水着の深い悩み    (サンケイニュースより)   ネット虫

2008年06月09日 15時19分28秒 | スポーツ
★最近のスポーツニュースは水着が泳いでいるかと錯覚するような報道。
 中国製の公認水着があったら中国選手はどうするのだろう?
確かに日本は資本主義の国だった。 金で縛られる。

******************* 記   事****************************************

 日本水連が水着問題に決着をつけるのは6月10日。英スピード社の「レーザー・レーサー」(LR)を着用した選手が世界記録を連発する現状を受け、先にオフィシャルサプライヤー3社(ミズノ、アシックス、デサント)に水着の改良要求を出した水連は、今月30日までに3社から回答を得たうえで、6月6~8日に開かれるジャパンオープン(東京辰巳国際水泳場)などで改良水着を試した選手らの意見を聞く。要望が出た場合には、3社以外の水着の五輪での使用を認めるか-を判断することになる。

 これに対し、伊藤華英、森田智己(いずれもセントラルスポーツ)というメダル候補を抱える鈴木陽二コーチは「いまから使っていかないと(北京五輪に)間に合わない」と吐露する。これまで使用してきたミズノ製とLRの双方での準備を進めざるを得ない厳しい状況を語る。

 日本水連とオフィシャルサプライヤーとのつきあいは深い。契約内容以外にも、大会への協賛やプログラムへの広告掲載、大会役員用の衣装の提供など、3社は長年にわたり、さまざまな形で水連を支えてきた。
それだけに、「長年の関係を大切にしたい。とにかくわれわれは3社を信頼している」と日本水連の佐野和夫専務理事。LRだけが飛び抜けた成績を残す現状にも、すぐにはスピード社をサプライヤーに加入させることができない事情が、そこにある。

 企業とのつながりは、選手にもある。日本のエース、北島康介(日本コカ・コーラ)はミズノとアドバイザリー契約があり、松田丈志、中野高はミズノスイムチームの所属で、「ミズノの水着を着てもらう前提で、サポートしている」(ミズノ広報)。18日の早慶対抗水上競技大会にオープン参加した北島は、記者会見でのLRに関する質問に、「速い水着が出れば着たいのは当然だし、僕にはあまり意地悪な質問をしないでください」と複雑な表情を見せた。北島を指導する平井伯昌コーチも「ジャパンオープンで、許されるなら着せたいが、五輪で着られないなら試してもしようがないという気持ちもある」と語り、難しい立場を感じさせた。

 また、柴田亜衣らチームアリーナの3人はデサントの社員。契約による制限はないが、他社製品の着用には抵抗があるだろう。4月の日本代表合宿で首脳陣が、3社に水着の改善を求めたい選手を確認した際にも、「所属が社員である選手は(手を)挙げなかった」(関係者)という。
日本代表の上野広治監督は「五輪は4年に1度。悔いのないようにさせたい。そのための障壁があれば、戦うしかない」と語る。だが、選手は競技生活を支えてくれる企業への情を断ち、勝負に徹しきることができるのか。水泳ニッポンの不沈がかかる大問題。円満解決するには、3社がLRに劣らない水着を開発するしかないが-。(橋本謙太郎)

 ■オフィシャルサプライヤー契約 日本水連とミズノ、デサント、アシックスの契約で、アテネ五輪後から2017年3月までの12年間、日本水連は代表選手への水着用品の提供を受ける一方、代表選手は契約会社いずれかの水着を着ることを義務づけている。00年シドニー五輪までは3社が持ち回りで男子用、女子用などを担当したが、シドニー五輪以降は、選手が3社の中から選択できるようになった。日本水連では、企業数を増やすことを妨げる規定はないとしている。
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沖縄県議選・・与党過半数割れ          まもる

2008年06月09日 09時36分52秒 | Weblog
 新聞の休刊日だが大きなニュースが一杯。
 首都では世の中にむかつく男が歩行者天国に突っ込んできてサバイバルナイフで十数名の市民を殺傷。
 
 しかし、世の中に不満のある人間が正当に自己主張し行動して世の流れを変えたのが「沖縄県議選」
 休刊日でなかったとしたら、殺傷事件のきじの片隅に追いやられていた出来事であろうが本質的には、日本を変える可能性を含んだ大事な意思表示だったと思う。
 以下朝日新聞のネット記事から転載したい。

**********************************************************************

「沖縄県議選、自公過半数割れ 高齢者医療への反発響く」

沖縄県議選(定数48)が8日投開票され、県政与党の自民、公明は公認、推薦を合わせても過半数に届かなかった。後期高齢者医療制度などをめぐる有権者の反発が激しく、支持を広げられなかった。就任から1年半を迎える仲井真弘多知事は厳しい県政運営を強いられることになり、米軍普天間飛行場の名護市移設など基地問題にも影響が出るのは必至だ。

