路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳・01.04】:政治の仕事であり政治の力が届きにくいもの

2023-01-12 07:40:00 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政界地獄耳・01.04】:政治の仕事であり政治の力が届きにくいもの

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.04】:政治の仕事であり政治の力が届きにくいもの 

 ★来月、相次いで力のこもったドキュメンタリーが公開される。いずれも我が国のこれからを見据えるに必要なテーマを丁寧に追いかけている映画だ。そしてそれらのテーマは本来政治の仕事である一方、政治の力が届きにくいものでもある。日々のニュースでは扱いきれない、追いかけきれない現実を、2つの映画はひるまずカメラに収めている。

 ★ひとつは「二十歳の息子」(島田隆一監督)。児童養護施設の子どもたちの自立支援団体「ブリッジフォースマイル」で働くゲイである主人公は、幼少期より施設に預けられ両親の顔を知らずに育った少年を身近で見てきたが、20歳の時に事件を起こし起訴されてしまう。彼の生活を立て直す手段として養子縁組を提案。そこに家族が生まれる。互いに距離感がつかめず、ぎこちない新生活が始まる。そのプロセスを監督は1年にわたって追いかけ続ける。「彼らの人生は社会によってさまざまな困難を強いられている。もし今、彼らのように生きる人たちが生きづらさを感じているようならば、それは我々が作り上げてきた社会の側に責任がある」と監督は言う。誰もがこの問いかけに考えをまとめるべき時期に来ているのではないか。

 ★そして「生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)。東日本大震災で宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ全校児童の7割に当たる74人(うち4人はいまだ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。津波発生から到達まで51分、学校にはスクールバスが待機、裏には山があったが多くの犠牲者を出した。なぜこんなことが起きたのか。親たちは子どもたちの最期を知りたかっただけだが、それには市、県を訴える国賠訴訟しか手がなく、裁判は損害賠償請求しか方法がない。親たちは子どもの命に値段をつけるところから苦悩する。親たちと2人の弁護士の闘いでもあった。10年にわたる裁判の記録とともに司法制度を問う、判決だけでなく、この10年間のプロセスを多くの人に感じてもらいたい。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年01月04日  07:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【独占インタビュー】“統一教会”問題、渦中の2人に直撃① 2世信者として、元信者の夫としての凄絶半生「悔しい、悔しい、悔しい」両親に宛てた悲痛な“遺書”

2023-01-12 07:07:20 | 【事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件・ネット上の誹謗中傷他】

【独占インタビュー】“統一教会”問題、渦中の2人に直撃①  2世信者として、元信者の夫としての凄絶半生「悔しい、悔しい、悔しい」両親に宛てた悲痛な“遺書” 

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【独占インタビュー】“統一教会”問題、渦中の2人に直撃①  2世信者として、元信者の夫としての凄絶半生「悔しい、悔しい、悔しい」両親に宛てた悲痛な“遺書” 

 “統一教会”の被害を訴え続ける小川さゆりさん(仮名)と橋田達夫さんが、二人揃って「情報ライブ ミヤネ屋」のインタビュー取材に答えました。その模様を、3回に渡ってお届けします。第1弾となる今回は、二人がこれまでに経験した凄絶な半生を振り返ります。

小川さゆりさん(仮名)と橋田達夫さん

 ◆“神の子”とされ、かつては強い信仰心も

元2世信者 小川さゆり(仮)さん

(小川さゆり(仮)さん)
「私は、両親が合同結婚式で結婚して、そこから生まれた『祝福2世』」でした。赤ちゃんのころから白い服を着させられて、小さい頃からというよりは、生まれたその日から“信者”ということにはなっているんですよね」

 合同結婚式をあげた両親から産まれた小川さんは「祝福2世」と呼ばれ、教団内では“神の子”と位置付けられていました。親は教会長を務め、信仰心の深い家庭で育ってきたと言います。

