路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【安倍内閣】:小泉氏、萩生田氏が靖国参拝 首相は玉串料を奉納

2020-08-15 09:29:30 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・国策犠牲・戦後補償

【安倍内閣】:小泉氏、萩生田氏が靖国参拝 首相は玉串料を奉納

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍内閣】:小泉氏、萩生田氏が靖国参拝 首相は玉串料を奉納

 小泉進次郎環境相、萩生田光一文部科学相は15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。終戦の日に閣僚が参拝するのは4年ぶり。安倍晋三首相は自民党総裁として玉串料を私費で奉納した。首相による終戦の日に合わせた玉串料奉納は、第2次内閣発足翌年の2013年から8年連続。首相は同日午前、東京都内の千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れ、献花する。

靖国神社へ参拝に訪れた小泉環境相(共同)靖国神社へ参拝に訪れた小泉環境相(共同)

安倍首相に代わり、靖国神社へ玉串料を奉納した自民党の高鳥修一総裁特別補佐(共同) 安倍首相に代わり、靖国神社へ玉串料を奉納した自民党の高鳥修一総裁特別補佐(共同)

 

 靖国神社には、極東国際軍事裁判(東京裁判)のA級戦犯が合祀(ごうし)されている。首相が13年12月に参拝した際には中国と韓国が反発した経緯がある。首相の玉串料は、自民党の高鳥修一総裁特別補佐が同神社を訪れ、代わりに納めた。高鳥氏は記者団に対し、首相から「平和の礎となられた戦没者に心からの敬意と感謝の念をささげる」との言葉を預かったと明らかにした。

 第2次内閣発足以降、終戦の日の閣僚参拝は13~15年にそれぞれ3人、16年に2人いたが、17~19年はゼロだった。

 超党派議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は15日午前、会長の尾辻秀久元参院副議長と、事務局長で日本遺族会会長の水落敏栄元文部科学副大臣が参拝。議連は例年、終戦の日にそろって参拝しているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今年は見送った。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・終戦記念日・靖国神社】  2020年08月15日  09:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【安倍政権】:迷走「Go To」舞台裏 菅官房長官の巻き返しで東京のみ除外

2020-08-15 08:14:40 | 【経済・産業・企業・起業・関税・IT・ベンチャー・クラウドファンティング

【安倍政権】:迷走「Go To」舞台裏 菅官房長官の巻き返しで東京のみ除外

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍政権】:迷走「Go To」舞台裏 菅官房長官の巻き返しで東京のみ除外

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンは、新型コロナウイルスの感染が再拡大している東京都発着の旅行を割引対象から除外したが、政府内では当初、神奈川、埼玉、千葉を加えた1都3県を除外する案も一時浮上した。しかし、政府内で観光振興の旗を振ってきた菅義偉(すが・よしひで)官房長官が中心となって巻き返し、最終的に除外対象は「東京のみ」となった。

 「仕方がない。東京都が外れると(経済)効果が落ちるが、安心感につながる」。安倍晋三首相は方針が決まった16日、周囲にこう語った。  赤羽一嘉国土交通相が8月上旬を予定していた「Go To」事業の開始を今月22日に前倒しすると発表したのは10日。だが、東京都の新規感染者は9日に前日の約3倍の224人に跳ね上がり、以後も高水準が続いて隣県への感染拡大の兆候が見えていた。  感染の再拡大が進む中での前倒しに対し、野党や都道府県知事、自治体からは、感染拡大を恐れ「コロナばらまきキャンペーン」「人災」などと事業の延期を求める声も高まった。  政府関係者によると、「東京除外」が決まる前には、ほかにも意見があった。有力だったのが1都3県の対象からの除外だ。ホストクラブやキャバクラなど、接待を伴う「夜の街」飲食店の感染防止対策を1都3県で一体的に行ってきたことが背景にあり、首相や西村康稔経済再生担当相も理解を示していたという。延期論もあった。  一方、菅氏は経済を重視する立場から東京も予定通り「Go To」の対象とするよう主張。ただ、政府高官は「強行すると公明党の赤羽氏が矢面に立つことになる。赤羽氏を傷つけてはいけないということで、見直しが必要だという空気になった」と振り返る。  こうした中、東京都の小池百合子知事が都民に都外への不要不急の外出を自粛するよう要請し、「Go To」にも異論を唱えた。  菅氏は「東京問題」という言葉を用いて東京が実効性のある感染防止策を講じず、軽症者向けホテルのベッド数を減らしていることなどを批判し対立した。その裏では、自身が影響力を持つ千葉県の森田健作知事、神奈川県の黒岩祐治知事らを通じ、「Go To」から両県が除外されないよう働きかけた。菅氏は周囲に「前から東京は難しいと思っていた」と明かした。  与党からは「山形県など反対している自治体を外してはどうか」との強硬論も届いた。しかし官邸側は「踏み絵を踏ませることはできない」と突っぱねた。  公明党の山口那津男代表は16日の政府の決定に先立ち「東京は慎重に」と述べた。「東京外し」は政権のコンセンサスになった。(沢田大典、大島悠亮)

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 政治 【政策・観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーン】  2020年07月23日  18:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【安倍政権】:菅官房長官、秋解散重ねて否定 ポスト安倍早すぎる

2020-08-15 08:14:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【安倍政権】:菅官房長官、秋解散重ねて否定 ポスト安倍早すぎる

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍政権】:菅官房長官、秋解散重ねて否定 ポスト安倍早すぎる

 菅義偉官房長官は2日のNHK番組で、今秋の衆院解散・総選挙に否定的な見解を重ねて表明した。「安倍晋三首相の判断だが、首相自身、新型コロナウイルス対策に全力で取り組んでいる。まずは感染防止策に政府を挙げて取り組むことが大事だ」と述べた。

菅義偉官房長官(2019年4月28日撮影)菅義偉官房長官(2019年4月28日撮影)

 「ポスト安倍」を巡る動きについて、自民党総裁任期が来年9月であることを踏まえ「正直、早すぎるのではないか」と指摘した。自身が有力候補の一人とされているとの問いには「私個人は、考えたこともない」と強調した。

 新型コロナ特別措置法改正の必要性にも改めて言及した。「感染が収束した際には、特措法改正を含め、政府の対応を検証していく必要がある」と語った。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・安倍政権】  2020年08月02日  10:49:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【安倍政権】:菅官房長官「ポスト安倍」見すえメディア露出強化か

2020-08-15 08:14:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【安倍政権】:菅官房長官「ポスト安倍」見すえメディア露出強化か

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍政権】:菅官房長官「ポスト安倍」見すえメディア露出強化か

 菅義偉官房長官が積極的なメディア出演などで発信を強化している。新型コロナウイルス対策にとどまらず衆院解散の時期にも言及した。「ポスト安倍」の政局を見据え、主導権を確保しようとの狙いが透ける。ただ感染者増加を「圧倒的に東京問題」と断じた後、感染は全国各地に拡大。主張が裏目に出たり、発言を修正したりする場面が目立っている。

菅義偉官房長官(2019年4月28日撮影)菅義偉官房長官(2019年4月28日撮影)

 ▽思惑

 「常にいろいろな対応を考えることが危機管理で一番大事だ」。菅氏は1日の読売テレビ番組で、歴代最長内閣で危機管理対応を仕切ってきた自負をにじませた。

 7月19日のテレビ番組では新型コロナ特別措置法改正を求める声が地方自治体から上がっていることを踏まえ「新しい法律は必要だ」と力説。30日のテレビ番組収録では、今秋の衆院解散・総選挙について「なかなか難しいのではないか。コロナ(対策)に専念してほしいというのが国民の声だろう」と踏み込んだ。

