漸く気づいた共産党!
今までの反省をきちんと踏まえるならば
憲法を活かす新しい政権の「構想と公約」をきちんと提起すべき!
判断は国民がするものだ!
野党が決めるのではない!
政党が国民に寄り添うとは、
国民の気分・感情・要求を政策化運動家することだ!
国民の目線をしっかり・本気になって捉え具体化することだ!
有権者のみなさん、この国に生きる人々に対して、
野党が力を合わせて政権交代した場合にはこういう未来が見られるよということを、
もう話し始めなければいけないということです。
これまで3回、国政選挙で選挙協力やってきました。しかし、政権の合意がありませんでした。
野党共闘は成果をあげてきたけれども、さらにステップアップしようと思ったら、こういう内容で政権をつくりますよと、これが伝わってこそ、
本当の野党共闘の力を発揮することができます。
「本気で野党が政権とるぞ」ということが国民に伝わらないと、
政権に批判を持っていても棄権を選んでしまう場合もあるでしょう。
やはり私たちの本気度が伝わるところにバージョンアップしなければならないという気持ちを強く持っています。
第二次安倍政権誕生から気づいていなければならなかったことだ!
今からでも遅くない!
一刻を争って
「新しい政権像」の国民的議論を呼びかけるべし!
その提案と議論が運動化し
政権公約として練り上げられた時!
有権者の7割が選挙に参加するだろう!
赤旗 志位委員長・山本代表の共同会見 冒頭発言 [2019.9.14](抜粋)
はっきり言って選挙いつあるか分かりません。ひょっとしたら年内に解散するかもしれません。すべての判断は官邸側にあるわけですから、残念ながら。でも、どのタイミングで解散が打たれてもいいように、私たちは有権者のみなさん、この国に生きる人々に、政権交代をすればどのような世の中になるのかということをイメージしてもらうためにも、こういった話し合いは一刻も早く進めるべきだという考えです。そういう意味で、一番小回りがきくといいますか、れいわ新選組がまず最初に、この連合政権、その話し合いというところに参加をさせていただいたということです。
――志位委員長が参院選後に政権・政策協議を各党に呼びかけ、今回、党首として初めて山本代表が応じました。(5野党・会派と市民連合が合意した)共通政策が13項目ありますが、そのうち旗が二つで消費税と9条改憲(反対)だと。この大きなところで、これからお二人で各党にもう一回政権・政策協議を呼びかけていくという理解で良いでしょうか。
志位 13項目というのはかなり包括的です。たとえば沖縄の辺野古の問題や原発の問題も入っています。山本代表とは、13項目は当然合意できる内容だと確認しました。野党全体の政権構想の協議の土台になるのは、やはり13項目だと考えております。
志位 今日はそこまで話をしておりません。ただ、私たちの考えとしては、野党連合政権をつくると言った場合は、政権をともにするという(政治的)合意が必要だろうと(思います)。それから、その政権が何を実行するか、政策の合意が必要だろうと(思います)。そのさいに、政策の不一致点について政権としてどう対応するかも含めて政策合意が必要になります。そして、三つ目に、選挙協力の合意が必要になってくるでしょう。
連合政権の(政治的)合意、その政権が取り組む政策の合意、それと一体に選挙協力の話し合いも進めていければというのが私たちの考え方です。
――今日は話していないけれども、選挙協力についても今後話していこうというのも合意に含まれるという理解でいいでしょうか。
志位 私は当然だと思います。
山本 はい。当然だと思います。選挙区の調整ということで、これまでの選挙協力は終わってきたわけです。でもそれだけでは、やっぱりひっくり返せないですから。有権者のみなさん、この国に生きる人々に対して、野党が力を合わせて政権交代した場合にはこういう未来が見られるよということを、もう話し始めなければいけないということです。
志位 今まさに山本さんが言った通りだと思います。
これまで3回、国政選挙で選挙協力やってきました。しかし、政権の合意がありませんでした。野党共闘は成果をあげてきたけれども、さらにステップアップしようと思ったら、こういう内容で政権をつくりますよと、これが伝わってこそ、本当の野党共闘の力を発揮することができます。そう考えて野党連合政権構想の話し合いの開始を呼びかけさせていただきましたが、今日は「れいわ」さんとこういう合意が得られたことを本当に喜んでおります。私は画期的な一歩だと考えております。
――野党連合政権という名称を使っていると、万年野党というか、国民に本気度が伝わらないのでは。もっと国民に伝わるキャッチコピーを付けるとしたらどういうものがいいか。
志位 私たちは議席数からいいましたら野党第3党ですから、その立場でこういう呼びかけをさせていただいているので、あまり固有名詞的な名前は言わないで、(「野党連合政権」と)普通名詞的な名前を使っているんです。以前は「国民連合政府」と言ったことがあったのですけれども、やはりそうしますと“共産党の提案だね”ということになります。そういうことでなくて「みんなでつくる政権だ」と。だから特定の名前をつけないということで、普通名詞でやっております。
山本 いま言われてハッとしたという部分ですね。ありがとうございます。シンプルに「次の構想政権」とかでも良いかもしれないし、「次の政権プロジェクト」とか、次は私たちの番だということが前に押し出されるような。それもまた、各党が集まってきたところでいろいろ話をしていければと。
志位 (それが)いいんじゃないですかね。ですからそれも含めて、ネーミングは、一応、普通名詞をあてているのですが、それを固有名詞にしていくのは相談で決まっていけばいいのではないでしょうか。
つまり、「本気で野党が政権とるぞ」ということが国民に伝わらないと、政権に批判を持っていても棄権を選んでしまう場合もあるでしょう。やはり私たちの本気度が伝わるところにバージョンアップしなければならないという気持ちを強く持っています。
それをやるには政権合意をしなくてはなりません。「こういう政権をつくります、本気でやります」、「だから力を貸してください、一緒にやりましょう」という呼びかけが今どうしても必要だろうという思いで、呼びかけています。
たぶん、立憲民主党にしても、国民民主党にしても、同じ問題意識を持っている方はおられると思います。これまで、一緒に力を合わせてやってきたわけですから、今後もさらに力を合わせて、協力をしていきたいという思いです。
――山本代表は他の野党との共闘の最低条件として、消費税5%への引き下げと言っていますが、共産党としてはこれまで具体的な数字は示してきていないけれど、消費税5%が野党共闘の最低条件という認識でよろしいですか。
志位 他の野党との関係(で最低条件)というよりも、両党として、(消費税)廃止の目標を確認したということです。そこにいたる道筋、財源にかんしても協議していこうということも確認しました。その道筋については、税率を下げる方法もあるでしょうし、税率ゼロの部分を(つくり)広げていくということもあるでしょうし、いろんなやり方を検討してみよう、協議していこうということが今日の確認事項です。
私たちとして、消費税5%への減税は一つの選択肢だと思っております。それも含めて協議していきたいという考えです。
違憲満載の安倍自公政権に対峙する憲法を活かす新しい政権像が国民には見えない!
「赤旗」記事をよくよく読むべし!
ホンキになってシッカリ議論すべし!
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