(小川さん)
「毎週教会に行って、小さい頃は絵本とか紙芝居とかが多かったんですけど、だいたい聖書の話とか、あとは文鮮明の話とかがあって、それを10時ぐらいからお昼まで聞いて、ということが毎週あったので、なんとなく『あまり楽しくないな』という印象はありました。子どもってやっぱり遊んでいたいですし、よく分からないところにじっとしないといけないですし、『話もあんまりおもしろくないな…』って。本当に記憶にあるときはそういう感じで、でもだんだんそれが慣れていって、『これが当たり前か』ってなったときは『教会に行くものなのかな』ってなっていました」

 教団に接する生活が日常的なものだと感じるようになってからは、熱心に活動に取り組んでいくことになったと言います。小川さんは、文鮮明教祖の絵を書いたこともありました。さらに高校生のとき、教団のスピーチ大会に出たときは…

「原理講義」の全国大会で準優勝

(小川さん)
「統一教会では文化祭がありまして、スピーチや、『原理講義』といって『原理講論』の内容をレクチャーする大会があるんですけど、スピーチでは県大会で優勝して、高校3年生のときには『原理講義』でどんどん勝ち進んでいって、全国大会で準優勝しました。その時が一番熱心というか、本当に信じ込んでいました」

韓国に渡り「修練会」にも参加

 また、韓国に渡り「修練会」という名の合宿に参加して、合同結婚式に参加するための講義などを受けたといいます。生活を改める決意について問われたプリントには、小川さんの直筆で「祈り続けて答えを出す。男とは絶対に付き合わない。好きになっても心を許さない。死ぬまで統一教から離れない」と書かれています。一生を“統一教会”に捧げる…2世信者として強い信仰心を持っていました。

 ◆信者となり金を持ち出す妻に何も言えず…

元妻が現役信者 橋田達夫さん

 一方、橋田達夫さんは約30年前、元妻が“統一教会”に入信したといいます。橋田さんがその事実を知ったのは、運送の仕事で地元・高知から大阪に赴任中のときでした。

(橋田達夫さん)
「子どもたちと妻が、1年後ぐらいに大阪に引っ越して来たと思うんです。あるとき、“統一教会”の施設に通っているのを同僚が見まして、それで様子を見ていたらずっと通っていて、僕はそのとき、これが“統一教会”だと分かっていました。妻の場合は、高知のビデオセンターに何回か行ったと思うんです。大阪に来たときは毎日毎日行っていました。それで僕は、『あぁ…』と思っていました。高知の場合は、教会の信者が2人1組で一軒一軒訪ねてきて、『幸せになるから入りませんか?』と言うんです、それがきっかけだと思います」

(小川さん)
「実際に母が、そういう伝道をやっていたんですよね。具体的に地図も何回も見たことがありますし、ここの一帯を周ったっていうことで、印をつけてあったりとか…」

元妻は教団本部がある韓国へも

 数年後に高知に戻ると、元妻は教団活動に没頭し、週に6日教団に通うため、家を空ける機会も増えました。また、教団本部がある韓国にも行くようになったといいます。

(橋田さん)
「韓国には年間5~6回は行っていましたね。お金を持っていくんですよね…。しかし、僕は何とも言えませんでした。ただ上手く付いて行って、自分なりに教団から離そう離そうと努力はしました。だけど結局はのめり込んでいくという感じでした」

多額の献金から家庭が崩壊、長男が自死

元妻に売却された橋田さんの土地

 小川さんと橋田さん。教団との関係については立場が違う2人ですが、“被害”については共通する部分もあります。それが、「献金」と「家庭崩壊」です。橋田さんは、元妻が教団の勧めに従い、あらゆるものを購入していたと語ります。

