Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ニューオーリンズ@浅草

2010-02-20 17:50:16 | ジャズ
浅草 HUB でデキシーランドジャズ.
初めてのスポットだが,チャージ 1600円は安いし料理もおいしい.東京に住んでいたら,癖になりそう.

年配の方も多く,ほとんどが常連らしいのに,広い店が満員なのがすごい.ステージと客席の一体化は,土地柄だろうか,それともデキシーだからだろうか.もらったスケジュール表には「浅草おかみさん会協賛」とあった.

この日は楠堂浩己とファイネスト・ジャズメン.楠堂さんは薗田憲一亡き後のデキシーキングズを引き継いでいた方で,この日は「ダークアイズ」で10分を越えるドラムソロでびっくりした.ウォシュボード (洗濯板) 演奏がなくて残念だった.
ベースではなくチューバ.一音一音ほほを膨らませて吹く.ギターでなくバンジョー.クラリネットに加え,客席からトロンボーンが参加.複数の管楽器がうねうねと絡み合うアドリブが楽しい.曲によってはピアノも参加.
「わたしを野球に連れてって」に始まり「ベイズンストリート」「小さい花」「私の青空」等,知っている曲ばかり.

Happy Birthday をやったり,サービス満点.

サッチモの時代のジャズはとにかく楽しくなければならなかったのだろう.ディジー・ガレスピーにはまだその雰囲気が残っているが,ミンガスとかマイルスとかになると,その反動か,聞かせてやるという感じの,「おっかない」ジャズになってしまった.
でも,これらはジャズ = 黒人音楽の時代のこと.オバマ大統領の時代のいまでは,それなりに落ち着いている.

しかし 半世紀前のほうがいろんなジャズがあった.のみならず いろいろ雑多な音楽が身近にあった.カントリー・ウエスタン,シャンソン,カンツォーネ,ロシア民謡,etc.

こちらは同じHUBだが別なバンド 有馬靖彦&ディキシージャイブの映像,雰囲気は同じだと思う.カウンターの中から撮影したようだ.


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