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九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

人間にとっての文化「活動」とは  文科系

2008年08月15日 19時54分50秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
昨日の僕の「サッカー物投稿」へのまもるさんのコメントにお応えした物を一部手直しして、投稿に格上げします。まもるさんの「子どもとスポーツ」の観点を大事な物と捉えたからです。


まもるさんへ
子どもとスポーツ。「やるスポーツ」人気の多様化・分散化と、全般的なその人気低下。「やるスポーツ」と「見るスポーツ」と。
このような社会問題を網羅してなかなか面白いスポーツ・コメントでした。あとこれに、「やるスポーツ」としての「生涯スポーツ」が入ればもっと面白かったけどな、などと考えていたものです。

絵画、音楽、料理と酒など、人間が歴史的に作り上げてきた五感の自然な楽しみに、運動感覚の楽しみというスポーツを加えて、人間の文化活動論議がここで盛んになることを願ってきました。それらを「見、聴き、味わう」だけでなく、それらを「やる」意味をこそ強調してです。

文化活動を「やる」がない、「見、聴き、味わう」は人間性の大事なところで「本当の主体性」が欠けてしまい、そういう「人格」は今やテレビ、映画、マスコミなどの「餌食」にしか過ぎないのではないでしょうか。文化、「感覚の好み」について、主体性無しということです。「無意識のうちの主体性無し」も含めて、ですね。
体制的文化に抵抗している積もりの人々でも、自分の文化を体現していなければ、体制的な人々と感性の所ではあまり変わっていないと言いたいんです。不破哲三氏が、最も身近なその連れ合いさんが証言したように、テレビ時代劇の猛烈なファンであるようなもんです。僕はテレビ時代劇ほど馬鹿馬鹿しいものはないと思っています。身分制社会の人間模様が、「建前・権利としては平等な」今の社会と同じ感覚で作れるわけがないじゃありませんか。テレビ時代劇とはこうして、リアリティーがないという意味で単に無意味な「娯楽」と考えています。

そしてさて政治とは、貧困、困難の除去というだけではなく、それぞれかけがえのない人生を価値あるものとする役割も果たすべきだと、僕は考えてきました。
貧しい中でも人生に価値ありと子どもや若者たちに示せないで困難の除去のみを説いても、極論するならば人生半分を語っているに過ぎないのだと思いますね。そんな大人を見て子どもが、「人生への期待感」を育んでいけるわけはないでしょう。「俺自身は楽しみらしい楽しみを持っていないけど、俺の楽しい人生とは、世の人々の困難を除くこと」などというだけのような人生を見て、子どもが人生というものへの期待感を育めるわけがないと思うのですよ。

日本の中産階級の親たちは右も左も、何もない戦後の貧しさから始めて、働きに働き(働かされに働かされて)、世界で最も多い個人貯蓄や「狭いながらも楽しい我が『家』」を残してきました。その代償がニートやパラサイトを生んだという側面はなかったでしょうか。
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毎日新聞より    落石

2008年08月15日 17時23分52秒 | Weblog
昨年5月に開館、NPOが運営する「戦争と平和の資料館ピースあいち」
(名古屋市名東区)が2度目の終戦記念日を迎えた。
年会費を支払う会員が目標数に届かず、厳しい財政状況が続いている。

NPOは二千数百万円の運営費を準備、さらに正会員、賛助会員を
1500人集め、安定した収入の下で運営する予定だった。
しかし、今年7月現在の会員数は正会員(年会費6000円)が296人、
賛助会員(同3000円)が383人で目標の半分以下。

一方で07年度の経費は1200万円かかった。
寄付金やカンパでかろうじて黒字にした。

松本銀子事務局次長は「市には固定資産税減免の相談などを行っているが、
難しい。展示内容を充実し平和の大切さを伝えるためにも財政の安定は重要。
多くの人に会員になってほしい」と話す。

    
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8月15日の空気     落石

2008年08月15日 17時14分52秒 | Weblog
今年は福田さんが靖国に参拝せず、
閣僚の参拝者も少ないようです。

でも靖国派は相変わらず元気のようです。
マスコミの扱いにも微妙な変化があるように
感じます。

靖国問題を問題視しなくなりつつあるような・・・
(オリンピックがあるからかも)