(橋田さん)
「高麗人参・印鑑・浄水器・飲料水のメッコールとか、いろんな物が常に入って来るような感じでしたね。『止めろ』と言っても、『これは健康に良い』とか、子どもたちにカプセルに入れてまで毎日飲ませるんですよね。僕は何回も『止めろ』と言いました。だけど『体に良いから、健康に良いから』と言って止めないんです。壺も全部勝手に買って来るんですよ、だからいくら献金しているかも、全くわからないんです」

 さらに、元妻による土地の売却などもあり、献金の総額は1億円に上っていると、橋田さんは見ています。これらが原因で、家庭ではケンカが絶えなかったといいます。

(橋田さん)
「僕の性格は、きつい性格です。だから激しく言いました。それを子どもたちがずっと見ていたんでしょうね。夫婦ゲンカが絶えない、ということもありました。そのせいで子どもたちも異常になったのかなと、今でも考えたりもします。」

 橋田さんは約9年前に、信者の元妻と離婚しました。長男と二男は元妻の家に残り、橋田さんは家を飛び出しました。そして2年前、橋田さん一家に最もつらい出来事が起こりました。精神的に不安定に陥っていた2世信者の長男が、36歳で自ら命を落とすことになったのです。

(橋田さん)
「家庭が崩壊していって、こんな人生って、人から見たら本当に大変だなと思っても、中にいたらそれ以上に大変なんですよね。長男は苦しみましたので、彼の事を考えたら…今でも本当に写真も何もありません。位牌もまだ作っていません。そのまま1年間、家でお骨を置いてそのままお墓に持って行って、納骨とその次の日に行っただけで、もうお墓の前でお参りすることができないんです。『お父さん』って、声を掛けられているようなんです。『ごめんね』って…」

 献金による家庭の崩壊。それは小川さんの場合も例外ではありません。

(小川さん)
「中学校になるまでは、基本的に服を買ってもらえたことがほぼ無くて、ずっと親戚のお下がりを着ていました。それで当時は仲間外れにされたり、暴言を吐かれたりっていうことはありました。親からも母からも、お給料がよくないっていうことは聞いていて、教会長になったから特に生活が良くなったということは、全くなかったです。どちらかというとずっと、今もなんですけど、家は借金を負っています」

 また、高校生の頃に自身で稼いだアルバイト代200万円が、両親によって勝手に献金にあてられた疑いがあり、いまだ返ってきていないと言います。

 ◆体に異変を生じ脱退を決意、いまだに続く不安と恐怖

小川さんが参加した「修練会」

 小川さんは、生活が困窮しながらも、教団をそして両親のことをただただ信じ、積極的に活動を続けて行きました。そんな中、参加した韓国の「修錬会」で、深く傷つく出来事があったといいます。

(小川さん)
「祝福を受けることが良いこととされているので、私はそこに向かいたくて修錬会に参加するんですが、そこに男性の班長がいて、その方からセクハラを受けたんです。でも、私が誘惑を受けること、男性からそういうことをされたということは、私に『“悪霊”が憑いているからだ』と言われて…」

 小川さんはセクハラを受けたことをきっかけに、教団への不信感が積もっていきました。やがてその体に、“異変”が起こります。

(小川さん)
「引きこもったりしましたし、仕事にも影響が出て、韓国・清平の精神科病棟に入院しました。教会の人たちや清平の人たちは、『除霊すれば治ります』って頑なに言うんです。『あなたの問題は悪霊が付いているからだ』って。でも治りませんでした。自分は心理学とか医学的な事を勉強しまして、一般常識とかも勉強したのですが、統一教会で教えられてきたことよりも、こちらの方がすごく具体的というか、説得力があるなと思って。“サタン”とかふわっとした言葉じゃなくて、そっちの方で理論づけて考えることができるんじゃないかと思って、実際に意識することで病状も治りました。」

 「除霊で病は治らない」今までの教えとは正反対のことを身をもって知った小川さんは、6年前に脱会を決意します。しかし、教団での経験がフラッシュバックするなど、不安と恐怖に襲われる日々が続くといいます。

