高校の同窓会通信の「亡くなった方」のリストから,Old Black Joe を,英語の歌詞 Gone are the days when my heart was young and gay ともども思い出した (新しいことは記憶できないのに,中学で覚えた古いことなどは脈略なく思い出す).
祖母がしきりと「お迎えが来る」と言っていたのも思い出したが,これを英語に意訳すると Old Black Joe の "I'm coming" だな.
小中学校時代の音楽の授業ではステファン・フォスターが幅を聞かせていたが,ぼくより下の世代はこの作曲家をほとんど知らないようだ.故郷の人々 (Old Folks at Home または Swanee River) なんか,コード進行の説明に最適なんだけど...
「小中高 音楽教科書掲載の楽曲リスト」というページを覗いたら,Beautiful Dreamer, Jeanie with the Light Brown Hair という,音楽家に評価されそうな曲は高校用に残っている.しかし Oh Susanna, Old Folks at ..., Camptown Races(草競馬) , ... といった単純な曲たちの姿はなかなかみつからない.
アメリカではフォスターはどう扱われているのだろか.Old Black Joe なら Paul Robeson かなと思ったが,果たして Youtube で 38 万回視聴とあった.
フォスター曲はめったにジャズの素材にならないようだ.Dave Brubeck Quartet による「草競馬」があったがすごく短い.Barbershop Quartet という男性4人無伴奏コーラスのスタイルがある.初期のダークダックスがレパートリーとしていたが,本国では現在もなお盛ん.そこではフォスター曲もレパートリーらしい.「おおスザンナ」を Youtube で複数のグループが歌っていた.
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