Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

「詩人の食卓」と「食卓一期一会」

2005-06-30 10:12:09 | 読書
「詩人の食卓」文 高橋睦郎 絵 金子国義 平凡社(1990)
「食卓一期一会」長田 弘 晶文社(1987)

たいていの本は新刊と思っているとすぐ絶版になってしまうなかで,詩集は息が長い.どちらもamazonに健在だ.

ただし,「詩人の食卓」は七月に始まり六月で終わる散文集(小説っぽいのもあり).ルビつきの凝った印刷.名前が表紙にあるように,この本では金子の役割も大きいようだ.

レシピをそのまま詩にしたような「食卓一期一会」.青い活字を使った,そっけなく洗練された,平野甲賀によるブックデザイン.「朝食にオムレツを」のように苦いオチ?がついたのがぼくの好み.
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