 自民、公明両党の公認、推薦候補は各選挙区で苦戦。改選前は27議席を占めた与党系は、定数の半数(24議席)に達しなかった。一方、改選前20議席だった野党系は順調に票を伸ばし、初めて公認候補を擁立した民主も議席を獲得した。

 政党別の獲得議席は自民16、民主4、公明3、共産5、社民5、地域政党の沖縄社会大衆2、そうぞう1、諸派3で、無所属が9。無所属のうち与党の推薦は3人、野党の推薦が6人。

 投票率は57.82%で、前回の58.72%を下回り、過去最低だった。

 今回の県議選で野党各党は告示前から党首クラスの幹部が繰り返し沖縄入り。後期高齢者医療制度を争点に据えた選挙戦を展開した。国会に同制度の廃止法案を提出し、県議会での与野党逆転が制度の廃止につながると訴えてきた。

 仲井真知事は、県議選の争点を「県政に対する評価」と位置づけ、自ら街頭に立って与党系候補を応援したが、後期高齢者医療制度などをめぐる政府・与党への逆風をかわしきれなかった。

 少数与党になる仲井真知事は今後、予算編成などで、野党側に一定の譲歩を迫られることになる。知事が推進の立場をとっている普天間飛行場の移設をめぐっては当面、県議会の同意や了承が必要となる局面は予定されていないものの、野党各党はそろって県内移設に反対しており、仲井真知事は難しいかじ取りを強いられそうだ。

 また、11月に任期満了を迎える那覇市長選にも影響を与えそうだ。
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ここまでのグランパス(16) この層の厚さ! 文科系 

2008年06月09日 04時13分42秒 | スポーツ
新聞などの記事は小さい扱いでしょうから、ナビスコカップの結果をここで大々的に宣伝します。
そしてもう一つ、今日は、中田英寿のチャリティーマッチにも触れてみます。


「グランパスが浦和に、浦和の競技場で、つまりアウェイで、5対1で圧勝しました! 例によって後半に入った杉本が3点、ハットトリック! それもたった26分間で!」

ナビスコカップなのですが、マスコミはJリーグに恨みでもあるのか、この記事の扱いはとても小さいはず。だからこそ、この記事内容の大きさをここで大々的に喋りたいんです。
両軍ともオマーンなどとの海外遠征に選手を割いています。だからこの闘いは、リザーブ選手、補欠選手が多く入った時の質の闘い。それも現在接戦を続けている1位と2位のチーム間での。それでこの結果! 
「グランパスの前途は洋々」と、これが僕のこのゲーム結果からの結論なんです。

知ってますか。巻とか津田とかの若いFWがこのナビスコカップでどんどん点を入れている。それでグラは「ダントツの1位で、最も速く予選通過」なんですね。
ストイコビッチは、ここでも凄い! どんどん選手層を厚くしているから。こりゃ、レッヅと並ぶビッグクラブが日本に誕生するかも知れませんね。


話は別ですが、中田英寿のあのイベント、いろいろご意見はありましょうが、以下のことだけは確かに示されている。
①現役を退いて世界を旅してから、中田はこんなことにあらためて気づいた。
「俺はサッカーを単に職業だと考えてきたから、次の将来を考えて早めにやめたのだけど、サッカーって世界への影響力が凄いんだなー。どこへ行っても俺の名前が呼ばれるよ!」

②ただし、上のことに関わると文科系が思う背景だけど、こういうことがあるはず。彼が日本人であるということが。日本が、アジア・アフリカからいろんな意味で特別に注目されているということが。
西欧以外から唯一、20世紀初めに西欧と肩を並べた国。その結果として原爆を落とされた唯一の国。そこから驚異的な立ち直りで、世界第2位の経済力を持っているハイテク技術、機器の国。こんな大国なのに9条があって、戦争を仕掛けない国。そしていろんな援助をしてくれる金持ちの国。
これらのことって、案外世界の人々はみんな知っているらしいんです。このことについては、このブログでもおおいに情報交換されてきたところでしたね。
そしてそして何よりも、「世界の老若男女がこれだけ熱中し、国連加盟国とほぼ同数の国がそのワールドカップに参加するスポーツ、サッカーだけは全く弱かった国」。そこからナカタが「アジア・アフリカの星、代表」と見られてきた側面があるということです。アフリカの人なんか、西欧サッカーを今やいつもテレビで見ていますから。これを現役時代から知っている中田だからこそ、渡欧前後から10年も続いた「ナカタネット」に、英語版、イタリア語版の他、中国語、韓国語版もあったということね。
こうして、ペルージャでも、ローマで優勝を決めたときにも、彼があのユベントスから決定的な得点を上げていることなどは、娯楽やニュースの少ないアフリカでは、日本より遙かに有名なことらしいんですね。