 安倍晋三首相の専権事項である解散の時期に関し、首相のフリーハンドを縛りかねない発言をした背景には、ポスト安倍をにらんだ菅氏の思惑がにじむ。

 周辺によると、菅氏は、安倍首相自身が来年9月に任期を迎える自民党総裁の連続4選を否定していることを踏まえ、来年に総裁選を行い、新総裁の下で衆院解散・総選挙に臨むべきだとの戦略を描いている。安倍首相が今秋の衆院解散に踏み切れば、そのもくろみが崩れかねないとの事情がありそうだ。

 ▽押し付け

 だが積極発信は、狙い通りの成果を得ているとは言い難い。「東京問題」発言に対して、小池百合子東京都知事が「むしろ国の問題」と反論。

 菅氏は、8月1日のテレビ番組でも、東京都による無症状者や軽症者用のホテル確保について「陽性者が増え始めた時、200ぐらいの部屋しか確保できていない状況もあった」と都を批判したものの、国と都が責任を押し付け合っているような印象は拭えない。

 感染が全国に拡大し、各地で新規感染者数が過去最多を更新。一義的に自治体に対策を委ねる政府の対応を疑問視する声は日増しに強くなっている。

 1日の番組では特措法改正についても「まだ何をどう変えるか理解されておらず、簡単に改正できない。時間はかかる」と慎重な言い回しに切り替えた。首相の専権事項である解散への発言については自民党内から「越権行為だ」(ベテラン)との批判も出ている。

 菅氏は2日もテレビ出演を予定しており、その発言や影響が注目を集めることになりそうだ。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・安倍政権】  2020年08月01日  21:14:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳】:国家試験の「密」は問題ないのか/08.08

2020-08-15 08:11:00 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【政界地獄耳】:国家試験の「密」は問題ないのか/08.08

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:国家試験の「密」は問題ないのか/08.08

 ★政府は、お盆期間の他県への移動などは慎重にと自重を訴えている。ところが、とんでもない問題がある。毎年春に行われている国家試験がコロナ禍で夏に延期になっているのだ。司法試験は今月12~16日、税理士試験は今月18~20日、公認会計士試験、社会保険労務士試験が今月23日に実施される予定。春の予定を夏に延期したところでコロナ事情好転していない。しかし、政府国家試験受験者感染しないとでも思っているのだろうか。

 ★立憲民主党最高顧問・海江田万里が手つかずの問題をフェイスブックで鋭く指摘している。「私が所属する財務金融委員会に関係のある公認会計士試験の実情について、事務局の説明では関東近県の受験会場は、東京多摩の中央大学のキャンパスと千葉県の幕張メッセで、それぞれ1200名、3800名が受験予定。第1の問題は受験生は都県をまたいで移動することになる。これは都知事をはじめ各知事が自粛要請している。国家試験の受験は「不要不急」ではないとの言い分もあるが、最近の感染者増加を考えれば、会場がクラスター源になる可能性がある」。

 ★「公認会計士試験の運営を聞くと、朝9時半から夕方6時までが試験時間とのことで、当然、受験生の席の間隔を広くするなどの対応はとられる。しかし昼食は試験会場で各人が持参の弁当を食べるとのことで、特に最近は20代、30代の感染者数が急増していますから、若い受験生が会場で一斉にとる食事もハイリスクと言える。受験生の心配はトイレにもある。休息時間にはおそらくトイレに長蛇の列となるだろうがソーシャルディスタンスが保てるのかの問題もある。また換気を徹底すると言っても、施設内循環型の換気では、かえってウイルスの拡散につながる。『基礎的疾患のある受験生に対して別室での受験ができないか』質したところ、『今回はそうした人のための別室の用意はない』との回答だった」と、問題点を指摘する。海江田は政府の危機管理問題と訴えるが、旅行を促す政府にこの試験を心配する知恵はない。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2020年08月08日  08:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説】:敗戦から75年 日米の犠牲にならない

2020-08-15 06:01:20 | 【第二次世界大戦・敗戦・旧日本軍・広島、長崎原爆投下・国策犠牲・戦後補償

【社説】:敗戦から75年 日米の犠牲にならない

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説】:敗戦から75年 日米の犠牲にならない 

 アジア・太平洋戦争の敗戦から75年たった。戦争体験者が少なくなる中で、不戦を誓い、平和を希求する決意を新たにしたい。

 戦争によって沖縄を占領した米軍は、いまだに駐留している。外国の軍隊を沖縄に押し付けて、自らの安全を確保してきた日本の戦後75年の姿はいびつである。
 27年間の米国統治が終わり日本に復帰した際、沖縄は「基地のない平和な島」を切望した。これ以上、日米両国の犠牲になることを拒否する。
 1945年8月15日、昭和天皇が玉音放送で無条件降伏を求めた「ポツダム宣言」受諾の証書を読み上げたことで戦争が終結したとされる。
 実は天皇の判断によって8月10日、国体護持という条件付きで「ポツダム宣言」受諾を決定し、米英ソ中に伝えられていた。しかし、国民に発表するまで5日を要し犠牲は増え続けた。
 日本が10日、スイスに打電したポツダム宣言受諾の電文を沖縄で米通信兵が傍受していた。日本降伏の知らせにカービン銃が空に向け発射され、曳光(えいこう)弾が一斉に打ち上がった。米軍の野戦病院で知った池宮城秀意(後の琉球新報社長)は「万歳」と叫んだ。生きて家族に会えるという喜びで雲にも乗った気分だったという(「戦場に生きた人たち」)。
 しかし、池宮城の高揚感と現実は違っていた。6月に沖縄で組織的戦闘が終結した後も戦闘が続いていた。ポツダム宣言受諾から玉音放送までの5日間、米軍は日本兵を100人以上殺害している。15日以降、久米島で住民が日本軍にスパイ視され虐殺されている。日本は9月2日、降伏文書に調印したが、沖縄の降伏調印式は9月7日だった。
 さらに米軍は、沖縄戦の最中、基地建設に着手。住民を収容所に追いやり建設された米軍普天間飛行場は、8月4日時点で滑走路1本は70%完成していた。
 米国統治時代、沖縄に約1300発の核兵器と大量の化学兵器が貯蔵された。住民は戦争に巻き込まれる危険と隣り合わせの生活を強いられた。
 そして戦後75年の今、安倍政権は敵基地攻撃能力を持った兵器の保有に踏み出そうとしている。専守防衛など憲法の理念から大きく逸脱する。
 専守防衛は、アジア・太平洋戦争で周辺諸国に多くの犠牲を強いた日本が、過ちを繰り返さないという意思表示である。その基本政策をかなぐり捨てることは認められない。
 米国には、核兵器が搭載可能な新型中距離ミサイルを、沖縄をはじめ日本列島に配備する計画がある。
 日本が敵基地攻撃能力を持ち、米国の新型中距離ミサイルが配備されると、沖縄がロシア、中国、北朝鮮の標的にされ核兵器と通常兵器で攻撃される可能性が高まる。
 武力行使によって国民を二度と戦争の惨禍に巻き込まない。75年前の誓いを忘れてはならない。

 元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2020年08月15日  06:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【首相主催の「桜を見る会」】:コロナ拡大で、もはや疑惑解明されず

2020-08-15 00:05:20 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【首相主催の「桜を見る会」】:コロナ拡大で、もはや疑惑解明されず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【首相主催の「桜を見る会」】:コロナ拡大で、もはや疑惑解明されず

 首相主催の「桜を見る会」が昨年の開催から13日で1年を迎えた。参加者は第2次安倍政権下で急増し、安倍晋三首相の事務所が地元支援者を募る「ツアー」も明るみに出た。支援者らを集めた前日夕食会の領収書や公文書管理を巡る問題も噴出。野党は再三にわたって追及したが、政権は十分な説明を尽くさず、疑惑は解明されていない。

