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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

広島県立美術館 特別展 「没後70年 南薫造 」

2021-05-04 08:45:04 | お絵かき
広島県立美術館の HP に曰く*****広島県呉市出身の南薫造(1883-1950)は、近代日本洋画史を代表する画家の一人です。本展では、清新な作風で注目を集めた滞欧作をはじめ、印象派の影響が見られる油彩画や、みずみずしい水彩画など代表作を網羅し、穏やかで気品に満ちた画業の全貌を紹介します。*****

この画家の少女を描いた絵は既にアップした.この展覧会ではこれらの絵に再会できた.
J 子のお気に入りはトップ左の「少女」1909年 東京国立近代美術館.この実物は初めて.
トップ右の2枚は展覧会出口ロビーにあった,南薫造の母校・安浦小学校の児童制作絵画の展示から.旧 南邸,今の南薫造記念館の内外.

カタログの冨田章の解説のタイトルは「『微温的』な芸術」.南の絵を微温的と評したのは有島生馬だそうだ.「日本の印象派」という言い方をされるが,中・後期の画風を冨田は「筆触が形態を逸脱して自己主張することのない穏健なフォービズム」と言っている.なるほど...
下の2枚はおとなしくて乱暴な例かもしれない.



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