これって良いことなのか?
悪いことなのか?
微妙。

   

中日新聞にこんな本の広告が。

「ならずもの国家 中国の本性」
「中国の崩壊が始まった!」
「それでも中国と付き合いますか?」
「厄介な隣人、中国人」

ちょっと国名を入れ替えてみましょう。

「ならずもの国家 アメリカの本性」
「アメリカの崩壊が始まった!」
「それでもアメリカと付き合いますか?」
「厄介な隣人、アメリカ人」

国名を日本にしたら?
どこの国の広告かな?



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民衆ジャーナリズムの孤軍奮闘         川西玲子さんのメールから

2008年08月14日 11時12分12秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
★風仲間の川西さんからのメール、おすすめ本の紹介です。私も是非読んで見たいものです。(ネット虫)

*********************************

 横目でオリンピックを観ながら、読書に次ぐ読書の毎日。
 お陰で、読もうと思って積んであった本の山が崩れてきました。

 中でも面白かったのが、「民衆ジャーナリズムの歴史」。講談社学術文庫です。
 度重なる弾圧と生活苦に苦しめられながら、帝国主義と侵略戦争に反対しつづけた、地方の弱小メディアの奮闘ぶり。

 中でも昭和8(1933)年に京都で創刊された「現代新聞批判」は、発刊部数500余り、月二回発行のタブロイド版ながら、約10年間、軍部におもねる中央の大新聞を批判しつづけました。
 この業績が埋もれたのは、戦後言論界の大物が批判されているからです。

 編集発行人は、「大阪朝日」を依願退職させられた太田梶太。
 大新聞の特権意識や権力闘争を鋭く批判、新聞社の幹部たちを恐れさせ たとか。
 この「現代新聞批判」の秀逸な点は、大新聞の経営や人事面に踏み込み、新聞産業が持つ構造的欠陥を突いていたことです。

 筆者の門奈直樹氏はこう指摘しています。
「権力への迎合を、個人の良心との関連だけで批判しても仕方がない」。
そして山本明の「イデオロギーとしてのジャーナリズム」(論 文)から、こういう言葉を引用しています。
「商業ジャーナリズムはいったん成立すると、その活動はマスコミ機関として、資本主義的発展過程をたどる」。
 マスメディアの「中立化」は、商業ジャーナリズムの帰結なんですね。

 さて、ではどうするか。
 新聞は今、部数が落ちる一方で危機的局面にあります。
 全国紙でもそうですから、地方紙は推して知るべし。
 今まで以上に広告主との関係を重視しなければなりません。
 TVもやがて同じ道をたどるでしょう。

 ネットには、従来のマスコミとは違う力と影響力がありますが、
 商業ジャーナリズムが完全に無くなるとは思いません。
 ケータイ小説が人気を呼んでもプロの作家は必要なのと同じで、商業ジャーナリズムにも役割があります。

 志の高い言論人が商業ジャーナリズムの世界で排除されないために、私たちにできることは何なのでしょうか。
 すぐには思いつきませんが・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 昭和を生きた全ての人へ、そして昭和を知らないあなたへ
「映画が語る昭和史」もお薦めです。
http://www.randomhouse-kodansha.co.jp/books/details.php?id=608


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また負けた。いつもの「内容」で  文科系

2008年08月14日 10時42分36秒 | Weblog
3連敗になってしまった。今回も、いつもの内容である。シュート数はほぼ同じなど、世界4位を相手にけっこう互角、善戦したが、終わってみればまた1点差。ペナルティーキックで1点、それで逃げ切られてしまった。
同じアジア勢が軒並み惨敗だとしても、アジア首位の日本には、なんとか勝って欲しかったのに。これで世界にはこんな風評がたつことであろう。
「日本相手には、まず全力を挙げて1点を取る。それでほぼ十分。あとは守ればよい」

こういう日本の僕なりの総括は、10日の投稿「三つのワールドカップと今五輪との総括」に書いたが、書き残したことを最後に一つ。ゴール前が特に弱いもう一つの原因について述べてみたい。