③こういうことに気づいた中田が、何か世界に返したいと思った。貧困、飢餓、地球環境に何か出来ないかと考えた。それが「彼個人の今回の動機」だったと思うんです。マスコミとかなんとか周囲にはいろんな思惑はあるでしょうが、彼個人のこういう動機は全く僕は疑っていません。だから、単純に成功を喜んでいます。

まさかとは思うけど、中田英寿が、ここで大いに話題になった中村哲「の変形」のようにならないかなー! だけど地球の貧困、飢餓、地球環境に対して彼が今後も、真面目な問題意識を持ち続け、何かをいつもしていくだろうということは、少なくとも僕は全く疑っていません。

また、ふっと想像するのです。彼が9条について肯定的な発言をしてくれないかなーとも。彼ならばしてくれそうな気もする。日本のスポーツ界には「体制側」が圧倒的に多いけど、彼ならばと、ふっと。
でも無理かなー? 彼って確か、代表で君が代を歌わなかったとかでバッシングされて、右翼に超敏感になってる?

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オマーン戦に思う 文科系

2008年06月08日 22時06分56秒 | スポーツ
まずはじめに、昨日までの当ブログ1週間の人気状況確認を。
「アクセス人数1,199人、閲覧面数4,297面」
いずれも、過去最多数です。またまた、ご同慶の至り!

さて、オマーン戦です。
ジャパンは、「引かれて、カウンター狙いの戦法」をいつになったら崩せるのでしょうね? 同じ誤りを何回も繰り返すのは脳がなさ過ぎると、我慢強い僕もさすがもう、思うようになりましたよ。
敵が引いたときは、「その場合の点が入る確率」から作戦を考えるなんて論理的に当たり前のこと。その確率とは、
①中長距離シュートをも必ず打つこと。敵人数の前身面面積よりも、敵の上空も含めて空いている空間のが多いから入る確率も思ったよりもけっこう高いのだし、侵入・パス・シュートやピンポイント・パスからのシュートよりも、打つ機会がずっと多いはず。それに、何よりも敵をゴールから高い位置に剥がすためにも必須のはず。そして、これを気軽にやっておいてこそ、次も初めて生きてくる。

②敵が人数でくるのなら、こちらも人数をかけねばシュートと点の確率は高くならない。必要なときには、みんなでゴール前に殺到する意志一致をしておかなければいけない。岡田監督は「ピンポイントを狙うな」とは言っていたようだが、「前へ詰める」という、この意思統一を十分に図っていたとは思えない。だって、玉田は入るけど、他がみんな外にいるんだもの。

③②と①とを併用してこそ、「こぼれ球・シュート・得点」の確率も高くなるのだし、第一サッカーの得点なんて、セットプレー時も含めて「こぼれ球」的なものが一番多いのではないか。中長距離シュートからこぼれ球シュートなんて、しょっちゅうだと思うのだ。ただその直前まで、「みんなが詰める」のセオリーを守らなければ、「ごっちゃん得点」も来ない。
「ごっちゃん得点」といえども、「確率を計算して作るもの」ではないのか。それを日本は綺麗に崩そうとしすぎだと思う。中山雅史の得点なんて「偶然のように見える得点」が一番多かったのではないか。かれがそのように「確率を計算している」のだと思う。彼は凄くゴール前へ詰めますよね。
日本はなまじっかよく走るし、パス力があるのでそれに淡い期待を懸けすぎていると、僕は思う。

俊輔のようなパッサーがボールを持ったら、玉田だけでなく、松井も大久保も、近くにいたならば遠藤や長谷部も、ゴール前に詰める。これである。それも①を十分にやって敵をゴールから遠ざけておかなければ意味が半減する。

なんか腹が立ってきた。 
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昭和16年12月の東京地区の新聞など(保守系)

