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前年度の鳥の海シギチアップを急がないと、まずい。

2024年4月26日(金)鳥の海

2025年02月28日 | 鳥の海

2024年4月26日(金)9:16-17:04【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺地域
【種名】キジ♂、ヒドリガモ、スズガモ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、チュウダイサギ、オオバン、ムナグロ夏羽1夏羽移行3、メダイチドリ夏羽24+、オオソリハシシギ♂夏羽3♀5、チュウシャクシギ315+、キョウジョシギ♂夏羽2♀夏羽1、ハマシギ夏羽47+、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、セッカ、イソヒヨドリ、オオジュリン夏羽(17科24種)シギチ総数401+
【メモ】いつものように、ミサゴの巣を見てから鳥の海に行った。干潟にはチュウシャク、オオソリ、メダイ、ハマシギ、ムナグロなどいたが、数はそう多くはなかった。ミサゴがひっきりなしに飛び、畑ではキジ♂、セッカも鳴いていて、初夏らしい雰囲気だった。今シーズンはどこに行っても、アカエリカイツブリやハム類がいた。ただし、漁港に入っているのは、自分から進んでやってきたわけではないだろうが。シギチは、干潟がでていても、大群がいるわけではなく、多くは井戸浦や広浦で採餌していた。オオメダイチドリとかも、広浦にいて、距離が遠い。なぜ、鳥の海に来ない?とぶつぶつ言いながら、一応、鳥の海に来る途中は広浦に寄るのだが、あまりの遠さに写真を撮る気にもならない毎日だった。しかし、15時過ぎ、鳥の海温泉の方に、チュウシャクシギの大群が現れた。急いで、ぐるっと回って船溜まりの方に行ってみると、ちょうど防波堤には釣り人が一人もおらず、次々にチュウシャクシギの大群がランディングし、オオソリや他のシギたちも降りてきた。途中、けっこうずっと奥までいっぱいになったところに、別の群れが横入りでランディングに入ったのを見て、動画を撮影した。動画の方が、状況がよくわかるからだ。その後、シギたちは、防波堤と船溜まりの防波堤、奥の水路の防波堤を行ったり来たりして、最終的に、船溜まりの防波堤上に降り、ウミネコと喧騒状態になっていた。久々に、昔の鳥の海の風景、様々な種類のたくさんのシギたちが、水路の防波堤上に、大群が集まっているような風景に出会えて、とても幸せな気持ちになれた一日だった。ちなみにオオソリの♀個体のうち比較的大きく、やや白っぽい個体がいたが、おそらくコシジロと思われる。また、チュウシャクシギの中に以前鳥の海でバンディングされたと思われる個体が1羽いた。以前というのは、白い標識がかなり変色してやや黄色っぽくなっていた。標識のつけ方からすると、鳥の海のものと思われた。
【動画】チュウシャクシギとオオソリハシシギ塒入り前
【写真】
  
ミサゴ/ヒヨドリの渡り/アカエリカイツブリ
  
キジ♂/ハマシギ/ミサゴ
  
アカエリカイツブリ/ミサゴ/セッカ
  
チュウシャクシギとムナグロ/メダイチドリ/チュウシャクシギとオオソリハシシギ
  
オオソリハシシギ♂熱羽/オオソリハシシギとチュウシャクシギ
  
チュウシャクシギ/防波堤上に降りたシギ、チドリ
  
ムナグロ、キョウジョシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ
  
防波堤の上だけでなく下にもいる
  
何度も飛んでは戻って来ることを繰り返し、最終的には船溜まりの防波堤に降りた

アカエリカイツブリ


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