路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【時事世論調査】:「危険水域」寸前に危機感 反転の道筋描けず―政府・与党

2020-08-30 08:16:50 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【時事世論調査】:「危険水域」寸前に危機感 反転の道筋描けず―政府・与党

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【時事世論調査】:「危険水域」寸前に危機感 反転の道筋描けず―政府・与党

 時事通信の8月の世論調査で内閣支持率が「危険水域」とされる3割割れの寸前まで落ち込んだことを受け、政府・与党は危機感を強めている。ただ、支持率下落の底流には新型コロナウイルスをめぐる政府対応への国民のいら立ちが渦巻いているとみられ、反転の道筋は描けていない。

首相官邸に入る安倍晋三首相=14日午後、東京・永田町

首相官邸に入る安倍晋三首相=14日午後、東京・永田町

 

 ■内閣支持32%、過去最低目前 コロナ対応「評価せず」6割―時事世論調査

 「困った。何もかも政権の責任にされている」。安倍晋三首相の周辺は14日、世論調査結果に困惑の表情を浮かべた。その上で「スピード感を持ってやっていくしかない。一喜一憂しないの一言に尽きる」と気を引き締めるように語った。
 政権幹部らが落胆するのは、国外に政府対応を「成功している」(世界保健機関のテドロス事務局長)と称賛する声があるにもかかわらず、調査では「評価しない」が6割近くに上ったことだ。コロナ禍にあえぐ観光産業への支援事業「Go To トラベル」に対する異論は9割近くに達した。
 自民党関係者は「こんな状態では衆院解散どころではない」と指摘し、党幹部は「今は耐える時だ」と話す。
 党内には9月末までに見込まれる内閣改造・自民党役員人事を念頭に「人事で雰囲気を打開するしかない」(関係者)との声もある。ただ、来年9月に任期切れが迫った首相の求心力には陰りが出ており、停滞ムードを一新できるほどの大胆な人事は難しいとの見方が強い。
 国民の不満の背景には、首相が最近、記者会見などでコロナ対応を丁寧に説明しようとしないこともあるとみられるが、首相サイドにはすぐに会見に応じる雰囲気はない。
 首相は14日、その前の2日間と同様に午前休を取り、当初の予定より1時間遅い午後2時すぎに首相官邸に出勤した。自民党の閣僚経験者は「首相の表情には疲れが見え、気力も感じられない。状況を好転させる材料は全く見当たらない」と嘆いた。

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・世論調査】  2020年08月14日  20:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説】:緊急事態再延長 今年は自重する旧盆に

2020-08-30 06:01:20 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【社説】:緊急事態再延長 今年は自重する旧盆に

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説】:緊急事態再延長 今年は自重する旧盆に 

 先祖の位牌をまつった仏壇の前に親類縁者が集い、重箱料理を味わいながら歓談する―。いままで当たり前だと思っていた旧盆の風景が様変わりする。

 玉城デニー知事は新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、医療現場の逼迫(ひっぱく)状況の改善を図るため、県独自の緊急事態宣言を9月5日まで1週間再延長すると発表した。
 多くの人が集まり世代間の交流が増える旧盆は、特に、若者から重症化リスクの高い高齢者への感染を防がなければならない。感染の収束が見通せない中で、緊急事態宣言の再延長は当然だ。
 ただし、延長の決定が直前になってしまったために県外から帰省する人たちなどへの影響も大きいだろう。県は宣言を出すタイミングやその期間などが適切だったか、「第3波」に向けた教訓にするためにも検証が必要だ。県民は例年と違う旧盆の過ごし方で感染拡大を防がなければならない。
 県が緊急事態宣言を再延長した背景には、想定よりも感染が拡大し続けていることがある。県内は7月から新規感染が広がり、夜の繁華街や医療機関、福祉施設などでクラスター(感染者集団)の発生も相次ぐ。
 県は8月1日から15日までの独自の緊急事態宣言を出し、その後、29日まで延長した。県民が外出を自粛することで16日ごろをピークとして感染は収まるとみていたが、その後も1日20人以上の感染者が確認されている。
 問題は若年層から高齢者に感染が広がっていることだ。7月以降の新規感染者のうち、70代以上の高齢者は7月31日時点で5人だったが、8月27日には117人と急拡大した。8月だけで19人が亡くなっている。体力が落ち、既往症のある高齢者がより重症化している。
 県は今後、無症状の濃厚接触者へのPCR検査も再開し、この間に医療提供体制拡充と感染拡大防止策を図る。県全域を対象に不要不急の外出自粛を「お願いする」とし、県をまたぐ往来は慎重な対応を求めた。9月5日まで警戒を続けながら感染の収まりを見極める「警戒監視期間」とする。
 県医師会は旧盆の対応として集まるのは仏壇を管理する家族だけにし、訪問するなら短時間で済ませること、帰省は慎重にすること、料理は個別に分けることなどを呼び掛けた。
 旧盆は親類縁者が先祖への祈りをささげる場であると同時に沖縄の伝統行事を次世代に伝える場でもある。祈願の仕方やその意味、重箱料理の作り方など、世代間で伝統をつなげてきた。コロナを機に受け継がれるべきものを忘れてはならない。
 沖縄にはお年寄りを敬い、その知恵を継承するという伝統もある。そのためには高齢者を病の危険にさらしてはならない。今年は自重する夏で家族を守っていきたい。

 元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2020年08月30日  06:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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