2008年06月08日 17時58分21秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
8日、大東亜戦争始まる。永井荷風は「余が余り足る電車乗客雑踏せるが、中には黄色い声を張り上げ、演説を為すものあり」、興奮した市民の日記を書きとめていいます。古川ロッパは「ラジオ屋の前は人だかりだ。切羽つまったのが、開戦と聞いてホットした」とあります。それでいて、9日に「日米開戦の為、落ち着きを失っている」と、多くの市民も同様であったのでしょう。戦争開始の趣意、「宣戦の大詔」は、ラジオで朝11時45分から放送され、新聞各紙には夕刊に掲載されました。それでいて、9日には、ロッパは「日米開戦の為に落ち着きを失っている」と日記にかいています。しかし、この趣意、「自存自衛の為」に戦争を始めたことをどの位の人が理解していたのか。市民の関心は、戦果に向けられ、10日水曜日には、後楽園で「米英撃滅国民大会が新聞8社の共同開催で行われて、熱狂する観衆が数万も集まったのです。しかもこの12月になって、アメリカ映画は、禁止になるのです。・・ロッパは12月20日、「熱海の町の夜はまるで灯火管制をなどしていない、熱海銀座は、あかあかと明るい」書いています。23日は「新橋演舞場に文楽を見に行く。・・千秋楽の文楽は大満員」、28日には、東宝劇場の「吉本芸道大会」をのぞく、大入り満員。ついでに日劇の金五楼一座も覗いているのです。そして、24日の読売新聞にも「銀座を見る敵性ぶりは、まだ相当なもので、・・これでも戦争をしているのかと疑われる」とあります。荷風は29日、「町の辻辻には戦争の物多く並べたり」とこれが当事の姿です。大晦日の12時から正月の4日まで警戒体制、除夜の鐘もなし。私は思いますが、アメリカ映画がやっと駄目になるのです。
私達が戦後見た映画「風と共に・・・」というのは、戦前に作成されたものです。
戦後、どっとアメリカ映画が入ってきたのでしょう。
これらの記事から見ると昭和20年以前の日本を、軍国時代と言うレッテルで張ってもいけないのかと私は、思います。私は、今年の年賀状で、戦前生まれですが戦前を知りませんという年賀状を書きました。
たまたま4月に大学時代のクラブの仲間と佐渡で会いました。食事も終わり、男女20人位で、様々な話しを車座になって話し合いました。その中に、満州に父親と居たのがいまして、ソ連軍が、強姦し、殺戮した場面を、覚えていて、それが今でも鮮明に覚えていると言っていました。トラウマに・・。
やはり戦前の日本を軍国日本と言って、国民は反対だったとなどしまってよいのか、一概にはいえないのでしょう。そうでなければ、あの戦争の意味が理解できないのです。あの戦争の意味を理解する所から、憲法も考える事なのでしょう。
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ブログの背景(テンプレート)変更について。       管理人

2008年06月08日 15時55分58秒 | Weblog
 当ブログの背景(テンプレート)を変更しました。

 今までの無地のテンプレートはデザイン加工してない生のものでした。シンプルで見易いといった長所があり採用しましたが、最近PX系のコンピュターの一部で
記事が大変探しにくくなるトラブルが発生していました。
 苦情もあり困っていましたが、投稿者の落石さんその他の方のアドバイスと協力によりテンプレート変更によって解決をすることが出来ました。
 
 文字はやや小さくなって見にくい点もありますが全体に明るく若々しいテンプレートにしてもらいました。

 今後益々の投稿、コメントなどよろしくお願いします。
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四川大地震は・・天と地が少数民族に(保守系)

2008年06月08日 01時51分16秒 | Weblog
私は、5月12日に靖国神社の行き、翌日の13日新幹線の中でテロップが流れました。耐震基準がないと・・。私は不謹慎にも笑ってしましました。あの奥地に耐震基準?が・・。あの地域は、チベット族などが住んでいた所です。
本来なら上海か北京に地震が起きれば良かったのです。昭和25年の朝鮮戦争の時期にチベットを侵略したのです。ダライラマは、悲しんでいるのでしょう。
地は地震で揺れ、天は、雨も降り、蒸し暑いのです。日本に自衛隊ですか、何故、シナは断るのでしょう?重慶の爆撃ですか、あれはもう遥か彼方の時代です。
あのシナの共産党は、結果、少数民族を地の手を借りて殺戮したことになります。
これが残念でなりません。あの国の発表数字は信用できません。
それにしてもと・・。北京オリンピックでは、チベットの旗はどうなるのでしょうか。日本の福田も駄目・小沢もシナ派、前首相安倍さんだけが湖?首相にクレームを付けたのは偉いのです。共産党は会ったのでしょうか?
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再び岩田正さんの歌    落石

2008年06月07日 17時27分17秒 | Weblog
岩田正さんの歌集「泡も一途」に9条に関する歌が
他にもあったので、紹介します。


花終へし樹を濡らす雨われ濡らしこころを濡らし九条を濡らせり

「九条」の席を設けて卓に着く「九条」の汁も葱も減らない

悼むべき親なく祝ふ娘(こ)もあらず色紙に九条と大書してもつ

九条を守るはわが趣味守ること守る会にてタンゴを鳴らす


  面白い歌です。それ以外に、こんな歌も。

図書館にしづかにページ繰る音にも遠きいくさの音はまじれる

人並に俺まだちんぼさげてゐる老いてなんかやらぬと気負つて


  

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ここまでのグランパス(15) ⑤ヨンセンと玉田  文科系

2008年06月07日 04時55分50秒 | スポーツ
フローデ・ヨンセンと玉田圭司。このFW二人だけは、「二人合わせてなんぼ」と、組で語らねばならない。何が何でも。