 昨年は約1万8千人が参加。第2次政権下の計7回で約1・6倍にまで膨らみ、世論や野党の批判を受けて今年は中止に追い込まれた。

 2015年には、預託商法が問題視された「ジャパンライフ」の元会長が首相推薦枠で招待された疑念が浮上した。政府も招待基準の曖昧さは認めている。

 会の前日に東京都内の高級ホテルで開かれた夕食会も問題視された。野党は会費5千円は安すぎると指摘。首相側が一部を補填した疑いがあるとの見方を崩していない。

 夕食会の領収書を巡っても、野党は宛名を空欄や「上様」として参加者に渡したとする説明に納得せず、明細書が存在しないのも不自然だと追及している。

 内閣府が11~17年度分の招待者名簿を「行政文書ファイル管理簿」に記載しなかった公文書管理法違反も発覚し、歴代人事課長は厳重注意処分となった。内閣府は推薦者名簿の推薦部局名を消す加工を行って国会に提出したことも判明した。

 立憲民主党など野党は1月召集の通常国会で、桜を見る会を巡る一連の問題をただした。だが、首相をはじめ政権側は提起された疑問点に正面から答えようとせず、新型コロナウイルスの感染拡大も相まって実態把握が進んでいない。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・安倍首相主催の「桜を見る会」を巡る疑惑】  2020年04月13日  20:14:00  これは参考資料です。転載等は各自で判断下さい。

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【2020年08月13日 今日は?】:小泉純一郎首相が靖国神社を参拝

2020-08-15 00:04:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2020年08月13日 今日は?】:小泉純一郎首相が靖国神社を参拝

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2020年08月13日 今日は?】:小泉純一郎首相が靖国神社を参拝

 ◆8月13日=今日はどんな日

  小泉純一郎首相が現職首相としては5年ぶりに、靖国神社を参拝する(2001)

 
 

  小泉純一郎日本首相が周辺国の力強い反対にもかかわらず、日本の終戦記念日の15日午前、靖国神社参拝を強行した。

 ◆出来事

  ▼東ドイツが西ドイツとの間に最初の「ベルリンの壁」の建設を開始(1961)▼日本が国際通貨基金(IMF)に加盟(1952)

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 1961年の西ベルリン側。壁ができる直前のブランデンブルク門付近 (写真はポストカードより)

 ◆誕生日

  ▼林家パー子(48年=タレント)▼高橋ジョージ(58年=ミュージシャン)▼椎名恵(59年=歌手)▼近藤芳正(61年=俳優)▼篠原涼子(73年=女優)▼杉村太蔵(79年=タレント)▼古原靖久(86年=俳優)▼宮沢佐江(90年=タレント)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2020年08月13日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【文春オンライン】:森友自殺職員妻に安倍昭恵夫人が「人を信じられない」 

2020-08-15 00:01:20 | 【不慮の事故・自動車事故・予期せず、意図せず、発生する惨事、火災他】

【文春オンライン】:森友自殺職員妻に安倍昭恵夫人が「人を信じられない」 赤木雅子さんのLINEに返信が! 【先出し全文】

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【文春オンライン】:森友自殺職員妻に安倍昭恵夫人が「人を信じられない」 赤木雅子さんのLINEに返信が! 【先出し全文】 

  安倍昭恵さんに連絡を取りたい。それは以前から赤木雅子さんの願いだった。

 ※写真:安倍昭恵氏

 けれどまさか昭恵さんとLINEでやり取りできるようになるとは、思いもよらないことだった――。(取材・文:相澤冬樹[大阪日日新聞記者])

 元稿:文藝春秋社 主要出版物 【週刊文春】 2020年07月15日 16:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【週刊朝日】:神社参拝でまた「炎上」の昭恵夫人 「UZU」休業でも止まらぬ暴走

2020-08-15 00:01:10 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【週刊朝日】:神社参拝でまた「炎上」の昭恵夫人 「UZU」休業でも止まらぬ暴走

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【週刊朝日】:神社参拝でまた「炎上」の昭恵夫人 「UZU」休業でも止まらぬ暴走

 またも、安倍昭恵首相夫人が「お騒がせ」だ。新型コロナウイルスへの対応で政権が揺れる中、3月15日に知人のツアーに参加して大分県の宇佐神宮を参拝していたことが明らかになり、物議を醸している。

※写真:またも“昭恵砲”を炸裂させた安倍昭恵氏 (c)朝日新聞社

【写真】笑顔の安倍昭恵夫人

 安倍首相は4月17日の衆院厚生労働委員会で、昭恵氏の参拝は自身や小池百合子東京都知事が外出自粛を要請する前だったと説明。「(参拝で)人は集まっているが、密接かどうかは別だ」と、問題なしとの認識を示した。自民党中堅議員は「昭恵氏以上に、首相が奥様をかばっていることに不満を持つ議員は多い」とぼやく。

 昭恵氏は森友学園問題で売却された国有地に建設予定だった小学校の名誉校長に就任。政権を揺るがすきっかけとなったが、この件への満足な説明もないまま奔放な活動は続き、3月下旬には知人らとのレストランでの会食が私的な「桜を見る会」だと批判されたばかりだ。自民党のベテラン議員はあきれ顔でこう話す。

「また“昭恵夫人砲”か。本当に安倍政権が昭恵氏でダメになるかもしれない」

 昭恵氏は東京都内で飲食店「UZU」、山口県下関市ではゲストハウス兼カフェ「uzuhouse」を経営しているが、現在どうなっているのか。昭恵氏の知人が語る。

緊急事態宣言以降、東京の店はクローズ。ゲストハウスも閉鎖、カフェだけ営業しています。本人も事態の深刻さは理解しているはず。ただ、昭恵氏は感性で動く人。『こうだ』と思うと、即座に動きだしてしまう人で、安倍首相の立場などまるで頭にないですよ」

 安倍首相との関係については、こう証言した。

 「以前、安倍首相と昭恵氏が一緒にいた時にお話しする機会がありました。昭恵氏が野党のような発言をしても、安倍首相はニコニコ聞いているだけ、というご夫婦です。昭恵さんは国民からの批判について深く考えていないのでは。外出自粛で飲みに行けず、仲間にも会えず、自宅でイライラが募っていると聞いています」

 “営業自粛”は、この人にこそ必要なようだ。(本誌取材班)

 ※週刊朝日  2020年5月8-15日号

 元稿:朝日新聞社 主要出版物 雑誌 【週刊朝日】  2020年04月29日  16:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【文春砲!】:「どこかへ行こうと」昭恵夫人が安倍首相“コロナ警戒発言”翌日に

2020-08-15 00:01:00 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【文春砲!】:「どこかへ行こうと」昭恵夫人が安倍首相“コロナ警戒発言”翌日に大分旅行

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【文春砲!】:「どこかへ行こうと」昭恵夫人が安倍首相“コロナ警戒発言”翌日に大分旅行

 安倍晋三首相が、新型コロナウイルスから「自らの身を守る行動を」と警戒を呼びかけた翌日、昭恵夫人が大分に旅行し、約50人の団体とともに大分県宇佐市の「宇佐神宮」に参拝していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。昭恵夫人は、同行者に「コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかへ行こうと思っていたんです」と語っていたという。

「桜を見る会」で招待客たちと記念撮影する安倍晋三首相と妻昭恵氏(右)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日、喜屋武真之介撮影

 

               

【画像】安倍昭恵氏が参加したと見られるツアー「神ドクター降臨 in Oita」

 3月15日、昭恵夫人が訪れたのは、全国4万600社の「八幡さま」を束ねる総本宮。この日、昭恵夫人は朝7時ごろに宇佐神宮の元宮・大元神社を訪れた後、車で移動し、午前10時半ごろに宇佐神宮へ。

