会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都一人旅第3日目ー5修学院離宮を後にして

2009-12-29 20:30:22 | 旅行
12月29日(火) 今年もあと2日  今朝は、昨晩厨倶楽部(創作フランス料理店の応援)の忘年会だったのでゆっくり寝ていようと思ったのだが、ラッシュが大きな声で吠えた。午前6時。用便の催促なので、散歩へ連れ出す。孫達を探して玄関前に行く。不安な様子がわかる。落ち着くまでいろいろと餌を与えたり、だっこしたりと世話をやいた。一人で他所に泊まって不安になった子どもと同じ状態。
 正午からは同じ時期に退職した知人が亡くなり告別式に参列。頑健で山登りを趣味としていた彼の死は大きな衝撃である。
 
   9日(水)   修学院離宮を後にして
自然の起伏を利用した広大な山荘修学院離宮を後にして曼珠院へ向かった。上り坂なので実際の距離よりは遠く感じた。約13分くらいで曼珠院へ着いた。この院は「竹内門跡」とも呼ばれる洛北エリア屈指の門跡寺院。そもそも最澄が比叡山山内に建てた堂で、明暦2(1656)年、桂離宮を造営した八条宮智仁親王の子、天台座主だった良尚法親王が、現在の地に移動。重要文化財である本堂や書院、庫裡などは、この時に造営されたといわれている。室内のしつらえ、建具の意匠、庭の配置など、いたるところに工夫が施されていて、その「用の美」がみるものをうならせる。
 白砂が美しい名勝の枯山水庭園は一見の価値がある。お勧めです。

しばし、休んだ後家康が足利学校の分校を伏見に創建。60年後の現在地に移築した
圓光寺を見学し、詩仙堂へ足を運んだ。途中宮本武蔵が吉岡一門を破った決闘の地一乗寺下り松やお守りや絵馬があるという八大神社に立ち寄った。下り松はわからなかった。

詩仙堂は風流人として知られる江戸初期の文人、石川丈山が結んだ草庵。丈山が狩野探幽に描かせた三十六詩仙の肖像が寺名の由来。サツキの寺として有名。サンダルに履きかえて白砂を敷つめた庭園を散策した。3月は梅、5月はサツキが美しいだろうと想像しながら・・・・。