「FWは得点が全て」という俗論で見るならば今季の二人はそれぞれ7点と2点。一方はJリーグ2位で、他方はチーム内でも5位。これでは玉田の価値が全く分からないではないか。何せ監督のピクシーが「Jリーグのベストプレーヤーの1人だと思っている」と語る玉田なのに。さらにまた今や、全日本代表チームのレギュラーFWを張ろうかという尊いお方なのに。今季得点がチーム内でも5位の選手が、どうして代表レギュラーなのか。これを解明するのが今回の目的と言ってもおおげさではない。

とにかくまず、「二人でなんぼ」を玉田の言葉から見てみよう。
①「僕とヨンセンの関係で、なるべくヨンセンを真ん中に置いて、自分が前で潰れようということを常に考えています。相手DFの前に入り込んで行く形を意識していて」
「(質問者が玉田へ)ヨンセンを軸に、玉田選手が引いてボールを受ける、あるいは裏へ抜け出すという形ができていて、ふたりのコンビネーションは高レベルなものですね。 (対する玉田の答) (前略) 自分が引いてボールを持ったら、ボールを下げずにヨンセンに当てて押し上げることができる。彼は潰れ役になれるし、キープ力もとても高いですから。みんなも安心してボールを預けていると思います」
(以上、サッカーダイジェスト誌4月29日号)
ヨンセンの前後左右を持ち前の敏速でコマネズミよろしくクルクルちょこまかと走り回っている玉田が目に浮かぶ。そして、ヨンセンの前に出たときの玉田はというと、このようにプレーするというのである。
「相手DFの前に入り込んで」、「自分が(ヨンセンの)前で潰れようということを常に考えています」
まさしく、「ヨンセンに点を入れさせることが僕の仕事」と語っているのである。そのために、ヨンセンとその前のDFの間に自分が割り込んでDFを引き受け、(一緒に)潰れようと意識してプレーしていると語っている。その玉田もヨンセンのことを「彼は潰れ役になれるし」と信頼していると言う。これは、「二人で点を取らせ合っている」との証言と言えよう。そして、そういう2人として最も多い得点を望めるやり方を求めてきた結果、現在の得点になっていると。それだけのことである。

②二人のプレーは、これだけではない。Jリーグ他チームのFWが決してやっていないことを二人してやっている。
グランパスの再三述べた「良い全員守備からこそ、良い全員攻撃が生まれる」という戦略において、最前線の守備をこの二人は他のどのチームのFWよりも担っているのだ。
再三述べてきた「敵ボール奪取数で、Jリーグナンバーワンチーム」、「そのためにJリーグFW陣で、最も低い位置まで下がっているタックルライン」の担い手なのである(5月28日の当連載第7回目参照)。守備のためにそれだけ上下動を繰り返すことをチームから要求されているFWなのである。点取りで互いのために潰れ合い、助け合う二人だから、守備でもそうしあっているはずだ。なによりも、観戦されるならば二人が守備のためにいかに下まで下がってくるかは、一目瞭然である。
その場合こういうことが言える。ポストやクサビ役があるヨンセンよりも玉田の方が上下動で目いっぱい走りきることが多いらしく、後半に交代が多いということである。

③最後に敵将が見た二人を紹介しよう。今季序盤戦、グランパスのベストゲームの一つ、0対2で破れた横浜マリノスは、桑原隆監督の講評である。

「玉田の身体が切れているのも大きいんじゃないですか。すごくモチベーションも高いし、ヨンセンとの間にもいいコンビネーションがある。ウチとの試合では、本当にむこうは守る意識が高くて身体を張っていたし、それをウチが崩せなかったという内容。今年の名古屋はひとつのチームになっている感じだ」(同上4/29誌から)


こういう二人であれば、このコンビにはできるだけ末永くやっていって欲しいと、僕は願う。得点できている限り、そしてどちらかに事故でもない限りはということだが。他のチームによくあるように、外国人はとっかえひっかえただ利用するだけのようには、やって欲しくない。
ストイコビッチも名古屋で選手生活を終えた。だからこそ、今彼は、国の協会長の職を捨てて、名古屋のために頑張ってくれている。ストイコビッチには、あのジーコがたどった道を切望するものである。そして、そういう力があるのならば、このヨンセンにも。
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複眼の楽しみ   落石

2008年06月06日 19時40分06秒 | Weblog
田中宇さんのブログを覗いたら、自衛機派遣問題について書いていました。
田中さんは、自衛隊機派遣は、日本・中国両政府が
日中の戦略的な未来のために計画したことと判断し、
では誰が壊したのか?について、
日本側は、対米従属路線の外務省、中国側は旧来の指導者層、と分析しています。
そして撤回のきっかけとなった日本のマスコミの報道について
こんな風に書いています。


   

