私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2019年10月5日(土)鳥の海

2019年10月06日 | 鳥の海

■2019年10月5日(土)10:18-11:21【天気】晴れ【【レンズ】EF500mmⅡ,RF24-105mm
【場所】鳥の海
【種名】マガン成鳥1,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン幼羽6,ハマシギ幼羽2,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ成鳥♂,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(18科27種)
【メモ】元台風通過後,何かいないかと思って鳥の海に行ってみた。ほぼ満潮で少しずつ引いていく時間で干潟はほとんど出ていなかった。防波堤近くの干潟がほんの少し出ていて,そこにダイゼン幼羽6羽とハマシギ2羽が休息していた。しばらく見ていると,パッと飛んで近くに降りた。そこでしばらく採餌して,もとの場所の方に飛んできた。流し撮りをして群れを追っていると,急に隊列が乱れた。これはよくいるハヤブサ若鳥がまた邪魔しにきたかと思ったら,成鳥が真上から突入し,反転しようとしてちょっとスピードが落ちて,体が斜めになったダイゼンをミサゴのように上から掴んで水の中に入れ,すぐ空中に戻して,近くの岸に飛んでいった。写真を見ると,頸部に噛みつき若干の血液が空中に散らばり,砂浜にランディングした。右脚でしっかり首根っこを押さえつけ,そこはびくともしない。死ぬ寸前だが,両翼だけは何度もばたつかせていた。砂浜から飛んで,食事の場所に向かおうとしたが,ウミネコとハシボソガラス成鳥と幼鳥に空中で激しくモビングされ,獲物を離すのかと思ったら,しっかり抱えて,上昇気流にのり,かなり上の方まで昇ったところで,カラスも諦めた。それから,海岸へ行ったが何もおらず,帰り道に干潟の水門近くの防潮堤下に,マガンが1羽いた。防潮堤の上に上がって見ようと思って行ったら,もうどこにもいなかったので,移動したのかもしれなかった。カモ類が水路に群れている以外は,特に鳥はいなかった。帰りにはらこ飯を1つ食べ,シュウマイを買って帰宅した。最初はダイゼンとハマシギを見るしかないなと諦めていたところに偶然ハヤブサの狩りが成功したところが見られてよかった。
【写真】

  

ハマシギ幼羽とダイゼン幼羽/オオセグロカモメ♀型第3回冬羽/ダイゼンの群れ

  

隊形が突然乱れる。/進行方向を変えようとしてブレーキをかけたところ,ハヤブサ成鳥♀型♂が襲ってきた。この場所は,よくハヤブサが狩りをする場所となっている。

  

  

  

  

  

  

ハヤブサの狩り。

  

ところがカラスに襲われる/獲物を狙ってウミネコとハシボソガラスがバトルを始めたが,ハヤブサが上昇気流に乗って上がっていくとカラスたちも諦めた。

  

マガン       秋のキク科祝物  4種類のカモがいる

 

カイツブリ成鳥   鳥の海の風景


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