「この時期なので境内を歩く人はまばらなのですが、その中で、ほとんどの人がマスクをつけていない団体が境内を歩いていたのです。しかも、よく見ると先頭に立っていたのはノーマスクの昭恵夫人。無警戒さに驚きましたね」(目撃者)

 昭恵夫人は宮司の出迎えを受け、お祓いや祈祷といった神事に参列。

「最近はコロナ対策で、祈祷の際にも間隔を空けて着席するグループが多いのですが、昭恵さんたちは密着しており、警戒しているそぶりはなかったそうです」(大分県関係者)

 参拝に同行したのは、医師の松久正氏が主催するツアーの一行。〈神ドクター降臨 in Oita〉と銘打たれたツアーを主催する松久氏は、慶応大学医学部出身で「ドクタードルフィン」「変態ドクター」などと自称し、鎌倉市内で診療所を経営しながら、講演やYouTubeでも活動している人物だ。松久氏の「診療方針」について、公式サイトではこう説明している。

〈ドクタードルフィンの超高次元医学(診療)では、薬や手術というものを一切使いません。患者自身で問題(人生も身体も)を修復する能力を最大限に発揮させます〉

 新型コロナウイルスについても、フェイスブックでこう述べている。

〈不安と恐怖が、ウィルスに対する愛と感謝に変わった途端、ウィルスは、目の前で、ブラックホールから、突然、喜んで、消え去ります〉

 なぜ昭恵夫人は、松久氏率いるツアー一行と宇佐神宮に参拝したのか。松久氏に聞いた。

「どこでツアーをお知りになったのかは分かりませんが、昭恵さんから『コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかへ行こうと思っていたんです。宇佐神宮へは前から行きたかった。私も参拝していいですか』とご連絡をいただきました。ツアーそのものには参加しておらず、参拝だけ合流した形です」

 昭恵夫人の行動について、安倍事務所に書面で事実確認を求めたが、回答はなかった。

 この前日には、安倍首相が記者会見して、「現状は依然として警戒を緩めることはできません」「感染拡大の防止が最優先」「全国津々浦々、心を一つに、正にワンチームで現在の苦境を乗り越えていきたい」と国民にコロナウイルス対策の重要性を訴えていた。

 4月16日(木)発売の「週刊文春」では、昭恵夫人の宇佐神宮参拝の詳細や、安倍首相が星野源とコラボして炎上した動画の仕掛人は誰なのか、さらには小池百合子東京都知事の9億円CMを巡る水面下の攻防など、「新聞・TVが報じないコロナ全真相」を22ページの大特集で報じる。

◆「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年4月23日号

 元稿:文藝春秋社 主要出版物 週刊文春 【政治・政局】 2020年04月15日 16:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(後編)①

2020-08-15 00:00:50 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(後編)① “今度は清和会で講演”三浦瑠麗、ジャパンライフ疑惑の田崎史郎をおさえてあの人が!

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(後編)① “今度は清和会で講演”三浦瑠麗、ジャパンライフ疑惑の田崎史郎をおさえてあの人が! 

 次から次へと不正や失政が露呈する安倍政権を1年間にわたって必死でかばいまくった御用ジャーナリスト、学者、コメンテーターたちを表彰するリテラの「御用ジャーナリスト大賞2018」。後編は5位から2位、そして大賞を発表しよう。大賞レースは、メシ友常連のあのジャーナリスト、上から目線あの学者、そして公共放送を安倍カルト化させているあの女性記者の三つ巴となった。大賞は一体誰の手に?

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首相官邸ホームページより

10〜6位はこちら

5位●吉本芸人(松本人志千原せいじ、ほんこん、小籔千豊加藤浩次
芸人の安倍応援団化、ネトウヨ化が止まらない! 背景に安倍政権の吉本取り込み、税金投入

 ワイドショーや年々増殖してゆく安倍政権応援団の吉本芸人たち。松本人志、小籔千豊はもちろんのこと、近年は千原せいじやほんこんがめきめきと頭角を現し、せいじは覚えめでたく今年「桜を見る会」に招待。ほんこんはあの安倍首相も大好き極右雑誌正論」(産経新聞社)2020年1月号に登場し、「桜を見る会とか追及してる場合ちゃうで」などとネトウヨ安倍応援団丸出しの発言を連発していた。
 しかも、これは“芸人のネトウヨ化”などというだけの話ではない。本サイトでも何度も指摘してきたが、吉本興業はこのところ、安倍政権やその周辺から行政関係の仕事を受注しまくっている。2019年11月、問題化して回収になった小籔起用の厚労省「人生会議」ポスターでは、4070万円もの血税が投入されていたことが明らかになったが、ほかにも、国土交通省のおかずクラブ、外務省のケンドーコバヤシ、消費者庁のロバート・秋山竜次、防衛省・自衛官募集キャンペーンへのNON STYLEや尼神インター起用と、各省庁のPRのタレント起用は枚挙にいとまがない。会社としても、吉本興業がNTTと共同でおこなう教育コンテンツなどを国内外に発信するプラットフォーム事業に、経産省が作った官民ファンド「クールジャパン機構」が最大100億円を出資することが判明した。
 ようするに、吉本芸人の安倍政権御用化はこうした行政ビジネスとセットになっているのである。ワイドショーに芸人たちを大量に送り込み、安倍政権擁護のコメントを言わせ、その見返りに行政プロジェクトを受注するという構図だ。
 この吉本への税金投入、政権癒着については、例の闇営業事件で大崎洋会長や岡本昭彦社長の責任追及の動きが出てきたときに一瞬、問題化しかけたが、結局、最大のタブー的存在である松本人志が「大崎が辞めたら自分もやめる」発言で芸人の上層部批判を抑えこむと、この問題もうやむやになってしまった。
 そう考えると、松本の罪はつくづく大きい。闇営業問題における吉本上層部の責任逃れに協力しただけでなく、吉本芸人の安倍政権御用化を温存させてしまったからだ。
 闇営業問題で反上層部の急先鋒だったにもかかわらず、松本の説得で態度を一変させた加藤浩次も、MCを務める『スッキリ』(日本テレビ)で、「桜を見る会」のジャパンライフ会長招待問題について「4年前は普通にマルチの商売をしている会社にすぎない」と、事実を無視した無茶苦茶な政権擁護をして批判を浴びていたが、松本支配が続く限りこれからも芸人のこうした露骨な政権擁護はつづくだろう。

4位●恵俊彰(+八代英輝
“メシ友”がピンチの菅官房長官を大ヨイショ! 番組の流れを無視して「安定感」「安心感」と連呼する異常

 MCを務める『ひるおび!』(TBS)では、田崎史郎や八代英輝弁護士と一緒になって政権擁護を誘導することで知られる恵俊彰。権力に近い元官僚や学者のコメンテーターにはとことん媚びへつらう一方、気象予報士の森(朗)さんや中継先の記者は見下すようにいじり倒す。田崎史郎や八代英輝弁護士の陰に隠れ、例年、圏外か低ランクに甘んじていたが、今回はその露骨さから堂々の4位に飛躍した。
 とりわけ異常だったのが、12月6日放送での無茶苦茶な“菅官房長官擁護”だ。側近の菅原一秀経産相らのスキャンダル辞任、「桜を見る会」をめぐる対応で、影響力低下が指摘される菅官房長官を特集したのだが、そのなかで恵が唐突に「その菅官房長官、なんと今日お誕生日でした!」と言い出すというありえない展開に。恵はスタジオで失笑が漏れるのもお構いなしに、記者会見で誕生日を祝われた菅官房長官が返した言葉まで紹介。さらに、菅官房長官が会見で窮地に立たされ、官僚のメモに頼るシーンがVTRで流れた後も、「非常に慎重な菅官房長官です」「ちゃんと資料見て言葉を選んでらっしゃる」と無理やりフォロー。特集の間、絶えず「安定感」「安心感」「鉄壁」と視聴者に擦り込むように連呼し、「縁の下の力持ち、支える方っていうイメージですけど、表に出てこられた1年だった」「ポスト安倍のなかに必ず名前があがる人になってきた」などと猛烈にヨイショしたのである。
 かように強引に“菅PR番組”にしてしまった恵の進行は、まるで誰かから「菅官房長官は安心感があると宣伝せよ」と指令を受けているとしか思えないほどだった。実際、恵は菅官房長官と定期的に会食している関係といわれている。その意味では、恵は「安倍応援団」というよりが「菅応援団」と呼ぶほうが正確なのかもしれない。
 『ひるおび!』といえば、なりふり構わない官邸擁護と野党バッシング、「(韓国は東京五輪に)嫌だったら別に来なくても結構」などとネトウヨばりの嫌韓コメントを連発する八代弁護士が有名だが、半ば“御用レジェンド”に片足をつっこんでいる八代弁護士とは対照的に、恵は表面上はあくまで「中立な司会」を装っていたが……。そういえば、恵は五輪の聖火ランナーのひとりにも選出されている。まさしく“提灯持ち”とはこの司会者のためにあるような言葉だ。