たとえば、日本のマスコミが自衛隊機の中国派遣を大々的に報じるよう、
情報を漏洩したのは誰だったのか。
もし、日本のマスコミが、自衛隊機の中国派遣を正式決定前に報じず、
派遣前日あたりに日中が正式決定して政府発表が行われ、
翌日には自衛隊機が小牧を発って四川省の成都に着陸していたとしたら、どうか。

 中国共産党の古参幹部が騒ぎ出すころには、
すでに自衛隊機は中国に着陸しており、
古参幹部が急いで胡錦涛に抗議の電話をしても、あとの祭りだっただろう。
胡錦涛は「非常に不足しているテントを急いで運んでもらう必要があり、
自衛隊機を出してもらうしかなかったんです。
アメリカも韓国も、軍用機で運んで来てますので」などと弁解できただろう。

 党内の反対を考えると、中国政府は、自衛隊機派遣の実行直前まで、
日本側にも報道を控えてもらいたかったはずだ。
しかし、日本政府中枢の誰かが情報を通信社に漏らし、
話がまとまる前に大々的な報道がなされ、その結果、話が潰れてしまった。
情報を流した人物は、話を潰す目的で漏洩した可能性が高い。

 外務省の巧妙なところは、後日談が望まれる場面で
「情報を漏らしたのは防衛省ですよ」などと、
歪曲された情報をマスコミに流したり、
マスコミが飛びつく「はしゃぎすぎた防衛省」
という感じの起承転結を示唆したりして、
リークを鵜呑みにするマスコミをうまく活用できる点だ。
読者も、作られた後日談を事実だと信じる。
事実っぽい物語を「創造」する手法は、
米政界のユダヤ系(旧約聖書以来の歴史創造の技能集団)を
中心とする戦略立案者たち(シンクタンクやジャーナリズム。ネオコン)から学んだ技術だろう。

そして、アメリカがこけてから慌てて中国にアタマを下げるような
事態にならないように、注意を呼びかけています。

    

この事件、なんなくスッキリしなかったのですが、
この見方は面白いと思いました。

田中さんの見方がすべて正しいかどうか?それは分かりません。
でも、なにごとも複眼で見ると面白いです。
どの見方が正しかったかは以後の展開が答えを出してくれるわけですから。







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読書感想文    落石

2008年06月06日 19時07分16秒 | Weblog
日本の若者の貧困を採り上げた本。
信号機の壊れた「格差社会」(岩波ブックレット)の紹介です。

   


「ワーキング・プア」「名ばかり管理職」
前者は非正規労働者。低賃金。
後者は正規労働者。過労。
共に貧困に苦しんできました。

ようやく最近になって、マスコミで問題として取り上げられるようになりました。
その背景にはインターネット。
ワークング・プアや名ばかり管理職の若者が、
インターネットでNPOや弁護士に連絡、声をあげるようになったのだそうです。
NHKがこの問題を取り上げたことも追い風に。
(自民党筋を刺激したらしくNHKは圧力をうけているようですが)

NO1だったジャパン。いまは先進国のなかでも最低ランクになった経済力。
とくに賃金が低い。
これが若者を苦しめています。
最低賃金を先進国と比較してみますと、
ヨーロッパは1300円。
イギリスも800円から1300円に。
アメリカも1000円。これは中間選挙で、民主党が勝利したため。

さて我が日本は、東京739円、沖縄618円。
これってホント!というほどの低さ。
さすがに日本でも先の参院選挙以降、小泉改革への見直しが始まっています。
民主党から共産党まで最低賃金を1000円に、と主張。
でも、まだアメリカ並み。

若者たちは、信号機の壊れた社会の犠牲者です。

  

9条の問題は、こうした若者の問題とつながっているのではないでしょうか?
どう、9条の問題とつながっていると若者に説明したらいいでしょうか?

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保守系さんのコメントから    落石

2008年06月06日 10時11分38秒 | Weblog
私は韓国人の評論家である呉から直接聞いたのです。
また、最近、韓国内で、日本統治時代の見直しがされているようです。
あの統治時代が、私が言いましたように、
日本の統治が韓国の近代化や民主化に役立ったのだと・・。

私は、シナや欧米のような、日本人には、他国(他者)を支配するような
強靭さ・知恵・あくどさがありません。
善人過ぎるのです。

この島々に居ればよいのです。

   

たしかに韓国のなかで、愛国心のあまり過去の事実を
色眼鏡で見すぎていたという反省、というか、反作用があるようですね。
(愛国心のあまり事実をゆがめて見てしまうのは、
韓国ばかりではなく日本も同じですが)
でも、日本の統治が直線的に今の韓国の発展に役立っているというのは
どうでしょうか?