Jリーグ各チームが、点取りを外国人に頼り過ぎているのではないか。
例えば、今季現在の得点上位者7位まで13人で、日本人はたった2人、トゥーリオと巻誠一郎だ。他の代表FW全員を見ても、大久保の5点を除いては、矢野、玉田、前田、田代だれも30位以内にも入っていない(もっとも、前田は長く故障していたから例外かも知れない)。
ヨンセンを助けるタイプのFW・玉田が典型であるが、各チームでは、外国人が得点源になっていて、日本人FWはその補佐に回っていることが多いのではないか。
鹿島のマルキーニョス、浦和のエジミウソン、ガンバのバレー、名古屋のヨンセンなど、上位チームは皆そうだ。
これだけ外人FWが中心では、ぎりぎりのところで頼られて頑張れる日本人FWが育たないのではないかと思う。

さて、この考え方からいくならば、今後の代表FWはこうなる。Jリーグ毎日の闘いで点取りじしんについてぎりぎり頼られている者を中心におくと。
中心は巻、大久保。彼らの補佐が玉田、前田と、そんなことになるのではないかという気がする。

こうであるにしても、オシムが目指した「ゴール前に皆が詰めて、連動して点にする」というのが日本の第1の点取り法であることにはかわりはない。つまり、個人に頼ったり、1人のFWが素早く裏に抜けて点にするというのが、日本の主たる戦い方ではないということである。
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北京五輪は時代の転換点    落石

2008年08月12日 19時32分07秒 | Weblog
田中宇さんのブログから転載です。


日本政府はここ数年、マスコミを使って日本人の反中国感情を煽り、
米が中国包囲網を作る際の一助になることで、対米従属を強化しようとしたが、
米自身が中国重視を強める中、日本の戦略は破綻している。
日本にとって「お上」である米が、中国をアジアの覇権国にしたい以上、
日本はその事態を受容するしかない。
妥協がいやで「反中国」を思い切りやりたい人は「反米」になる必要がある。

もしくはイスラエル右派のように、米の軍産複合体や右派議員と話をつけた上で、
日本の自衛隊が米軍を巻き込む形で中国に先制攻撃し、
米中戦争を勃発させ、日米VS中国の冷戦型の長期戦争を実現する
という構想もあり得るが、
米の右派には「やりすぎによって自滅させる」という隠れ多極主義者がいる。
今のイスラエルのように、日本が自滅的な戦争の矢面に立たされて終わる
可能性が大きく、非常に危険である。
共和党マケイン候補が次期大統領になったら、米軍産複合体の利権を背景に、
日本に中国との戦争をけしかけるかもしれないが、日本がこれに乗ると、
再び「敗戦」の破滅を経験することになりかねない。

中国が日本より優勢で強い国になることは、日本の「戦後」が終わることをも意味する。
戦後の日本は、戦前のようにアジア最強の立場を利用して
中国などのアジア諸国に侵攻占領することを繰り返さないよう、
日本人が自らのナショナリズムを自己抑圧したり、
自国の軍事拡大に対して嫌悪感を抱くような世論作りや教育が行われてきた。
しかし、アジア最強の国が中国になり、
朝鮮半島や東南アジアの諸国が、日本ではなく中国の顔色をうかがうようになると、
もはや日本が再びアジアを侵略する恐れがない状態になる。
日本が自らナショナリズムや軍事化を抑制する必要はなくなる。

すでにこの「脱戦後」の状況は、10年ほど前から、
日本でのマスコミなどによるナショナリズム発揚の動きや、
防衛庁の省への昇格などの形をとって表れている。
もはや、日本はアジアで最強ではなく、アジア侵出する可能性はないのだから、
日本が国民のナショナリズムを煽ってもかまわないことになる。
中国や韓国は戦後ずっと、国を挙げて国民のナショナリズムを煽り続けてきた。

日本では自国のナショナリズムを嫌い、
中国や韓国のナショナリズムを黙認(ときに賛同)する「左翼」は
時代遅れとなり、ほぼ絶滅した。
終戦記念日や、広島・長崎の原爆記念日も、影が薄くなっている。

