私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

4月になってしまう。次は9月の鳥の海のシギチのアップ。ヨロネン、アオバトも登場。毎日花粉と黄砂がひどい。

2021年5月3日(月)6日(木)7日(金)鳥の海

2021年05月07日 | 鳥の海

■2021年5月3日(月)6日(木)7日(金)【天気】晴れ・曇り【機材】EOSR5+RF100-500,EF500
【場所】鳥の海,周辺地域
【種名】オカヨシガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,チュウサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン2,コチドリ4,シロチドリ2,メダイチドリ12,シベリアオオハシシギ1,オオソリハシシギ17(♂5♀12),チュウシャクシギ22,ホウロクシギ1,アオアシシギ1,キアシシギ9,キョウジョシギ5,トウネン2,ハマシギ53,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ,ミサゴ,トビ,ノスリ,カワセミ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,セッカ,ムクドリ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,アオジ(23科44種)※シギチの数値は3日間の観察時に,群れの飛翔撮影写真から識別したその種類の最大値。ハマシギは砂浜にいた群れを100mmで遠くから撮影し,全数をカウントしたもの。
【メモ】5月連休中の鳥の海シギチウォッチング。3日は,13:00頃潮がかなり退いていて,海側干潟が端から端まで全部出ている状態だった。コアジサシの群れは例年通り,海側干潟の中央から北寄りの海藻が多く繁茂している場所にいた。毎年,撮影している場所だ。チュウシャクシギの個体数は4月より少なくなっていた。ホウロクシギが1羽いたが4月の個体かどうかは,本人に訊いてみないと分からない(笑い)。6日はシベリアオオハシシギが来ているという情報をいただき,行ってみた。夏羽は蒲生でエクタクローム時代(大学野鳥の会時代)に1回,幼羽は岩沼で1回見ているが,今回は,よく観察できた。オオソリハシシギとは頭の形と嘴の形状が違うので,遠くでも見ればわかる。しかし,オオソリハシシギとオグロシギの幼鳥は,目の前にオオソリの幼羽の群れがいてその中に1羽オグロシギの幼羽がいるのに気づくのにちょっと時間がかかったことがあった。ただのオオハシシギとシベリアオオハシシギはそれくらい形が違う。フロリダのセントマークスの大きな干潟で見たアメリカオオハシシギは,オオハシシギのフォルムに近い。何はともあれ,この連休はシベリアオオハシシギ夏羽を見ることができたのでよかった。
【写真】

チゴガニを食べるオオソリハシシギ♀成鳥夏羽

キアシシギ成鳥夏羽

チュウシャクシギ/オオソリハシシギ・隠れてチュウシャクシギ/コアジサシ

コアジサシの群翔

コアジサシ/オオソリハシシギ♀/チュウシャクシギ 

シベリアオオハシシギを探しましょう

シベリアオオハシシギ夏羽/オオソリハシシギ♂夏羽とシベリアオオハシシギ夏羽の頭の形と嘴の形状の違い

オオソリと違い,シベリアの翼下面は白く軸斑が目立たない/チュウシャクシギの群れ/キョウジョシギ

キョウジョシギ/干潟と南蔵王/一瞬?と思ったが横から見たらただのメダイ

メダイチドリ  昔はフラットではなく石積みだったのでシギチがたくさんいた/ハマシギ夏羽

コアジサシ/トウネン夏羽

メダイ,トウネン,ハマシギ,キアシ,オオソリ、アオアシシギ/コアジサシ

コシジロタイプのオオソリ/アオアシシギ夏羽/オオソリ夏羽♂

オオソリハシシギ♀と♂       

コシジロタイプもいる/シベリアオオハシシギ

オオソリハシシギとシベリアオオハシシギ/シベリアオオハシシギとキアシシギ/ホウロクシギ・オオソリハシシギ・岩に隠れているシベリアオオハシシギ


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