そういう言い方は韓国の人がいうのは良いでしょうが、
日本人は言わないほうが良いでしょう。
いうなら、そうした遺産を見事に役立てた
韓国の人の創意、工夫が素晴らしいと。
事実、その通りでしょうし。

保守系さんの日本人の性格は一面真実、一面違っています。
善良という点に賛成しても、だからあくどさがないとは言えません。
それなりの強さやアクドサがあるのでしょう。
だから中国へも侵略・進出していったのでしょうね。
やり方の違いだけでしょう。
(やさしい人のほうが残酷というのも、世間の実態)


最後の結論は大賛成です。
専守防衛でいきましょう。



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ここまでのグランパス(14)各選手の見所 ④中村直志 文科系

2008年06月06日 06時56分04秒 | スポーツ
グランパスの敵ボール奪取数がリーグ1位であることとその戦術とは、5月28日の第7回目に述べた。
サッカーダイジェスト誌によれば、FWのタックルラインが低く、DFのタックルラインが高くて、両ライン間の距離がリーグ1位の短さ(9.3m)であることがその正体であると。
ちなみに2位はガンバ(10.2m)、3位は鹿島であるが、グラやガンバのこの距離は極端に短くて、Jリーグ平均(23.9m)の半分以下である。そして、この短いラインの間に味方が密集して敵を囲い込み、最後には、敵の攻撃起点などを、これまたリーグ最多数のタックルでしとめる。中でもこのナオシのタックル数は現在までJリーグ全選手の中でもナンバーワンである。

再三書いてきたが、サッカーの守備とは、「味方ゴールから遠い所で敵ボールを奪うこと。そうすれば点も入れられにくいばかりではなく、攻めっぱなしにできて、かつ、点も取りやすいということ」。ナオシはこうして、点を防ぐだけではなく、「良い守備から良い攻撃が生まれる」その原動力でもあるわけだ。
「良い守備からしか良い攻撃は生まれない」というのは、ストイコビッチ・サッカーの最大柱だが、これを縁の下で支える最大功労者と言える。常時中盤を前後左右に誰よりも多く走り回っては、危険を察知するとタックルをみまう選手。ヨーロッパサッカー通には、イタリアはACミランにおいて目の肥えたファンから “闘犬”と呼ばれて親しまれているジェンナーロ・ガットゥーゾを思い出していただきたい。彼もナオシと全く同じタイプとして飯を食っており、玄人に好かれている。あの”闘犬”の恐ろしげなひげ面とは似てもにつかない優しげなナオシだが、ここはひとつヒゲでも蓄えていただいて、少し威圧感を付けて、内田、香川、長友、安田など若い奴にサッカーの怖さをたたき込むと、こんなことを想像するのも楽しいという彼の仕事ぶりである。敵攻撃陣に対するJリーグ最高の教師になれる選手なのである。

なお、こんなわけだからナオシの仕事ぶりへの経営陣の評価も極めて高い。グランパスGM・久米一正氏がこんなことを語っているが、近年の失速を反省した、正しい目・選手評価だと思う。
「ウチは夏場に弱い傾向があって、(中略) 7,8,9月の時期をどう戦うのか。中村があれだけ動き運動量が多くなる中で、代わりに誰がカバーするのか。そういう部分の連係がひとつの課題です。去年と同じ轍を踏まず、そこをしっかり乗り切れば」(サッカーダイジェスト5月27日号)

なお、現在はこんな彼だが、もともとは小川佳純のような攻撃的中盤も十分にこなせるパス力、突進力をも有している。今でも奪ったボールを竹内などにシンプルに繋いでは、攻撃の起点にもなっていくし、自らゴールへと向かっても行ける選手なのだ。ちなみに、得点した時の一歩前のパスをアシストと言うが、小川に次ぐチームアシスト数第2位が彼である。


僕はこの選手が非常に好きだというだけでなく、グランパスでももっともっと彼のファンが増えて欲しいと思っている。サッカー観戦、その文化の発展のためにも。攻守の分業が明確な野球の影響なのか、日本人は点取り屋に目が行きすぎる傾向があると思う。点取りに目がいきすぎるファンは、チームを強くすることは出来ないはずだ。ちょうど、スペインやポルトガルやアーセナルや川崎フロンターレが最後の勝者にはなりにくいようなものだ。それぞれ面白いサッカー、美しいサッカーだとは思い、評価もするのだけれど。
ナオシの昨季と今季の得点はゼロ。点が取れる人間が、「闘犬」、汗かき役に徹することができているからこそ、今のグランパスが強いのではないか。そこで考えてみたことがある。こう叫んだら、ナオシは怒るだろうか。 
「得点ゼロはナオシの勲章。是非今期最後までゼロで行ってくれ!」

「疲労がたまって動けなくなることを予期されていて、そうなったときにチーム、経営陣から最大の評価が与えられるファイター」
素敵ではないか!
コメント (2)
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愛知の軍事施設は ③           まもる