3位●田崎史郎
エクストリーム擁護連発も、途中から“ジャパンライフ広告塔”問題で逃亡! 結果、「スシローがいない素晴らしい世界」が

 さすがは「御用ジャーナリスト」の代名詞的存在なだけあり、今年も田崎“スシロー”史郎の安倍政権擁護も磨きがかかっていた。
 英語民間試験の導入をめぐって飛び出した萩生田光一文科相の「身の丈に合わせてがんばって」発言。導入は見送られることになったが、この萩生田文科相の経済格差による教育格差を是認する暴言に田崎は「どういう問題があるかを浮き彫りにする意味において非常に効果的だった」「自分がやりたいことが、はからずも自分の失言によってできてしまうっていうパターンなんですよ」とコメント。さらに、政治と金の問題で河井克行法相と菅原一秀経産相がスピード辞任した件に対しては「早めに辞めさせて、後任もすぐに選んでいるんです。これ、危機管理としてはスピード、ここがいちばん大事なんです。そういう意味では非常に優れた内閣」と解説するなど、絶句のエクストリーム擁護を連発したのである。
 もちろん、「桜を見る会」問題でもこれは同じだった。参加費1人5000円の「前夜祭」問題ではさまざまな法令違反疑惑が指摘されているなか、「実際にこういうときの食事は人数の半分くらいしか出していない」などとパリピをきどって訳知り顔で語ったが、だったら安倍首相は明細書を出せばいいだけの話。だが、田崎は「安倍事務所は政治資金の処理にもすごい慣れている。みすみす公選法違反になることはするはずがない」という根拠にならない理由で反論しつづけた。
 しかし、2019年もこれだけの“実績”を叩き出し、当ランキングでは3年連続第1位に輝いてきた田崎が、なぜ今回は3位に転落したのか。それは田崎が「桜」追及の舞台から早々に撤退してワイドショーに出演しなくなったからだ。そして、その理由は本サイトでもお伝えしたように、田崎自身がジャパンライフの懇談会に参加し、宣伝に協力していたという問題を抱えているから。しかも本人から番組に「自分にジャパンライフの問題があるから、出演はできない」と自ら辞退したらしい。
 日韓関係やIR汚職などの「桜」以外の話題では引きつづきワイドショーに出演している田崎だが、「桜」問題では田崎がいないだけで鋭い政権批判が自由に飛び出す空気が一時醸成された。田崎がいないだけで真っ当な言論が生まれるとは、「田崎史郎がいない世界」はなんと自由なことか。来年はぜひ、そうした世界がやってくることを祈らずにはいられない。

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 いかがだったろうか。2019年も御用ジャーナリストやコメンテーターが安倍政権を擁護するためにいかにグロテスクな言動を展開したかがよくわかってもらえたはずだ。しかし、もしかしたら連中が跋扈するのも、これが最後、ということになるかもしれない。というのも、「桜を見る会」問題に加えてIR汚職などで、安倍政権の支持率と求心力が急激に落ちているからだ。このままいけば、年内に安倍政権の終焉という可能性もゼロではない。そのとき、安倍応援団や御用ジャーナリストたちはどうするのか。右往左往のあげく、連中が雲散霧消して、次こそこの企画をやらなくてすむようになることを祈りたい。(編集部

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 芸能・エンタメ 【テレビ・◎安倍政権御用ジャーナリスト大賞】  2020年01月02日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(後編)②

2020-08-15 00:00:40 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(後編)② “今度は清和会で講演”三浦瑠麗、ジャパンライフ疑惑の田崎史郎をおさえてあの人が!

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(後編)② “今度は清和会で講演”三浦瑠麗、ジャパンライフ疑惑の田崎史郎をおさえてあの人が! 

 次から次へと不正や失政が露呈する安倍政権を1年間にわたって必死でかばいまくった御用ジャーナリスト、学者、コメンテーターたちを表彰するリテラの「御用ジャーナリスト大賞2018」。後編は5位から2位、そして大賞を発表しよう。大賞レースは、メシ友常連のあのジャーナリスト、上から目線あの学者、そして公共放送を安倍カルト化させているあの女性記者の三つ巴となった。大賞は一体誰の手に?

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首相官邸ホームページより

10〜6位はこちら

2位●三浦瑠麗
桜を見る会」批判を“呼ばれていない人たちの嫉妬”にすり替え! 今回は安倍首相出身派閥の清和会での講演も判明

 ランキング常連の三浦瑠麗氏が惜しくも2位。この自称・国際政治学者は2019年もテレビやSNSなどで“神目線”の政権擁護を連発。自分も安倍政権に招待されて参加した「桜を見る会」をめぐっては、『朝まで生テレビ!』で「ダメージコントールとして安倍政権の側から見た時にはまちがった」などと発言。“政権側の人間”であることをポロリと自白していた。
 そんな三浦だが、2019年はとくにTwitterでの珍言・妄言が目立った。たとえば「桜」問題では〈桜を見る会が中止に。おそらく「国民感情」への配慮。時の権力者が催す宴には「なぜあいつが呼ばれた」になりがち。全ては国民感情次第ということなのでしょう〉などと“呼ばれていない人たちの嫉妬”にすり替えて大顰蹙。
 「表現の不自由展・その後」については〈公共の場を借りた展示が、多くの人の学習意欲を満たし、十分に教育的で説明的であってほしい、という需要に応えるものになっていくことが求められている結果〉〈大衆の時代においては、見たくないものに対する圧力も、権力というよりは一般社会から生じるのであって、まさに「大衆とアートとの関係」こそが問題となってくる〉などと中身スカスカの“なんちゃって評論”を展開し、「意味不明」「芸術への公的助成の理念をまるでわかっていない」と失笑を買った。
 本サイトが何度も指摘してきたように「当たり前のことを前置いて聞き手を納得させ、その流れで唐突に政権擁護へ切り替えて全体が正しいかのように錯覚させる」という三浦論法のトリックは、もうほとんどの人にバレてしまっている。ある意味、政権擁護がダダ漏れになり始めたのも、この浅薄な自称学者の唯一の武器が通用しなくなったからだろう。
 ちなみに三浦氏は2019年3月に永田町の豪華オフィスに事務所を移転。「(株)山猫総合研究所代表就任&新オフィス披露カクテルパーティー」を開き、当時参院議員だった山本一太群馬県知事など政治家も招待していた。また、2017年は自民党山口県連で講演をして、自民党本部と県連から合計62万7580円を受け取っていたことを指摘したが、2019年は安倍首相の出身派閥である清和政策研究会(細田派)の勉強会で講演をおこなったことがわかった。政権与党とこんな関係を築きながら公平性が担保できると、この学者センセイは本気でお考えなのか。
AbemaPrime』で三浦サンから「『保守速報』禁じるんだったら『リテラ』も禁ずるべき」とのお言葉をいただいた本サイトだが、今年も積極的に三浦センセイの政権御用発言をチェックしていく所存である。

