路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・11.19】:もう駅頭に愚直に毎朝立つような選挙戦は消えていくのか

2024-11-26 07:40:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・11.19】:もう駅頭に愚直に毎朝立つような選挙戦は消えていくのか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・11.19】:もう駅頭に愚直に毎朝立つような選挙戦は消えていくのか

 ★兵庫県知事選を受け、全国で選挙を仕切ってきた選挙請負の自民党秘書が言う。「もう選挙戦は不要になる。私たちの世界ではSNSは空中戦と呼ばれ地に足の着いた選挙戦の中、その一部を担っている程度だった。石丸現象、それを分析した国民民主党やれいわ新選組の総選挙での躍進。もう辻立ちや駅頭に愚直に毎朝立つような選挙戦は消えていくのだろうか」。別の選挙関係者は「テレビが公選法や放送法、自民党のメディアへの公平な選挙報道というけん制で萎縮し、選挙戦が始まると一部の報道番組などを除き、思考停止になってきたことを政治団体・NHKから国民を守る党党首・立花孝志に逆手に取られた」とした。

 ※:【独自】絶対に謝りません 斎藤前知事 芦屋駅前朝立ちで直撃質問「西播磨県民局長に謝罪するつもりはありますか?」

 ★SNSが多用され選挙の形が変わってきたのは先の東京15区の衆院補選、過日の総選挙でもわかる通りだが、新聞やテレビなど大手メディアはその力がありながら選挙中に報道が止まる。知事選ではすべての党が不信任を知事に突きつけ、孤立無援の前知事・斎藤元彦が再選を果たした。XやYouTubeでの情報拡散を、その頭文字をとってXYジャーナリズムというそうだが、公平を装い表面的な報道しかしない大手メディアの覚悟のなさにつけ込まれたといってもいい。それを雑誌やスポーツ紙のこたつ記事が拡散する仕組みとなった。そう見ると大手メディアとXYジャーナリズムの戦いでもなければ対立でもない。その情報を吟味する有権者の「読解力の低下」「洞察力の欠落」「見極める力の弱体化」でしかない。どちらが正しいかではなく、どちらが信用出来るか、信じたいかの選択だったのではないか。

 ★この現象は兵庫県に限らず、既にSNSを利用する多くの人たちに共有されている。来年は東京都議会議員選挙、参院選挙とSNS選挙を当て込んでいる選挙プランナーや候補者がいることだろう。メディアの停滞に拍車がかかるか、目覚めるか。大いに関心のあるところだ。そして有権者の読み解く力を養わないと、政治全体が停滞する。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません4。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年11月19日  07:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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