 ◆両親への憎悪と愛情、葛藤から人生をやり直す決意へ

小川さんが両親に宛てた“遺書”

 脱会後、小川さんが両親に宛てて書いたという“遺書”には、「私の苦しみを知ろうともせず、平気で笑って過ごしているお前たちが憎くてしかたなかった。私が死んだのはお前らのせいだ。でも、大好きだったことも嘘じゃない。悔しい、悔しい、悔しい、生きていたかった。愛し愛されたかった」と綴っています。

(小川さん)
「実際に発作があまりにもひどくて、引きこもるしかできませんし、そんな引きこもっていた自分を親は厄介者扱い。でも、そこから自立しようとしたって、体調も悪いし精神がおかしかったので、『これって自分の親からも社会からも、誰からも必要とされていないな。自分は何の生産性もないな』って思って、それで生きている意味が本気で分からなくなって…」

 何のために、誰のために生きるのか?小川さんは、「祝福2世」として人生の岐路をさまよっていました。

(小川さん)
「誰も自分のことを必要としていなくて、親でさえも分かってくれないということが一番辛くて。生んでくれたのは親で、私が生まれてきた原因も教会があるから私の命があるわけで、教会を否定することは、自分のアイデンティティを否定することになるんですよね。両親の言っていることは間違っているっていうことを伝えたかったんですけど、私が死んだとしても分からないんですよね。それが悔しくて。だから何とかして生きられないかなって思って…。まともな家庭に生まれたかっただけなんですよね。だから、特別な幸せが欲しいわけでもなく、普通の人生を手に入れるということが、恨みを晴らすことかなと思って、死なずに生きてやると思って…」

 「普通の生活がしたかった」その思いを取り戻すため、小川さんは、人生をやり直す決意をしました。

(小川さん)
「心身ともに未発達な、そういった時代を全て、教会の教えに本当にどっぷりつかって生きてきたので、自分は本当に常識を知らないし、“サタン”だとか教えられてきたことを、一から全て考え直さなきゃいけないっていう作業が必要だったので、すごく難しかったです」

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 様々な苦悩と戦う日々を経て、ついに二人は公の場に顔を出し、被害を訴える決意をします。しかし教団側は、あらゆる手段で反論をぶつけてきました。独占インタビュー第2弾では、教団の“反撃”に対する激しい怒りと、いまだに続く「家族が信者」であることの“苦悩”について、二人が激白します。(情報ライブミヤネ屋2022年10月27日放送)

 元稿:讀賣テレビ(NNN系列) 情報ライブ ミヤネ屋 主要ニュース 社会  【話題・旧統一教会を巡る数多くの疑惑】 2022年10月27日 14:00:00 これは参考資料です。 転載等各自で判断下さい。

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【ロシア】:停戦に向けて「朝鮮半島方式提案」をウクライナ側に提案か ダニロフ書記が発言

2023-01-12 01:40:30 | 【ロシア・北方領土・シベリア開発・サハリン石油天然ガス・ウクライナ侵攻犯罪】

【ロシア】:停戦に向けて「朝鮮半島方式提案」をウクライナ側に提案か ダニロフ書記が発言

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ロシア】:停戦に向けて「朝鮮半島方式提案」をウクライナ側に提案か ダニロフ書記が発言 

 ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記は11日までに、同国に侵攻するロシアが停戦に向けて、北緯38度線で半島を南北に分断した「朝鮮半島方式」をウクライナ側に提案しようとしていると述べた。ダニロフ氏はこれを受け入れれば、国を分断する「大きな過ち」になると指摘した。ウクライナの独立系通信社ウニアンがテレビ番組での発言を報じた。

 ダニロフ氏は「われわれは今、朝鮮半島方式を提案されている。いわゆる38度線のようなものだ」と発言。ロシアが戦闘を停止する代わりに、ロシアに実効支配されている東部・南部地域の占領をウクライナが受け入れる案であることを示唆した。