1位●岩田明子
最高機密の新元号安倍首相が事前リーク!? 安倍首相の意向を代弁する“熱狂的カルト信者”に支配されるNHK

 2019年、初の堂々1位に輝いたのは、元TBS記者・山口敬之産経新聞阿比留瑠比と並んで「安倍首相にもっとも近い記者」と呼ばれてきたNHK政治部の岩田明子記者。しかし近年、その御用ぶりは拍車がかかり、「首相の代理人」「官邸からの出向記者」などとも呼ばれている。
 たとえば日米貿易交渉で安倍首相による妥結を参院選後にまで引き延ばすという国民に対する詐欺的行為にトランプ大統領が応じたことを「狙い通り」と評価する解説を垂れ流すなど、失敗だらけだった安倍首相の外交で唖然呆然の擁護を展開した。
 さらに岩田記者は改元や即位などの皇室関連行事でも大活躍。宮内庁担当記者でもないのに特番にしゃしゃり出て、新元号が発表された直後にはその言葉の意味や“安倍首相の思い”まで事細かに解説。それは事前に新元号を知らされ、挙げ句、選定した理由まで伝えられていたとしか考えられないものだった。
 新元号案が情報漏れしないように「有識者の携帯を預かった」だの「官邸の携帯電波をシャットアウト」だのと、政権は盛んに「最高機密」とアピールしていたが、そんなトップシークレットを安倍首相が岩田記者に漏らし、それによって自分の考えを代弁させるような解説をさせる……。これが事実ならまさに元号私物化の極みだが、それほどまでに安倍首相にとって岩田記者は最高ランクのプロパガンダ要員だということなのだろう。
 しかも、岩田記者が恐ろしいのはどうもその安倍首相への心酔っぷりがガチなことだ。「文藝春秋」12月号に「安倍晋三VS.文在寅「激突900日」」なるレポートを寄稿したのだが、その中身は、大好きな安倍首相を主人公にして現実を二次創作した小説のようなシロモノで、「代弁者」を通り越して「安倍カルト教信者」としか思えないものだった。
 無論、これは笑って済ませられるような話ではない。NHKでは奮闘する社会部やWeb版に対し圧力がかかり、その先頭に立っているのが政治部だ。他部署のスクープを潰し、安倍擁護報道を垂れ流す、そうした政治部の象徴こそが岩田記者なのだ。
 “熱烈な信者”“政権からの出向者”と呼ぶほかない岩田記者が報道を牛耳るNHK。公共放送が安倍カルトに支配されていることのヤバさを、国民はいま一度考えるべきだ。

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 いかがだったろうか。2019年も御用ジャーナリストやコメンテーターが安倍政権を擁護するためにいかにグロテスクな言動を展開したかがよくわかってもらえたはずだ。しかし、もしかしたら連中が跋扈するのも、これが最後、ということになるかもしれない。というのも、「桜を見る会」問題に加えてIR汚職などで、安倍政権の支持率と求心力が急激に落ちているからだ。このままいけば、年内に安倍政権の終焉という可能性もゼロではない。そのとき、安倍応援団や御用ジャーナリストたちはどうするのか。右往左往のあげく、連中が雲散霧消して、次こそこの企画をやらなくてすむようになることを祈りたい。(編集部

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 芸能・エンタメ 【テレビ・◎安倍政権御用ジャーナリスト大賞】  2020年01月02日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(前編)①

2020-08-15 00:00:30 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(前編)①安倍擁護ビジネスから抜け出せない人たち! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表! 有働由美子に立川志らく、山口敬之には特別賞

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(前編)①安倍擁護ビジネスから抜け出せない人たち! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表! 有働由美子に立川志らく、山口敬之には特別賞 

 新年早々だが、今年も恒例の「御用ジャーナリスト大賞」をお届けしなければならない。2019年は年金問題ごまかし、消費増税、台風被災ないがしろ、「桜を見る会」問題にIR 汚職と、例年以上に安倍首相と政権の酷さが国民に示された年だったが、安倍御用メディア、ジャーナリストは減るどころか、増殖する一方だったからだ。
 しかし、2019年は同時に、その正体がよりはっきりした年でもあった。連中はもともと「政権を擁護すれば仕事が増える」「政権から利権の分け前をもらえる」という計算、つまり身過ぎ世過ぎで応援団をやっているだけ。だから、安倍首相がどんなデタラメな発言をしても、政権のどんな不正が明らかになっても、安倍政権を擁護し、不祥事をごまかし続けてきたのだが、2019年は安倍政権の酷さのせいで、その“エクストリーム”ぶりにさらに拍車がかかったのだ。もはや笑うしかないようなすり替え、屁理屈、ごまかし、そして、安倍政権から具体的な“恩恵”を受けていたことが明らかになったケースも……。
 いったいどんな人物がランクインし、どんな支離滅裂な擁護発言をし、どんな正体を晒したのか。前編では10位〜6位、そしてあの人のことを特別賞として紹介しよう。

安倍擁護ビジネスから抜け出せない人たち! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表! 有働由美子に立川志らく、山口敬之には特別賞の画像1

山口敬之『総理』(幻冬舎)

10位●立川志らく
グッとラック!』MC就任でトーンダウン、「政権擁護していない」と予防線も、やっぱり“権力の犬”だった

ひるおび!』(TBS)やツイッターを中心に、野党バッシングに精を出し安倍政権をアシストしてきた立川志らく。安倍政権をヨイショし、批判勢力を叩き、反ポリコレを“昔気質の親父のぶっちゃけ正論”としてふりかざせば仕事が増えるという、現在の日本メディアにおける出世スゴロクに見事に乗って、ついに、今年秋からは朝の帯番組『グッとラック!』(TBS)MCの座をゲットした。
 2019年も、桜田義孝五輪担当相の「3人産め」暴言を擁護したり、韓国に対し「自業自得」「恥を知れ」と罵るなど、相変わらずだった。あるいは、川崎殺傷事件では「死にたいなら、一人で死んでくれ」と暴論を吐き、ピエール瀧沢尻エリカの薬物逮捕に「まわりに迷惑」と説教し、世の排除の空気や道徳ファシズムを煽りまくっていた。
 ただし、新番組『グッとラック!』(TBS)MCが決まったあたりから、「安倍政権擁護していない」「ネトウヨじゃない」「自分は中立」などとやたら予防線を張りまくり。『グッとラック!』は『ひるおび』と違い、せやろがいおじさんをレギュラー出演させるなど番組じたいの方向性が多少リベラルを目指していることもあってか、政権擁護ぶりは微妙にトーンダウンしている。だが、それでもやっぱり、志らくの“長いものに巻かれる”体質は健在だ。
 なかでもひどかったのが、「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」をめぐる発言。10月9日放送の『グッとラック!』が、あいちトリエンナーレの芸術監督である津田大介氏と中継をつないで「表現の不自由展・その後」について生討論したのだが、「再開反対」で息巻く志らくは、津田氏に「子供の虐待の映像を見せて、これも表現の自由なんだということをやり始めたら、津田さんはどう思いますか?」などと言い出したのだ。いやはや、ネトウヨたちが攻撃した「昭和天皇の肖像を焼く映像」と、志らくが例にした「子どもの虐待映像」はまったくの別物であり、前者は国家の最高権力者かつ戦争責任者である公人中の公人、後者は当たり前に犯罪行為である。それを同列に並べて「どちらも表現の自由なのか」と聞くこと自体、馬鹿げているとしか言いようがない。
 だが、もっと驚いたのは、志らくが「日本においてあの慰安婦像、向こうでは平和の像とは言われてるけども、これだけ政府がまだ認めていないものを芸術だって言い張っちゃうと」「(自民党は)こういうヘイトを含むものを芸術としてやるならば、国は金を出しませんよと。そうはっきり言ってくれれば」などと口走ったことだ。まさに“政府が認めたものだけが芸術”という独裁国家の検閲官のような呆れた“芸術観”。ようするに、この「中立正論頑固オヤジ」を気取っている落語家は、「表現の自由」がなんのためにあるかも理解せず、ただただ「頑固」に“お上”をフォローアップしているに過ぎないのだ。
 しかも、この志らくの中途半端な権力志向は完全に視聴者に見透かされ、愛想をつかされ始めている。『グッとラック!』は視聴率低迷、志らくは先日発表された「週刊文春」の「嫌いなキャスター・コメンテーター」でも2位にも輝いてしまった。『グッとラック!』がもしリベラルな番組作りをしたいと本気で思っているなら、まずは志らくを交代させるべきじゃないだろうか。 

