私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2022年10月14日(金)蔵王エコーライン・御釜周辺

2022年10月14日 | 宮城蔵王

■2022年10月14日(金)7:10-9:36【天気】晴れのちガス【機材】EOSR5+RF100-500mmLIS、RF16mmstm
【場所】蔵王エコーライン、ハイライン、馬の背、リフト乗り場周辺
【種名】キジバト2、アオバト8、トビ1、ホシガラス1、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ウグイス1、イワヒバリad1、カヤクグリad2、アトリ地鳴き+、ウソ♂1(6科11種)
【メモ】賽の河原のゲートが明日から9時開放という1日前にエコーラインを登ることができた。本当は4時起き5時自宅出発のところが、目覚めたのが5:50。これは大変ということで、急いで出かけ、何とか、7:27にハイラインゲートを通過できた(7時30前なら無料なので)。この日は、アトリの渡りを見るために、7時には馬の背にいなければならないのだが、結局、アトリの声はハイマツの中からするが、渡りは見られなかった。
とはいえ、まずはアオバト8羽が山頂方面へ飛んでいくのを澄川ゲート手前のカーブで発見。かなり近かったが、何しろカーブ連続の場所では、撮影も不可能。いつもは、賽の河原ゲートより上から刈田岳周辺で見ているのが、今回はもっと下だった。レストハウス駐車場に着くと、山形側の風景がきれいだった。宮城県側はこの時間は逆光なので暗い感じ。今日は、骨折のリハビリを兼ねて、リフト乗り場までトボトボ歩いて行くことにした。御釜まではまだ無理なので、下を見ながら石ころに注意して慎重に歩いた。と、目の前のコンクリートの杭に鳥が1羽止まっている。よく見ると、イワヒバリではないか。急いでレンズを構えたが近すぎてピントが合わず、数歩後ずさり、飛ばないでよーと念じながら、ISO100とアンダーにして撮影した。ふと向こうから、犬の散歩を終えて馬の背を歩いてくる夫婦を発見。これはまずい。人はいいが、犬では飛んでしまうと、急いでたくさん撮影する。すると案の定、飛んで御釜の方に行ってしまった。がっかりして、また歩くと、今度はチリリリーの声、またしてもすぐ目の前のハイマツにカヤクグリが止まって囀っている。ちょっと斜光だったので、飛ばさないようにゆっくり順光の方に回り込んで撮影。すると、そのうち、もう一羽がやってきてじゃれ合って、行ってしまったが、少し経つとまた戻ってきて今度は少し離れたところで囀っていた。他にも6,7月にいるような鳥がいて、虫まで飛んでいる。気温は13℃だった。ビンズイはおそらく御釜の方にまで行けばいたと思うが、この足では到底無理だったので、リフト乗り場から引き返した。ウソは乗り場の近くにいて下の方に飛んで行った。アトリは、周辺のハイマツの中でピチピチと鳴いていたが、姿は見せず、飛びもしなかった。ちなみにキジバトは2羽が馬の背を戻るときに飛んでいて、見たいのはアオバトなんですが、とキジバトに言ってもしかたがないことだった。その後は、ガスが山形側から上がってきたので、下山し、青根の公衆浴場でお風呂に入り、さらに下ってピザを食べて帰ってきた。
【写真】
  
駐車場から山形県側/御釜周辺
 
月が出ていた/山形県側
  
イワヒバリ成鳥。
  
イワヒバリ成鳥。
  
カヤクグリ成鳥。
  
怖い顔だが囀っている。/ナナカマドの赤い実/紅葉
  
ヤマハハコ/不帰の滝/周辺の紅葉
  
紅葉/雨に濡れたコマクサ/駒草平周辺。たくさんの人が撮影していた。


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