■2022年10月4日(火)~8日(土)【天気】曇り・雨・晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm、RF16mm
【場所】仙台港~名古屋港往復海上、伊良湖崎周辺・鳥羽
【種名】オオミズナギドリ、ハジロミズナギドリ2(北茨木沖)、ウミウ、クロサギ黒1白1、アマツバメ++、ウミネコ、セグロカモメ1、ミサゴ1、トビ5、サシバ5、ノスリ4、ハヤブサ1、モズ1、ハシボソガラス8、メジロ+、イソヒヨドリ3、エゾビタキ2、キビタキ♀1、ハクセキレイ8、コジュケイ2(14科20種)
※赤字は初見、太字は伊良湖崎オーシャンビュー(旧伊良湖ビューホテル)屋上から観察
【メモ】福江島のハチクマがあまりによかったので、伊良湖でサシバをと勇んで仙台港からフェリーに乗った。亘理沖でオオミズナギドリ2羽を観察。その後は全くでないのでS寝台から変更した一等室でゆったりくつろぎ、2日目の朝を迎える。伊良湖岬の海域でオオミズナギドリが出たが、それほど数は多くない。名古屋フェリーターミナルから電車を乗り継ぎ、豊橋へ。そこから無料送迎バスで伊良湖オーシャンビューへ。途中石堂山中腹を飛ぶサシバ2羽を確認。ホテルに着き、驚いたのが3Fの部屋の窓からの景色。伊良湖岬を望むまさにオーシャンビュー。これは本当に美しかった。iPadminiで何枚も写真を撮影、前後で画像を保存する形式。これがあとで失敗のもととなる。早速屋上に出るがアマツバメとツバメが飛ぶくらいで何も出ないと思っていたら、サシバが1羽飛ぶ。だが、これで終わり。翌朝は2羽。しかし、水曜日から金曜日までいて、サシバがたったの5羽でしかも、撮影できず。たとえできても、写真にはならず。要するに、サシバは天候不順のため、まったく渡っても来ないし、鳥羽へ渡っても行かないという運の悪いこともあるという鳥見だった。帰りのフェリーで北茨木沖に望みをかける。銚子沖を過ぎる頃からオオミズナギドリが出るが、何しろ遠い。フェリーだってもう少し近く飛ぶはず、と思っていたら、北茨木沖で比較的頻繁に近くに出るようになり、その中にオオミズナギドリより小さく、初列風切りが白いミズナギドリを1羽発見。双眼鏡で特徴を確認する。それから10分後にもう1羽。これはハジロミズナギドリに間違いがないと確信して、次は写真を撮るぞとずっとかれこれ30分ほど構えていたが、出ない。そのうち、いわき沖となり、部屋に戻って荷物をまとめ(帰りも一等に変更)、相馬沖から岩沼沖まで観察するが何も出ないで、航海は終わった。ハジロミズナギドリだけが収穫だった。まあ、長年鳥を見てると、こんなこともありますね、と慰められる始末だった。
大学野鳥の会時代に、仲間と伊良湖岬に行き、ホテルの屋上は宿泊客のみと断られ、サシバの若干のタカ柱と、オオタカが飛んだかすかな記憶、汐川干潟は何にもいなかった記憶、レンズは100-300mmF5.6を持っていた記憶、カメラはCanonAE-1だったような記憶。そのリベンジだったが、だめでした。ちなみに藤前干潟にも、オオアジサシを見に行くのも、雨降りでいやになり、早々にフェリー乗り場に行ったのだった。
【写真】
亘理沖オオミズナギドリ/2日目夜明け/宿泊したホテル
屋上から伊良湖岬と反対側。いずれも絶景/仙台沖
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