 ダニロフ氏によると、ロシア大統領府のコザク副長官が欧州諸国で政界関係者と面会し、ロシア側は多くの妥協の余地があるとのメッセージを伝達しているという。

 これに対し、ロシアのペスコフ大統領報道官は9日、「デマだ」と提案の存在を否定した。

 英国防省は10日、激戦が続く東部ドネツク州バフムトの戦況について、ロシア側が過去4日間で北東郊外のソレダルで大部分の集落を管理下に置いた可能性があるとの見方を示した。バフムトを北側から包囲し、ウクライナ軍の兵たん線を断つ作戦とみられるが、ウクライナ側は安定した防衛線と補給路を確保しており、直ちに包囲される可能性は低いと指摘した。

 ロシア国防省は11日、バフムト近郊の集落を制圧したほか、ソレダルを北と南から封鎖しウクライナ軍の拠点を砲撃していると発表。ソレダル市内では戦闘が続いていると説明した。

 ロシア民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏は同日未明、ソレダルをワグネルの部隊が単独で制圧したと表明していた。ウクライナのマリャル国防次官は11日、ロシア軍がソレダルで激しい攻撃を続け、ウクライナ軍の防衛突破を図っているが、持ちこたえていると明らかにした。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・ロシアによるウクライナ侵攻】  2023年01月12日  01:40:00  これは参考資料です。 転載等は自で判断下さい。

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【中国】:日韓に追加対抗措置 一時入国できる優遇政策や臨時ビザ発給手続きの停止を発表

2023-01-12 01:22:30 | 【中国・共産党・香港・一国二制度・台湾・一帯一路、国家の個人等の権利を抑圧統治】

【中国】:日韓に追加対抗措置 一時入国できる優遇政策や臨時ビザ発給手続きの停止を発表

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【中国】:日韓に追加対抗措置 一時入国できる優遇政策や臨時ビザ発給手続きの停止を発表 

 中国政府は11日、日本と韓国に対し、第三国へ向かう乗り継ぎ時に中国に一時入国できる優遇政策や臨時ビザ(査証)発給手続きの停止を発表した。新型コロナウイルス感染が急拡大する中国からの入国者に対し日韓が強化した水際対策への追加対抗措置。中国当局は10日、中国渡航に必要なビザの発給手続きを日韓で停止し、日韓両政府が反発していた。入管政策を巡る摩擦は激化し、人的往来の正常化は見通せていない。

 中国の秦剛外相は「日韓が中国国民の往来に差別的な措置を取った」と日韓を名指しで批判し、対抗措置の正当性を強調した。中国メディアが11日伝えた。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は11日の記者会見で、日本でのビザ発給手続き停止措置は「完全に正当で合理的だ」と主張した。ビザ発給停止は日韓への対抗措置だとの認識を示した上で「中国国民の正当な権益を守り、国家間の正常な往来や協力の環境を維持するため、対等な措置を取った」と説明した。

 在中国日本大使館は11日、ツイッターで日本政府は中国人の訪日ビザを制限していないと強調。「中国外務省は各国の入国規制に対等の措置を取ると言っていたのに、対等さが完全に欠けている」と批判した。

 日韓への新たな措置について中国国家移民管理局は公式サイトで「一部の国が中国からの入国者に差別的な入国制限措置を課したためだ」と、水際強化への対抗措置との位置付けを明確にした。

 汪氏は、各国の公衆衛生の専門家も中国からの入国者への水際措置は科学的ではなく、不必要だと指摘していると主張。「関係国に科学的で適度な防疫措置を取るよう呼びかけたい」と訴えた。