今の中国は、日本のナショナリズム高揚や軍拡に、あまり懸念を持っていない。
中国は冷戦中には、米が日本に再軍備させて中国と対抗させることを警戒し、
日本のナショナリズム高揚を懸念していたが、
すでに冷戦は終わり、米中枢で冷戦派(軍産英複合体)より
多極派(親中派)が優勢になって、中国の台頭が容認・誘発され、
アジアの国際関係が中国中心になっていく傾向が確定する中、
中国は日本を懸念しなくなった。
もはや、国外から日本を抑止しようとする力は存在しない。

日本は米にも中国にも気兼ねせず、国家戦略を自由に決められる状況になっているが、
逆にこの状況は日本人にとって「従うべき方向感」が
失われた閉塞的な感覚をもたらし、日本のナショナリズムは自閉的になっている。
もったいないことである。

    

今こそ真の独立国家に成長するチャンス。
真の愛国心の時代がやってきた。
オランダ位の中規模国家を目指そう。
そして隣国と仲良くしていくことが国家百年の計。
絶好のチャンス。

竹島くらいあげても良い。百年の友好が結べるなら。
安いもの。





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明日五輪サッカー、オランダ戦  文科系

2008年08月12日 14時39分09秒 | スポーツ
明日13日、表記の闘いがある。決勝トーナメントには出られなくなったが、これからの日本サッカーにとっていろんな意味ですごく大事なゲームだと思うので、触れてみる。僕はテレビのオリンピックブームにはほとんど接していない。自分で選択したわずかなげームと新聞しか見ない。テレビ・スポーツは、何か人間性の根幹であるその主体性、個性というものを根本から損なうような気がするし、「勝ち負け主義・国家主義に毒されたスポーツファン」と違って、真のサッカー愛好家を静かに自負したいから。

オランダ戦に触れる前に、こういう「テレビスポーツ低俗文化」への皮肉を一言。
バドミントンで「オグシオ」が準々決勝で落ちた。そこかわり、末綱・前田組が世界1位の中国ペアを負かして準決勝に進出した。オグシオには何の恨みもないのだけれど、正直「ザマーミヤガレ」と思い、末綱・前田には、心から祝福したい気になった。このマイナースポーツの「オグシオブーム」を、かねてから腹に据えかねていたからである。ダブルス6位の彼女らがこれだけ騒がれて、8位の末綱・前田はなぜ騒がれてこなかったのだ? テレビ写りの良い「オグシオ」をテレビ・マスコミと提携して世間に売り出し、そこからバドミントンの普及を計ろうという、協会の作戦を感じたのである。末綱・前田ペアもきっと僕と同じようにそう思っていたに違いない。そして、「オグシオ」の陰で大変な努力をしていたに違いない。
なにしろ、もの凄い精神力なのだ。1セット目は8点で負け、2セット目は大接戦、ジュースでの勝利。ここから自信を得た3セット目、中後盤の連続ポイントはどちらが世界1位か分からなかったほど。スポーツでよくあることなのだが、1ゲームの中で、凄い成長を遂げたように見えた。二人のスマッシュは凄いし、前田のレシーブがゲームの中で凄く上達してきたみたいだった。
末綱・前田ペア、彼女らの今後はずっと見守っていきたい。バドミントンは野球よりも余程好きだし。テレビもこのペアのゲームをちゃんと追って欲しいものだ。

