私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2018年7月14日(土)・15日(日)大沼

2018年07月14日 | 大沼・赤沼

■2018/7/14(土),7/15(日)【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カルガモ,ホシハジロ,カイツブリ,カンムリカイツブリ3つがい・ヒナ1,2,?,カワウ,ヨシゴイ2,ダイサギ,チュウサギ,バン,オオバン,クロハラアジサシS1・S-W1トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,セッカ,スズメ(11科17種)
【メモ】クロハラアジサシが来ているという情報をいただいて,大沼に見に行った。車から降りるとすぐ近くを1羽飛んでいった。それからいったん蒲生に行って,何もおらず,また戻って時間まで大沼で見ることにした。するとクロハラアジサシが2羽飛んできたが,何しろ曇りかげんで光線の具合も悪く,とりあえず飛翔写真は撮影しておいたが,予想通り眼が写っていなかった。時間となったのですぐ帰り,翌日,蔵王に行く予定だったが変更して,日曜日は比較的ゆっくり見ることができた。
日曜日は最初に蒲生に行って,トウネンとメダイの夏羽を見て満足し,大沼に行った。橋の近くで釣りをしている方もいたが,欄干を三脚替わりにして,営巣している様子を観察することにした。ヒナが1羽だけになっているつがいで,親子3羽で巣の近くに行くとヒナはその辺にいて,最初にメスが巣に上がり,少ししてしゃがみ込み,その様子を見ていた♂は巣に上がって交尾していた。交尾が終わるとオスはメスの上をまたいで前に行く感じで巣の奥に行き,2羽で親しそうにディスプレイをし,その後巣から2羽降りた。2回目は少し違う角度から上がって,交尾し,今度はメスが巣に居残って巣材を加えて巣作りをしていた。
【写真】
  
■ハスの花/クロハラアジサシ成鳥夏羽
  
■クロハラアジサシ/カンムリカイツブリの親子。1羽ずつ背に乗せている。
ここまで土曜日,次から日曜日
  
■カンムリカイツブリの親子。最初と3番目の写真が同じ親子。
  
■オオバン/ここから交尾シーン
  
■浮巣に上がる時はちょっとジャンプする感じで,ひれの付いた足を前にして上がる。
  
■交尾は2秒くらいでその後メスの頭の上をまたいで向こうへ。
  
■交尾後の様子。このあと2羽とも巣からいったん離れ,一休みして,もう一度交尾。
  
■交尾後,いったん巣から2羽とも離れ,オスはぶるぶる,メスは巣に上がって巣作り。1羽しかいないヒナは周辺にいたような?
  
■道路脇の水面に出てきたカンムリカイツブリ。盛んに潜水していたが魚は獲れなかった。近くの水面でバンが2羽争い,1羽を追い出すとしきりに鳴いてヒナを呼んでいる感じだった。



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