Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ひとがた流し

2007-08-19 22:37:59 | 読書
北村薫「ひとがた流し」朝日新聞社 (2006/07)
何で今,この本を,と,お思いでしょうが,安かったのでリサイクルで買ったため.

内容(「MARC」データベースより)
高校からの幼なじみの千波、牧子、美々。千波が不治の病を宣告され、3人はそれぞれの思いや願い、記憶の断片を思い起こしていく。かけがえのない友よ、時間たちよ-。『朝日新聞』に連載された、北村薫の心ゆさぶる長編小説。

北村薫のミステリーの魅力は,登場人物の,かまととぶりにあった.彼のミステリーからミステリー的な部分を差し引き,かまとと的な部分だけを残したような小説.きれいごとだから,読後感は悪くない.

装丁は「月の砂漠をさばさばと」でイラストを描いていた,おーなり 由子.月の砂漠...の,さきちゃん親子もそれぞれ歳をとって,あるいは成長して登場する.さばさばと...の鯖のみそ煮も再登場する.
コメント (2)
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