 9位●堀江貴文
 以前はただの無教養なネオリベだったのに、安倍政権擁護連発! 裏ではロケット開発事業が政府事業の委託先に

 ジャーナリストでもなんでもない堀江貴文をランクインさせたのは、最近の言動がどう見ても安倍政権擁護にシフトしているから。なんの教養もないのに弱肉強食のネオリベ理論を得意げに振り回すのは以前からだったが(それだけでも十分有害だが)、安倍政権を批判する意見や行動に噛みつきまくっているのだ。
 とくにひどかったのが、「老後2000万円」問題をめぐり、東京で行われた「年金払え」デモの参加者を〈ほんとそんな時間あったら働いて納税しろや。税金泥棒め〉とツイートしたことだろう。
 そもそも政府への抗議デモはどこの民主主義国でも普通に保障されている市民の当然の権利だが(しかもデモがあったのは日曜、お前はブラック企業の経営者か)、さらにホリエモンは発言に批判が集まると〈このデモに参加してる奴の大半は実質的に納税してる額より給付されてる額の方が多いんだよ。それを税金泥棒って言ってんだよ〉などとほざく始末。この男、年金制度では税金と別に保険料(掛け金)が徴収されているのも知らないらしい。しかも、サラリーマンや低所得者層の年金給付が納税額や保険料より多いのは、30年間以上の物価や賃金の上昇、富の再分配という考え方からして当たり前。それが崩れているから問題になっているのに、何を言っているのか。
 ホリエモンは『サンデー・ジャポン』(TBS)でもこの「年金泥棒」発言を釈明していたが、結局、「デモの絵面がヤダ」「いまの(政府の)人たちはめちゃくちゃがんばってる」「そういうやつに文句言っても仕方ない」くらいしか言えなかった。
 ようするに、この男、中学校の公民レベルの知識すらないのである。しかし、ホリエモンはそんな自分のことを恥ずかしいとは露ほども思っていないらしく、ことあるごとにデタラメな知識と論理で政権擁護を連発している。
 たとえば、「桜を見る会」追及のさなかに沢尻エリカが逮捕されたことでネットでは報道潰しではないかという見方が広がると、待ってましたとばかりに嘲笑。政権の“スキャンダル隠し説”を唱えた鳩山由紀夫元首相を〈まじで、ほんとにこいつあたまが腐ってる〉などと攻撃したのだが、これに対して一般ユーザーから〈いや、堀江さんなら、鳩山さんよりも、安倍さんの加計学園問題とか、もっともっと突いてよ〉などと反応されると、それこそ、なんの問題もないっしょ。あほなの?〉ときた。
 あれだけ疑惑まみれの安倍政権を盲目的に信じてしまうことこそ「あほ」丸出しだが、実は、ホリエモンが立ち上げたロケット開発企業は経産省の事業の委託先になっている。もしかして、安倍政権から恩恵を受け続けようと“政権批判叩き”に躍起になっているのでは……。そう考えると、ホリエモンはただの無教養なバカじゃない。有害で無教養なバカである。

 8位●有働由美子
 「ジャーナリスト宣言」も今は昔。安倍首相ヨイショインタビューに、天皇即位式典の司会で完全に“御用芸能人”化

 NHKを退局して「ジャーナリスト」に転身すると宣言、『news zero』(日本テレビ)のキャスターに就いたものの、有働の活動はどんどん「ジャーナリスト」とかけはなれていっている。番組では政権批判なんてまったくといっていいほど口にせず、「桜を見る会」問題についても当たり障りのない紹介をしているだけ、これではまるで原稿を読むだけの新人アナと同じじゃないか。
 いや、その実態はもっとひどいかもしれない。安倍首相が2019年4月元号発表当日、『zero』に登場し、有働の単独インタビューを受けたのだが(前キャスターの村尾信尚が嫌いで『zero』に出なくなっていた安倍首相が出演したということ自体が有働のスタンスを物語っているが)、有働は「総理は万葉集はお好きなんでしょうか?」だの「(新元号案を置いておく)金庫とかあったりするんですか?」だのといった質問しかできなかった。
 しかも、有働は、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」の司会まで務めた。祭典では嵐や芦田愛菜といった芸能人も多数登場したものの、本サイトで指摘したように、このイベントは主催団体のバックに日本会議があり、主催の委員会には櫻井よしこが「言論界・女性」の代表として名を連ねているシロモノ。百田尚樹高須克弥、門田隆将といったネトウヨ文化人もこぞって出席し、「天皇陛下万歳!」がエンドレスに繰り返された異常な「極右」集会の様相を呈していた。
 天皇即位については、国民主権や政教分離の問題、新元号選定からつづく安倍首相による政治利用など、論じるべき問題はいくつもあったというのに、有働はそれに切り込もうとしなかったばかりか、極右集会の司会を引き受けてしまったのである……。これじゃ、「桜を見る会」に呼ばれて喜んでいる御用芸能人となんら変わりはない。
 有働がNHK退局の際に「ジャーナリスト宣言」したとき、池上彰が「そんな簡単にジャーナリストなんて自称してほしくない」と苦言を呈していたが、意外と池上はこのアナウンサーの本質を知っていたのかもしれない。  

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 芸能・エンタメ 【テレビ・◎安倍政権御用ジャーナリスト大賞】  2020年01月01日  09:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(前編)②

2020-08-15 00:00:20 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(前編)②安倍擁護ビジネスから抜け出せない人たち! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表! 有働由美子に立川志らく、山口敬之には特別賞

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新年特別企画】:「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ?(前編)②安倍擁護ビジネスから抜け出せない人たち! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表! 有働由美子に立川志らく、山口敬之には特別賞 

 新年早々だが、今年も恒例の「御用ジャーナリスト大賞」をお届けしなければならない。2019年は年金問題ごまかし、消費増税、台風被災ないがしろ、「桜を見る会」問題にIR 汚職と、例年以上に安倍首相と政権の酷さが国民に示された年だったが、安倍御用メディア、ジャーナリストは減るどころか、増殖する一方だったからだ。
 しかし、2019年は同時に、その正体がよりはっきりした年でもあった。連中はもともと「政権を擁護すれば仕事が増える」「政権から利権の分け前をもらえる」という計算、つまり身過ぎ世過ぎで応援団をやっているだけ。だから、安倍首相がどんなデタラメな発言をしても、政権のどんな不正が明らかになっても、安倍政権を擁護し、不祥事をごまかし続けてきたのだが、2019年は安倍政権の酷さのせいで、その“エクストリーム”ぶりにさらに拍車がかかったのだ。もはや笑うしかないようなすり替え、屁理屈、ごまかし、そして、安倍政権から具体的な“恩恵”を受けていたことが明らかになったケースも……。
 いったいどんな人物がランクインし、どんな支離滅裂な擁護発言をし、どんな正体を晒したのか。前編では10位〜6位、そしてあの人のことを特別賞として紹介しよう。

