■2021年5月14日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】蒲生海岸
【種名】ササゴイ(1科1種)
【メモ】ほとんど入れ食い状態でササゴイが小魚を食べていた。ちなみにハヤブサ成鳥がシギチとコアジサシを襲ったあと,唖然として立ち尽くしていたササゴイの姿には何とも言えない憐れさが漂っていた(後日掲載)。
【動画】
Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
■2021年5月14日(金)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】蒲生海岸
【種名】ササゴイ(1科1種)
【メモ】ほとんど入れ食い状態でササゴイが小魚を食べていた。ちなみにハヤブサ成鳥がシギチとコアジサシを襲ったあと,唖然として立ち尽くしていたササゴイの姿には何とも言えない憐れさが漂っていた(後日掲載)。
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■2021年5月14日(金)13:58-15:53【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】蒲生海岸・干潟
【種名】カワウ,ササゴイ,ダイサギ,シロチドリ2,チュウシャクシギ4,キアシシギ8,キョウジョシギ2,トウネン18,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ,ミサゴ,トビ,オオヨシキリ,ハクセキレイ(9科15種)
【メモ】蒲生海岸は復興工事が終了し,工事車両も見当たらなかった。導流堤も再建された。ここからがまた蒲生干潟の再生が始まるのだろう。津波以前は,養魚場の池と蒲生干潟,七北田川河口全体が野鳥の生息環境になっていた。日和山は低くても山だったが,現在は堤防の上から見下ろす名所になっている。しかし,この日和山を持続させるだけでも多くの方々の努力があったのだと思う。養魚場とあの蒲生地区の狭い舗装道路や郵便局,入口のお店,町並みは跡形もなく消えてしまった。
さて,日和山から干潟に下ってトウネンとキアシシギの群れを見ていると対岸で,コアジサシが水浴びをしていた。今年はけっこうな数が飛来している。北側から浜に行ったが,波打ち際にミユビシギなどの姿は見えなかった。何と春の渡りで鳥の海でも名取川河口でも蒲生でも,そして,石巻でもミユビシギは見ないでしまった。コアジサシが乱舞する河口導流堤そばの高台の上は見えないが,今年はここで繁殖できるだろう。高潮でヒナや卵が流されない場所が一番だ。導流堤に行くとササゴイが小魚を入れ食い状態で食べていた。水門の上に望遠レンズを載せて,ササゴイが近寄ってくるのを待っていると,すぐ近くまでやってきた。これまで導流堤の流れのところでササゴイが昇ってくる小魚を間近で撮影したことはあるが,上からやや斜めという距離で観察したことはなかったので,とてもおもしろかった。魚を狙う構えや伸びる首には恐れ入った。
何度も見ていい加減飽きてきたところに,七北田川方向から導流堤を越えて低空でハヤブサ成鳥がシギチ,というかキアシシギを狙ってやってきた。狙いをつけられたキアシシギは逃げ回って牡蠣がらの近くに降りて身を低くすると,ハヤブサは近くにいたコアジサシを追いかけ始めた。結局,捕まえられなかったようだが,干潟にいたシギチはちりぢりに逃げていった。ふと目の前のササゴイを見ると「こえー!」という感じで,冠羽を立てたくらいにして呆然としてその場にしばらく立っていた(写真)。
その後,脅威が去ったと思ったのか,再び採餌を始めた。すぐ近くにいたキョウジョシギとトウネンキアシシギも活動を始めた。河口ではダイサギがどんこという感じの魚を捕まえ,上空ではコアジサシが餌を運び,ミサゴが魚を掴んで飛んでいった。この日は最大同時に3羽が,おいしそうなサヨリを何度も運んでいたのを見た。蒲生では久々によい日だった。
【写真】
トウネン夏羽。喉が白くない。
キアシシギ夏羽。メリケンと間違うくらい縞がある個体もいる。/ミサゴ
ササゴイが導流堤の干潟側の石の間で盛んに採餌していた。ほぼ入れ食い状態。
小さい魚だが喉は膨らむようだ。/ハヤブサ急襲/ハヤブサが去った後,しばらく立ち尽くすササゴイ
びっくりのキョウジョシギ♂♀/急に飛び立ったキアシシギ
やっと落ち着いて・・ダイサギ/戻ってきたキアシ/キョウジョシギ夏羽♂
キョウジョシギ夏羽♀/コアジサシ/サヨリを捕まえたミサゴ
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