【ウクライナ情勢】:IAEA事務局長、ゼレンスキー大統領と会談へ ダム決壊の影響出たザポロジエ原発対応で協議か
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ウクライナ情勢】:IAEA事務局長、ゼレンスキー大統領と会談へ ダム決壊の影響出たザポロジエ原発対応で協議か
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は12日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談するため、同国に向かっているとツイートした。
南部カホフカ水力発電所のダム決壊で、ダムから取水するザポロジエ原発の長期的影響が懸念される中、対応支援策を提示するとした。原発に駐在するIAEA職員の交代要員を率いて週内に原発に入る意向だ。
ロシア軍が要塞(ようさい)化したザポロジエ原発は、ウクライナ軍の反転攻勢が本格化する中、戦火に巻き込まれるリスクが高まっている。
原発には水位が低下したダムから冷却水を取ることが不可能になった。ただ、ウクライナ原子力企業エネルゴアトムは、原発併設の貯水池の水は十分にあり「状況は安定している」としている。
IAEAは昨年9月以来、原発の安全を確保するため職員を派遣し、駐在させてきた。グロッシ氏は同原発への攻撃や軍事基地化の禁止など事故防止の5原則を示しているが、ウクライナ側はロシア軍が部隊や兵器を持ち込んでいると非難している。
グロッシ氏は6日、ゼレンスキー氏と電話し、同原発のリスク軽減策を協議した。同原発を訪問すれば、ロシアによるウクライナ侵攻後、昨年9月と今年3月に続いて3回目となる。
(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・ウクライナ情勢・南部カホフカ水力発電所のダム決壊で、ダムから取水するザポロジエ原発の長期的影響が懸念される中、対応支援策を提示】 2023年06月13日 01:26:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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