さて、オランダ戦。12日毎日新聞に相馬直樹が書いている記事を紹介するだけで僕の作業は終わるというくらいだ。それほどに相馬の記事が僕には説得力があった。
「(ナイジェリア戦は)両サイドバックの攻撃参加が活発になったが、ゴールに結びつかない。最後のゴール前での迫力が足りなかったのだ」
「身体能力の高い相手の守備陣からゴールを奪うには、少なくとも3人、できれば4人がペナルティーエリア内に飛び込みたかったが、実際に飛び込むのは李(柏)と谷口(川崎)ぐらい。中盤の選手が入っていくことが必要だった」
「ゲーム全体としては悪くなかったが、こうしたゴール前の『差』と攻守の切り替えの部分での『差』が、勝敗を分けてしまったと感じた」
「ボールを失った瞬間の『奪いに行く』のか『遅らせる』のかの判断が勝負を分けた」
そして、相馬のオランダ戦見通しは、こうだ。
「13日の最終戦。予選突破のかかるオランダは全力で来るはずだ。ゴール前と、攻守の切り替えの判断を武器に襲い掛かってくるだろう。本気のオランダを相手にその『差』を埋めることができるか。反町ジャパンの集大成を見せて欲しい」

こうして、今の僕の気分。もしオランダに勝つならば、それはオリンピック予選敗退感をきれいにぬぐい落としてくれる以上に意味のある朗報となる。緊張が解けたときの日本は案外強いのだし、予選突破を決めていないオランダは危機感を持って臨んでくる。こんな日本に有利なガチンコ勝負は、珍しい。
もしここで勝つようなことがあるならば、96年のアトランタ五輪対ブラジル勝利ぐらいの意味があると思う。後世への影響が。アトランタも予選敗退だったが、ブラジル戦勝利は歴史に残る大事件となった。あのアトランタ戦から、98年ワールドカップフランス大会出場を皮切りに、日本サッカーの「世界突入」が始まっていったのだった。中田英寿、川口能活、松田直樹、服部年宏、田中誠、伊東輝悦、城彰二。みんなあそこから生まれた選手である。

毎月発表される世界サッカーランキングこの8月現在でオランダは4位の国であり、しかも若手世代ではヨーロッパ最大の好選手の宝庫である。ちなみに、ナイジェリアは27位、アメリカは31位、日本は35位とあった。
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麻生さんが総理になったら        まもる

2008年08月12日 13時44分03秒 | 国内政治・経済・社会問題
★マガジン九条の「つぶやき日記」にこんな記事が出ていた。ほんま恐ろしい。

************************************* 内閣改造、今回の注目株は、麻生太郎氏の自民党幹事長への起用ということらしい。各メディアは「国民的人気のある麻生氏起用で、選挙を乗り切る構え」というような解説をしている。
 でも、ほんとうにそんなに“国民的人気”なるものがあるのだろうか。疑問だ。
 もっとも、麻生氏の超タカ派的政治信条は有名だし、そういう意味で、一部の人たちには人気があるのかもしれない。
 例えば、中川昭一元自民党政調会長とともに、「核武装論議はするべきである」と繰り返していたことは記憶に新しい。いちおうは「私は非核3原則には反対しないが」というエクスキューズつきだったが、それならばなぜ、あんなにも「核武装論議賛成」にこだわったのか、腑に落ちない。
 そのほか、「創氏改名は、朝鮮人自らのぞんだもの」とか「台湾は日本に占領されたお陰で立派な国になった」「アルツハイマーでも分かる」「ホームレスに対する差別発言」など、麻生氏の失言暴言は数多い。
 そしてもうひとつ、最近ではあまり公には語られていないが、次のような過去がある。これは『野中広務 差別と権力』(魚住昭著、講談社)に書かれている話だが、2001年3月、河野グループ(当時)の会合で、次のようなことがあったという。引用する。

<自民党代議士の証言によると、総裁選に立候補した元経企庁長官の麻生太郎は党大会の前日に開かれた大勇会(河野グループ)の会合で野中の名前を挙げながら、
「あんな出身者を日本の総理にはできないわなあ」
と言い放った。>
(文庫版 385ページ)
<(2003年9月の自民党総務会で)立ち上がった野中は、
「総務会長、この発言は、私の最後の発言と肝に銘じて申し上げます」
 と断って、山崎拓の女性スキャンダルに触れた後で、政調会長の麻生のほうに顔を向けた。
「総務大臣に予定されておる麻生政調会長。あなたは大勇会の会合で『野中のような出身者を日本の総理にはできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会の三人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」
 野中の激しい言葉に総務会の空気は凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった。>
(同 392ページ)

