Sixteen Tones

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転移癌への放射線の効果

2017-11-26 10:43:49 | エトセト等
「前立腺癌のその後」と題する記事で揚げたグラフの横軸を3ヶ月延長した.
縦軸 PSA (前立腺特異抗原, prostate-specific antigen) の値はここでは癌の活性度の指標であり,横軸は癌摘出手術後の月数.
要約すると

- 手術後は一挙に PSA が減少.
-- その後 PSA が漸増.
- 手術した痕に癌細胞が残っていると想定し,その場所に放射線を照射した.
-- しかし PSA は放射線と関係なく順調 !? に増加.
- ホルモン療法を開始.
-- 3ヶ月で PSA は 4.5 から 0.004 に減少.
- 転移は一箇所と思われるので,そこに放射線を集中的に照射*.
-- PSA はグラフでは横ばいだが,実は検出限界 (0.003) 以下に下がった.

*印の,28 ヶ月目からの治療では,骨シンチでみつかった7胸椎の骨硬化像に放射線を集中的に照射した.あまり経験がない局所照射らしい.
いまのところ癌はおとなしくしているが,これは放射線の効果か/ホルモン療法の成果かはわからない.ホルモン療法をやめてみる勇気はない.このまま何年か様子をみましょう...というところ.

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