私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2018年7月17日(火)蔵王御釜

2018年07月17日 | 宮城蔵王

■2018/7/17(火)12:53-14:11【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】宮城蔵王馬の背・御釜周辺
【種名】アマツバメ6,トビ4,ノスリ1,ホシガラス2,ハシボソガラス,ウグイス+,イワヒバリ成鳥3(4),カヤクグリ2,ビンズイ4(5科8種)
【メモ】今日で,大学の前期講義が終わり,やっと一息,蔵王に行くことにした。あまり午後からは行かないが,だめもとで行って見たところ,やはりだめで,アマツバメがちょっととビンズイしか飛ばない。仕方がないので,岩に腰掛け,イワオトギリの黄色い花をスマホで撮影するなどして閑をつぶしていたら,すぐ近くの茂みからひょっこり1羽顔を出した。あまりに近すぎて500mmでは撮れずにいたところ,御釜の方に飛んで行った。それから遠くを見ると,崖の中腹辺りの岩の上に1羽止まっていたので,とりあえず証拠写真と撮影したら,何と露出ダイアルがいつの間にかf4からf14になっていて,これは撮影してからモニターを見るまで分からなかった。どおりで遠くまで写っているわけだ。それからすぐに設定を戻して,岩に座っていると,またまた下から1羽登ってきたり,少し離れたところに1羽いて,それとくっついている個体がやってきて,計3羽同時に見ることができた。実際は2ペアらしく4羽のようだった。イワヒバリはあまり人を恐れず,じっとしていれば,どんどん登ってきて近寄ってくる。今回も,一度見つけてからはそこでずっと観察撮影していた。
ところで,以前は刈田神社の近くやどちらかといえば御釜の東の断崖でよく見たが,崖がだいぶ崩落して営巣に適さないためか,西側で見られるようになった。噴火の危険性で何年か人の立ち入りが禁止されていたので,もう少し個体数が増えているのかと思えばそうでもないようだ。過去の観察記録を見ると7月下旬に交尾と幼鳥の記録があるので,2回繁殖するのかもしれない。
コマクサはいつも火星の砂礫にポツポツと咲いている感じのを撮影していたので,今日は不帰の滝をバックに涼しげな感じのや,灌木の下に咲いているのを撮影してみたら意外に,いつもと違う感じに撮ることができた。
【写真】
  
■視界がよくなっていつもいる岩を見ると1羽止まっていた。どういうわけかf4がf14になっていて,知らずに1/20で撮影したら遠くまで写っていた。ビンズイも2羽で営巣中らしかった/岩の上で休んでいるとこっちにやって来た。
  
■別個体
  
■同一個体
  
  
■同一個体
  
■コマクサ/不帰の滝の瀑布
  
■シロバナハクサンチドリ?/ハクサンチドリ/イワカガミ



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