 これが事実とすれば、麻生氏はひどい差別主義者ということになる。吉田茂元首相の孫であり、麻生財閥の御曹司という毛並みのよさは政界屈指だけれど、それだけで素晴らしい人間であるというわけにはいかない。
 野中氏の指摘どおり、このような人間が大臣を経て自民党のナンバー2になり、やがては首相の座をねらおうとしている。
「私は絶対に許さん!」と叫んだ野中氏の心情に同意する。

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北島選手はスゴイ    落石

2008年08月12日 11時05分19秒 | Weblog
本当に金メダルに値する選手ですね。
まだまだ進化していたんだ。
ライバルが登場して、進化する。
これぞオリンピックの真髄でしょうね。


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学テ矛盾の全面展開       風仲間・こんどうゆり子

2008年08月12日 09時40分49秒 | 国内政治・経済・社会問題
★風仲間の岐阜のゆり子さんからのメールです。当ブログ久々の教育問題です。
(まもる)

 「全国学テの矛盾」の全面展開です。    近藤ゆり子

 自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトチーム(PT)が、全国学テを「不要」と言ったり。
 もともとは、「結果公表→競争」を前提にした悉皆調査だったはず。
この露骨な競争主義は結局は世論に受け容れられなかった。
ところが情報収集&支配(これはもともと秘密主義に結びつく)の欲望に満ち満ちた文科省は「やめる」という選択ではなく、「教育的配慮を施した悉皆調査」という訳の分からないものの毎年実施に拘っている。
「政治の波」に翻弄される児童・生徒こそが良い迷惑(迷惑どころでは済まないかもしれない)。

 関連の新聞記事を紹介します。

 「学力テストの結果非開示 鳥取県教委 異例の多数決で決定」
                    中日新聞2008年8月11日 夕刊

 小中学生を対象にした全国学力テストの市町村別、学校別の結果を開示するよう求めた鳥取県情報公開審議会の答申を受け、県教育委員会は11日、臨時委員会で再び非開示を異例の多数決で決定。本年度も非開示とし、来年度以降は今後検討することを決めた。

 開示が決まれば全国初だったが、市町村教委などの根強い反発を受けた形。県情報公開条例は、県独自のテストを想定し、全県的な学力調査の結果について10人以下の学級を除き情報を開示するよう定めており、決定は「条例違反」になりかねず論議を呼びそうだ。

 臨時委員会では、県条例を踏まえ、中永広樹県教育長が「ここで非開示にすれば法治国家としての根底が崩れる」と開示へ理解を求めた。しかし、委員からは「開示が教育にいい影響を与えるほど社会は成熟していない」「答申に従うのがルールなのだろうが、答申は教育論を理解していない」と反対意見が続出。

 山田修平委員長は2007年度と08年度を非開示とし、来年度以降は今後検討することを議案として採決することを提案。多数決が行われた07年度分は中永教育長だけが反対した。

 県教委などによると、昨年10月に地元新聞社の記者が開示を請求。県教委は非開示を決定した。記者が異議を申し立て、情報公開審議会は7月8日、県教委に開示を求める答申を出した。



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ちょっと気になって   落石

2008年08月11日 21時21分29秒 | Weblog
西欧先進国の社会保障や福祉は、
後進国を搾取することによって可能だった
という説を読んだことがあります。

では日本の場合は、どうなんでしょうか?
同じ様に、後進国の富を横取りしているんでしょうか?

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東海放送人の大西さんの投稿より   落石

2008年08月11日 09時51分06秒 | Weblog
福田内閣の内閣改造に伴って、自民党四役が古賀選対委員長を除いて一新された。
新四役は8月5日党本部で報道各社のインタビューを受けたが、
その中で麻生太郎幹事長は、海上自衛隊のインド洋での給油活動を
継続するための新テロ対策特別措置法の延長問題について
「各国が(アフガニスタンに)増派している時に
日本だけ撤退というのはいかがなものか」と述べ、
活動継続の必要性を強調した(朝日)。