 一方、水際対策を強化していないタイやカンボジア、インドネシアなどの国々に対しては「中国との往復の航空便を増やしていく」として、便宜を図る意向を表明した。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・中国政府は11日、日本と韓国に対し、第三国へ向かう乗り継ぎ時に中国に一時入国できる優遇政策や臨時ビザ(査証)発給手続きの停止を発表】  2023年01月12日  01:22:00  これは参考資料です。 転載等は自で判断下さい。

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【菅義偉前首相】:岸田首相派閥会長継続に疑問「理念や政策よりも派閥の意向を優先」政権辛口評価

2023-01-12 00:10:50 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【菅義偉前首相】:岸田首相派閥会長継続に疑問「理念や政策よりも派閥の意向を優先」政権辛口評価

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【菅義偉前首相】:岸田首相派閥会長継続に疑問「理念や政策よりも派閥の意向を優先」政権辛口評価 

 菅義偉前首相は、10日発売の月刊誌「文芸春秋」2月号のインタビューで、自民党の派閥政治に異を唱えた上で、岸田文雄首相が現在も岸田派(所属43人)の会長を続けていることに、疑問を呈した。

菅義偉氏(21年6月25日)

 

 無派閥の菅氏は、小泉純一郎元首相や、安倍晋三元首相が、首相在任中は派閥(清和会)を離れたことに触れ「岸田総理が派閥に居続けることが、国民にどう見えるかを意識する必要があります。派閥政治を引きずっているというメッセージになって、国民の見る目は厳しくなると思います」と述べ、岸田首相の現在の政権運営に辛口評価をした。

 自身はかつて、自民党総裁選で2度、所属していた派閥とは違う候補者を応援し「派閥にいられなくなる経験」をしたと明かした。

 1998年総裁選の際には、当時、力を持っていた野中広務氏に「『あいつだけは許さねえ。政務官にしてやらねえ』と言われた。私は『政務官なんてやりたいと思っていません』とやり合ったことを覚えています」などと、野中氏との生々しいやりとりがあったことも明かした。

 その上で「私が総理大臣の時には、派閥の推薦は受けずに人事を決めました。昔は派閥の推薦枠に名前がなければ、閣僚になれないという時代がありましたけど」とした上で「岸田文雄総理はそんな昔に戻ったとまでは言いませんが、派閥とうまく付き合いながら人事を決めていると思います」と、岸田流人事への持論も述べた。

 派閥の弊害に関して、特に自民党総裁選の時に「国民の負託を受けて当選してきた政治家が、理念や政策よりも派閥の意向を優先してしまうこと」と指摘。「総裁選で派閥の意向に反発すれば、閣僚や党役員のポストからはじくとか、従った議員と差をつけるとか、私はずっと疑問に思ってきました。派閥に入っていなくても、政策本位で、適材適所にポストに就けるのが大事でしょう」「派閥の領袖に従わなければならない、自分の意見を言えない状態にすべきではない」とも述べた。

 菅氏は10日、訪問先のベトナムでも「脱派閥」に言及している。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党】  2023年01月11日  19:16:00  これは参考資料です。 転載等は自で判断下さい。

 

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【2023年01月10日 今日は?】:国際連盟がベルサイユ条約とともに成立

2023-01-12 00:00:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2023年01月10日 今日は?】:国際連盟がベルサイユ条約とともに成立

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2023年01月10日 今日は?】:国際連盟がベルサイユ条約とともに成立

 ◆1月10日=今日はどんな日

  国際連盟がベルサイユ条約とともに成立(1920)

 ◆出来事

  ▼英ロンドンのパディントン駅とファリンドン駅間6キロに世界初の都市型地下鉄開通(1863)▼グリコ・森永事件で警視庁が「かい人21面相」の似顔絵公開(1985)

 ◆誕生日

  ▼あおい輝彦(48年=歌手)▼田中裕二(65年=爆笑問題)▼財前直見(66年=女優)▼林みなほ(90年=フリーアナウンサー)▼大原櫻子(96年=歌手)▼菅原茉椰(00年=SKE48)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2023年01月10日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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