私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

もうすぐ4月でシギチシーズンが始まりますね。

2019年12月28日(土)蕪栗沼・周辺田んぼ

2020年06月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2019年12月28日(土)10:30-14:25【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼,周辺田んぼ
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン幼鳥,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ミコアイサ,キジバト,カワウ,ダイサギ,ヘラサギ,オオバン,タゲリ,トビ,チュウヒad♀2,オオタカ幼鳥,ノスリ,モズ,オナガ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ(17科36種)
【メモ】年末で実家に寄るついでに蕪栗沼に行ってみた。まずは蕪栗沼で探鳥し,実家に帰ってお昼ごはんを食べて,帰りにまた沼に寄ってみた。夕方前には帰らなければならなかったので,ハイイロチュウヒの時間前に沼を後にした。
まず,チュウヒの成鳥♂♀,幼鳥♂♀の識別だが,①下面の初列風切と次列風切に黒っぽい横斑があるのが成鳥♂,成鳥♀は初列風切に横斑があるが♂ほど明瞭ではなく次列風切はかなり不明瞭だ。幼鳥に横斑はない。その代わり幼鳥は頭部や頚部,胸部がクリーム色で独特の羽色なので,これは間違いようがない。成鳥の腰は♂はハイイロチュウヒのように全面白ではなく横斑が交じる。遠くから見ると全部白に見えるが,近くで見ると横斑があるのがわかる。成鳥♀はほとんど白い部分がない。要するに上尾筒の羽が全面白か,部分的に白か,ほとんどないかで,見え方が違う。チュウヒの♀も,一番良く飛んでいる♀は頭から体下面がほとんど一様の褐色味があるポピュラーな個体で,もう一羽は成鳥♀だが頭や頸部,胸部あたりが♂っぽい感じの個体だった。♂の写真を大きく撮りたかったが,たいてい土手から東側田んぼ上空を飛んでいて,そこから土手を越えて白鳥地区の中に入って採餌するパターンだった。ポピュラー成鳥♀は,どこにでも何回も出る感じで,まるで白鳥地区の制空権を握っているような感じがした。
【写真】

ミヤマガラスの群れ       オオタカ若鳥

オオタカ若鳥       ヘラサギ

オオタカ若鳥  チュウヒad♀  タゲリ

ジョウビタキ♀ マガン,オオハク,コハク ハクガンJ 

マガンとハクガン    チュウヒad♀

    チュウヒad♀     チュウヒad♀別タイプ

チュウヒad♀別タイプ 2タイプ飛翔上が別タイプ 蕪栗沼の風景


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