安倍擁護ビジネスから抜け出せない人たち! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表! 有働由美子に立川志らく、山口敬之には特別賞の画像1

山口敬之『総理』(幻冬舎)

 7位●小松靖
 『ワイド!スクランブル』をヘイト化させ、「桜を見る会」ではアクロバティックな擁護! “ネトウヨキャスター”健在

 “ネトウヨキャスター”として知られるテレビ朝日の小松靖アナウンサーだが、2018年に『ワイド!スクランブル』の司会に抜擢されてからも、そのスタンスは全く変わりない。それどころか、同番組は小松アナのせいで露骨な安倍政権擁護やヘイトに近い中国・韓国バッシングを繰り返す『虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)のような番組になってしまった。
 たとえば2019年1月には、韓国との徴用工慰安婦問題は「解決済み」などと強弁し「(文大統領には支持率以外に)北と繋がる別の理由があるのではないか」なるネトウヨそのものの陰謀論をまくし立てた。5月には、トランプ米大統領が関税引き下げをめぐって“いい結果になる”という趣旨のことを語ったことについて、明らかに日本の国益を失う安倍政権の失態にもかかわらず、小松靖アナは “アメリカにとっていい結果かどうかわからない”などと言って「あまり悲観的になりすぎるのもどうなのかな」と安倍首相擁護を展開。9月には、番組が旭日旗問題をとりあげるなかで「ハーケンクロイツとは全然違う」と強弁し、戦中に日本軍が旭日旗を掲げて侵略戦争を行った史実を矮小化しようとした。
 だが、なかでも一番ひどかったのが11月、「桜を見る会」をめぐる反社会的勢力との関係について「吉本芸人と一緒にするのは無理があると思っていて。というのは、島田紳介さん、それから宮迫さんもそうですけれども、反社会勢力から対価を得るということは犯罪によって得たお金を対価としてギャラとしてもらったということになりますから、それとはちょっとワケが違う」と政権を擁護したことだ。言っておくが、ジャパンライフがそうであったように、「桜を見る会」に招待されたという事実は、その人物や関係企業に「政府によるお墨付き」を与えていることになる。闇営業で反社と絡んだ芸人よりもよっぽど罪が重いのというのは小学生でもわかる。それをあたかも政府のほうが問題が小さいかのように言うとは……。
 このように、小松アナの政権擁護の特徴は、あまりにも無理がある雑な話を、自信満々で公共の電波に乗せてしまうことだ。そのやり口は、SNSで跋扈する有象無象のネトウヨと全く同じ。だてに“ネトウヨキャスター”と呼ばれているわけではない、ということだろう。

 6位●辛坊治郎
 選挙前に安倍首相を単独出演させてPRを電波に乗せた“大阪の腰巾着”! お前こそが“放送法違反”だ

 2017年以来の再ランクインとなった辛坊。辛坊といえば、ネトウヨ製造番組『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)で司会を務め、安倍首相にとって大阪の腰巾着となっているのだが、『ウェークアップ!ぷらす』(読売テレビ)では「桜を見る会」問題について「追及している野党の人たちはバカなんじゃないかと多くの人は思う」などと安倍応援団お得意の野党批判にすり替えてみせた。
 だが、もっと露骨だったのは、6月22日放送の同番組に安倍首相がゲスト出演したときのこと。この放送で安倍首相は年金問題や進展のない外交問題について一方的な成果をダラダラと主張しつづけ、一方の辛坊も「無条件に会うと言いながら、常識的には、どこかで拉致が動くんじゃないかという感触を持ったからではないかと想像するんですが」などとフォローを入れつづけた。
 しかし、問題なのはそうしたやりとりの内容だけではない。この日は参院選公示日を少し後に控えたタイミングであり、安倍首相はあきらかに事前運動丸出しだったのだ。実際、安倍首相は放送中に立憲民主党枝野幸男代表や共産党志位和夫委員長への猛批判をはじめ、「今度の参議院選挙においては、審議すらしない政党を選ぶのか、審議をする政党を選ぶのか、それを決めていただきたい」などと宣言したのである。この宣言は、総理大臣としてではなく、完全に自民党総裁としての発言だ。
 言っておくが、選挙まで1カ月を切ろうかというタイミングで、テレビに政党の党首が単独出演して選挙の呼びかけをおこなうのは、放送法違反を指摘されても当然の行為だ。現に辛坊は安倍首相が野党の党首批判をはじめたとき、「各党の方に来ていただいて論じないと不公平になりますので」「総理だけの反論を聞くわけにはなかなかいかない」と述べたが、そのトーンは完全に身内からのアドバイスだった。
 選挙前のタイミングだとわかっていながら安倍首相を単独出演させるという、ご法度行為もやってのける。「偏向」というのは、まさにこのことを言うのではないか。 

特別賞●山口敬之と山口を擁護する安倍応援団
性暴力を働いた山口と、詩織さんに対する卑劣攻撃を繰り出した連中が全員安倍応援団だったというのは偶然ではない

 前編の最後に、「特別賞」として、伊藤詩織さんとの民事裁判で全面敗訴し、性暴力が認定された元TBS記者・山口敬之氏の名前をあげておきたい。御用ジャーナリスト大賞では、安倍応援団でも、カルト極右や現役で地上波に出ていない評論家、ジャーナリストは対象外としているのだが、山口氏については、改めて安倍政権との関係について指摘しておく必要があると感じたからだ。
 今回の判決を報じた新聞やテレビではほとんど掘り下げられていないが、山口氏は「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」として安倍首相の礼賛本を出版、ワイドショーに出演しまくって露骨な安倍首相擁護を繰り広げてきた。一方、安倍首相や官邸の側も山口氏に対して破格の扱いをし、様々な便宜を図ってきた。関係者以外が立ち入ることのできない首相執務室での写真をカバーに使わせ、TBS退社後の再就職先の世話や海外の研究員への推薦などに動いていた。そして、詩織さん事件で、山口氏の逮捕が直前に取り消されたのも、こうした癒着関係の結果だった
 ようするに、安倍首相はこういう平気で性暴力をはたらくような人物を御用ジャーナリストとして重宝し、さまざまな便宜を図ってきたのである。
 これは山口氏だけの話ではない。この問題をめぐっては、山口氏と同様に安倍応援団の小川榮太郎百田尚樹上念司、「月刊Hanada」(飛鳥新社)の花田紀凱編集長などといった安倍応援団たちがこぞって山口氏の擁護と伊藤さんへの卑劣バッシングをおこなってきた。
 百田や上念らは山口氏が敗訴するや否や詩織さんバッシングの責任を頰かむりして遁走しはじめ、一方、小川や花田は山口氏の会見に同席して伊藤さんに対するバッシングを繰り出しているが、今回あらためてはっきりとしたのは、安倍応援団に共通する女性蔑視と性犯罪に対する姿勢だ。首相の礼賛本を執筆し、熱烈支持して、メディアで持ち上げ、安倍首相を批判する者に執拗な攻撃をおこなっている御用ジャーナリストや御用メディアがことごとく、女性に性暴力を振るう人間を擁護して、平気で性被害者バッシングを繰り出しているという事実は決して偶然ではない。
 安倍首相の人権軽視の極右思想や歴史修正主義と、女性への性暴力を許容する女性蔑視思想は地続きにあることを山口氏の性暴力事件が証明したと言えるだろう。(編集部

後編に続く)

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 芸能・エンタメ 【テレビ・◎安倍政権御用ジャーナリスト大賞】  2020年01月01日  09:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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