2008年06月06日 02時10分41秒 | 国内政治・経済・社会問題
「武器弾薬は軍艦の「通常搭載物」

つぎは海の部分です。
愛知県には海上自衛隊の基地はありません。しかし名古屋港で軍事利用が進められてきている実態があります。98年8月に米軍艦船モービルベイが名古屋港の沖合に停泊しました。それ以前には米軍艦船の入港がほとんど許されない実態がありました。
しかし、01年8月には米軍艦船ゲアリーが23年振りに名古屋港に入港する。04年3月と06年1月にはブルーリッジが入港しています。ブルーリッジはイラクに攻撃したときの旗艦です。07年5月にはイージス艦ポールハミルトンが入港しています。このポールハミルトンはイラク戦争でもっとも弾道弾ミサイルを多く発射した艦船と言われています。これは、米軍や自衛隊が軍港だけでなく商業港も使っていこうという方針の現れです。
これに対し、名古屋港管理組合は
1.岸壁が空いていれば受け入れる
2.武器弾薬は軍艦の「通常搭載物」であり危険物としては取り扱わない
3.米艦船の入港は、外務省を通じているので非核三原則は守られて
いると見なす
という対応をしています。
ポールハミルトンは核搭載可能艦船です。

「適齢者情報の提供を求める」

最後に自衛官募集の問題です。
昨年11月末に愛知県が主催して、各自治体の自衛官募集事務担当者会議が小牧基地で行われました。このような会議は初めてで、しかも基地の中で行われています。自衛隊愛知地方協力本部という機関が愛知県に要請して開催が実現したものです。この会議に愛知県下63自治体のうち45自治体が参加しています。
イラク戦争開戦以来、自衛隊の募集業務は非常に厳しい事態だと自衛隊自身が認めています。
自衛官の募集業務は自治体ぐるみで行われています。
立て看板が117ヶ所、募集を掲げた懸垂幕や横断幕が6ヶ所、電光掲示板は5ヶ所、そしてポスターの掲示は538ヶ所もあります。広報誌への掲載は8回行ったところを筆頭に97%の自治体の広報誌に募集が掲載されています。
97%の県立高校が自衛隊員募集のポスターを貼り出し、中学生の職場体験授業として自衛隊艦船の見学が行われています。
とりわけ深刻なのは、適齢者情報の提供を自治体に迫っているという問題です。住民基本台帳に基づき、15歳から18歳の青年の氏名、年齢、性別、住所を自衛隊に提供しろということが上記募集会議で一番強調された中味だったそうです。
既に3自治体で適齢者情報が提供されたと言われています。また、岐阜県では半分の自治体が、三重県では93%の自治体が個人情報を自衛隊に提供しているということも明らかになっています。
こんなことが許されていいのでしょうか。

「変貌する自衛隊」

いま自衛隊では、米軍再編に伴い、陸海空の司令部一体化が進められており、自衛隊の態勢や装備が専守防衛から海外派兵型に変えられようとしてしています。
また、陸上自衛隊のなかに中央即応集団という海外派兵専門集団が作られ、訓練の中味も都市型訓練に変わり、日米共同訓練が増加しているという特徴があります。
新潟県の関山演習場では、「イラクの自由作戦」に参加し、主に首都バクダッドでの武装勢力掃討作戦に従事した米陸軍歩兵部隊と、陸上自衛隊普通科連隊約220人が共同戦闘訓練を行い、岡山県の日本原演習場では同じく陸自が、ファルージャ総攻撃に参加した米海兵隊第31海兵遠征部隊と共同訓練を行っています。
これらの戦闘訓練の特徴は近接訓練と言って、10メートルとか15メートルというように本当に目の前で戦闘する訓練だということです。これはイラク戦争を想定したゲリラ戦やテロ対策訓練で、いつでも米軍と一緒に海外で活動できる軍隊が目指されています。
海外派兵の装備としては、新型空中給油輸送機やヘリコプター空母の配備があります。
憲法9条を解釈改憲して作られた自衛隊が専守防衛といいながら、いまこのような実態にあることを私たち国民は主権者として知っておく必要があります。

「画期的な判断が」

この原稿を作っているとき、名古屋高等裁判所で画期的な判断が出されました。
元外交官や市民ら約1100人が国にイラク派兵差し止めや慰謝料などを求めた訴訟の控訴審で、名古屋高裁は派兵差し止めと慰謝料請求の訴えを棄却しましたが、米軍兵士など多国籍軍の兵士を輸送する航空自衛隊の活動について、違憲との判断を示しました。その判決なかで、「多国籍軍の武装兵員を戦地であるバグダッドに空輸した行動について、他国の武力行使と一体化した行動であり、憲法9条に違反する」との判断を示し、「イラク特措法にも違反している」と述べています。
これにより、政府の政策変更が迫られますが、同時に、KC767による米軍戦闘機 F15への給油も不可能になったものと思われます。
画期的な判断です。

★以上三回にわたり東海放送文化人九条の会のHPより転載させていただきました。
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