「民主党の協力が得られない場合は給油継続にこだわらず、
他の貢献策を盛り込んだ別法案の提出も検討する」考えを明らかにした(中日)。
麻生氏は、「給油活動はどうしても認められないというのであれば、
インド洋の日本の輸送船の護衛とか、それ以外のことを考えないといけない」
と海自によるシーレーンの安全確保を上げた(読売)。

また、笹川尭総務会長も「臨時国会での新テロ特措法の延長問題は、
『ねじれ国会』だから野党との話し合いが大切だ。
3分の2の衆院再可決という意見を頭から出さない方がいい。
自衛隊の活動をインド洋での給油主体ではなく、
日本に石油を運ぶ輸送船の安全を図ることにすれば、
公明党も民主党も反対しない」と述べた(毎日)。

航空自衛隊のクェートからイラクへの米軍人空輸が
「戦争参加行為であって憲法違反」とした名古屋高裁の判決を素直に読めば、
アフガニスタン空爆を行っている米艦などへの給油行為が
「戦争参加」に当たることは明らかで、
政府・与党は表面では名古屋高裁判決を無視する態度を示しながらも、
高裁判決を気にし、国会で再決議してまでのインド洋給油に
国民世論の反発を恐れていることが分かる。

しかし、麻生幹事長や笹川総務会長がインド洋給油に変わる
「国際貢献」として上げた日本のタンカー護衛を国際貢献というのは
無理な理屈である。
さらに麻生幹事長は、「長期的には(自衛隊海外派遣)恒久法であるべきだ。
(派遣は)スピードを要するから、すぐに対応できる態勢になっていない
とおかしい」(朝日)と恒久法の制定に意欲を示した。

    

 最近の流れがよく分かりました。
そういえば、農林水産大臣が「国民がうるさいので」と発言したとか。

反面教師です。国民はうるさくないといけませんね。
うるさいブログを目指しましょう。

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両側に領土問題をかかえる韓国    落石

2008年08月11日 09時28分27秒 | Weblog
朝鮮日報にこんな記事が。

韓国政府は8日、中国が政府系インターネットサイトで
東シナ海の韓国側水域にある離於島(中国名蘇岩礁)を
中国領だと紹介していることについて、
記述訂正を求めていく方針を明らかにした。

中国国家海洋局の公式資料を掲載するウェブサイト『海洋信息網』は
昨年12月24日付の資料で、離於島が中国の排他的経済水域(EEZ)内にある
自国領土だと紹介していることがこのほど判明した。

韓国の外交通商部は、韓中両国が2006年に離於島は水中岩礁で島ではなく、
領土紛争の対象にはならないとの点で一致している点を挙げ、
「離於島を自国領土と主張する中国国家海洋局のサイトは合意に反するもので、
中国側に対し訂正要求など外交的措置を取る」と述べた。

   

竹島問題も、こういう解決が一番でしょうね。
それにしても韓国の対日、対中国という国民感情に
差があることがよく分かります。

こういうことはチャンと認識していないと。




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三つのワールドカップと今五輪とからの反省  文科系

2008年08月10日 22時08分55秒 | スポーツ
残念。五輪サッカーは負けてしまった。そこで、僕は根本的に考えてみた。以下はナイジェリア戦前の僕の投稿へのコメントにお応えしたコメント文章であるが、それをいくらか手直しして、投稿に格上げ掲載することにした。多くのサッカー愛好者のご意見を頂きたい。


1対2で負けた。まー順当なところ。アメリカに0対1だから、それよりも4位ばかり強い相手なのだ。しかも、ナイジェリアはアメリカと違って、この年代は特に強いと言われてきた優勝候補の一角だ。

お二人のコメント、それぞれまっとうなものだと思う。ワイスさんの「いつもの言い分」も、まもるさんの「世渡り下手」も。僕も、今回初めてちょっと根本的に考え直してみることにしよう。

