Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ゴジラの音楽

2024-11-08 11:35:39 | エトセト等

徒然なるままに,片山杜秀の「NHK FM クラシックの迷宮」で生誕70周年 映画音楽ゴジラ全曲を通して聴いた.伊福部昭のスコアを弟子の清水薫が改変し,より大編成オケ 日本センチュリー交響楽団 で新録音.でも一曲くらいは昔のサントラをサービスしてほしかった.映画のストーリーや出演者にも言及があり,河内桃子を思い出した.

よく知っている変拍子のテーマは,ゴジラに対抗する人間側の準備場面・狼狽え場面で使われたのだった.前から聞いていた既存の自作曲の使いまわしについてその都度説明された.伊福部も片山も使いまわしが悪いこととは思っていないようだ.

ゴジラ公開 1954 秋の半年前にはビキニで第5福竜丸の被曝があった.示唆されているのは水爆実験が海中深く眠っていた魔神ゴジラの目を覚ましたということ…地理的に細かいことは言いっこなし.
ゴジラにノーベル平和賞,もいいんじゃない?

番組で作曲家自身にも被曝体験があるように伝えられた.北大で放射線による木材の強化実験に携わっているうち突然喀血したらしい.放射線源とその管理など,目指したのは高分子の架橋と思うが実験の詳細は不明.本人は原水爆との関連などに思いが及んいただろうか…


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