私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2016年7月2日(日)照ヶ崎海岸

2016年07月02日 | 大磯・県内アオバト
■2016/7/2(日)9:30-10:52【天気】曇り時々晴れ
【場所】大磯町照ヶ崎海岸
【種名】オオミズナギドリ++,アオバト,ウミネコ(3科3種)
【メモ】宮城県内はどこも天気が悪いので,アオバトを見に行くことにした。現地は天気予報とは異なり,曇りで後半少し日が差したが,海岸は多くの家族連れで賑わい,いつもアオバトが海水を飲んでいる岩礁は,タイドプールでカニや小魚を捕っている家族でいっぱいだった。アオバトを撮影したり,観察したりしている人たちは,離れたところにいる。9:30頃着いたのではほとんどアオバトはいなくなっている時間帯だが,若干の群れは飛んでいた。沖にはこれも例によってオオミズナギドリが飛んでいる。
10:00を過ぎると,アオバト関係者は自分も入れて3名になってしまった。しかし,たいてい帰ろうとする頃に大群が来たりするので,じっと待っていると,50羽程度の群れがやってきた。
 年に1度はここでアオバトを見ているが,毎年コンディションによって行動が違うのがおもしろい。昨年は,海が荒れすぎてタクシーの運転手は今日はだめと言っていたが,逆にアオバトが海水を十分に飲めなくて,10:00過ぎまで大群が残っていたり,波しぶきが大きすぎて岩礁でないテトラポット上で海水を飲んでいた。今回は,家族連れに岩礁一帯を埋め尽くされていたので,離れた岩礁をメインに海水を飲んでいた。人がいないと海岸の渚付近まで来ているのを見ることもあるので,日々状況が違うのだろう。
【写真】
  
■岩礁で海水を飲むアオバトの群れ
  
■岩礁に向かうアオバトの飛翔/沖のオオミズナギドリ
  
■岩礁に降り立ったアオバト


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