要するにゴール前の肝心なところで、力を出せないのである。しかも、ここが最も大事な、難しいところなのである。
日本のワールドカップの歴史から考えてみよう。

初出場のフランス大会は、当時弱冠20歳・中田英寿の神懸かり大活躍がなければまず出られなかったものだ。次は、日韓大会だから、予選免除。次のドイツ大会は、アジア予選をやはり神懸かりのようにぎりぎり終盤で逆転を続けて、通過した。まー、こんな腕前(脚前)なのだと思い直した方がよいということだろう。
なまじっか、最後まで走れて、組織的動きによってボールがキープできたりするから期待を持つのだが、「勤勉」、「組織性」は日本人であれば自然に身に付くと考えた方がよい。そこらでは20位ぐらいの力があっても、肝心の点取りは、まー世界順位相当の国ということである。僕はもう、そう考え直すことにした。

フランスの岡田、日韓のトルシェ、ドイツのジーコ。このそれぞれ違ったやり方の、どれが日本人に合っているのかと、考えてみた。点取りを完全にパターン化したトルシェが最も成果を上げている。これも日本人らしい。では、これからはトルシェ流なのかといえば、それは違うと思う。一番大事なことは以下。

Jリーグ日頃のゲーム態度を変えなければいけないと思う。反則や、それに近い行動を減らさないといけないのではないか。反則をすれば止められるとか、反則を誘ってPKをもらおうとか、常日頃甘く振る舞っていたら、精神力が必要な国際大会のゴール前など肝心な所では、攻守とも競り合えないということではないか。
ただでさえ体が小さく、パワーもないだから、「日頃はせめて完全にフェアにやって初めて本番ゴール前の攻守でも落ち着ける」と、こう考えた方がよいのではないか。
中田英寿は日本人には珍しい特徴を持っていた。なかなか倒れない。倒れても反則を取って欲しいと言いたげに未練たらしく寝ていないで、「後で聞くともの凄くいたくとも」何ともなかったようにすぐに起きる。ファールが極端に少ない。彼のようにやらないと、結局ゴール前に必要な本当に厳しい力は身に付かないのではないか。中田はいつも言っていた。「反則をする奴は、上手くならない」


皆さん、Jリーグのフェアなチームを応援することにしようではないか。
反則が多いのは、磐田、京都、札幌、大分。少ないのは、大宮、ガンバ、浦和、清水である。一時当たり前のように言われた「マリーシア(ブラジルから伝わったポルトガル語で、ずるがしこさというような意味か)」なんて、これからははじき飛ばしていこう!
ファールが多いチームは、そのサポーターならば例え勝っても批判しよう。それが、ワールドカップで勝つ日本を作る最短の道である。
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「新型うつ病」なるものが蔓延    落石

2008年08月10日 16時26分56秒 | Weblog
「新型うつ病」なるものが蔓延しているのだという。
仕事中にだけうつになり、会社の外では元気、というのが特徴で、
若い世代に目立つという「新型うつ病」

精神科医の香山リカさんは、著書「うつ病が日本を滅ぼす!? 」
(2008年5月20日刊)にこんなことを書いている。

「本当にこれが『うつ病?』と自分で書いたはずの診断書を改めて見返してしまう」
これまでの「うつ病」といえば、几帳面でまじめな人がかかりやすく、
落ち込み、自分を責め、自殺に至るケースが多いというイメージだった。
しかし、07年から急激に増えだしたとされる「新型うつ病」は、
仕事中だけうつで、帰宅後や休日は普段通り活発に活動する。
自分を責めるのではなく、身近な人間や社会に対して攻撃的な態度になり、
休職したとしても会社や同僚かける迷惑などあまり感じない、
というのが典型らしい。

「新型」は20~30代に目立ち、都内のあるクリニックでは
患者の4割前後を占めるのだという。

こうした状況を、一体どう考えたら良いのか。
「うつ病の真実」「専門医が教えるうつ病」などの著書がある
防衛医科大学校病院副院長で、「
日本うつ病学会」理事長の野村総一郎さんは
「新型と呼ばれているようですが、それは、うつ病という診断はしてこなかっただけで、
昔から別の病名として扱われていたんです。
患者数は増えてはいますが、実態としてはここ数年で急に増えた、
ということでもないんです」

 以上、ヤフーのニュースより。

新自由主義など、新しい時代が、病気のひとつを
珍しいものから、普通の病へと押し上げているようですね。


   
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