会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都冬ひとり旅 14

2011-03-22 19:56:26 | 旅行
2011年3月22日(火) 曇り 
 従兄弟の告別式。夫婦で列席。今回の大震災などの様々なことがあって身内だけの家族葬であった。長兄が車イス生活になったのでここ数年は本家としての付き合いは私がしている。今回もその立場で参列。一般会葬者はなかったが心を込めて葬送の儀ができた。
 大震災で火葬も出来ず遺体を土葬するしかないとの報道を聞くとつつましく野辺の送りが出来ただけでもよかったと思う。都会などでは家族・親族の葬儀が増えているらしい。
 
~大震災 野辺の送りは つつましく~

「京都冬の一人旅14」 
   第3日目 3月1日(火)雨が止む
 
 訪ね歩いてやっと石塀小路を見つけた。ねねの道から西側にある小路。もとは圓徳寺の敷地だった。国の重要伝統建造物群保存地区にも指定されていて、旅館や料亭など趣ある風情が楽しめるところである。
 午後3時頃「田舎亭」を見つけた。まだ、部屋の用意ができていないということで荷物を置いて夕食を食べる場所を探して歩いた。高台寺周辺、ねねの道など・・。雨は止み夕闇がせまりあちこちに灯りがともりはじめていた。
 「てんぷら、りきや」とアメリカの女性に声をかけられた。はじめ何のことか分からなかったが地図を持って何かを探しているのかと察した。
「キャン ユ スピーク ジャパニィーズ」(日本語が話せますか)「ノー」である。
[アイ キャンノット スピーク エングリッシュ」(私も英語が話せない)
 それでも困っている外国の人が多勢観光客が歩いているのに私に声をかけてきたのは何かの巡り合わせである。知っている単語とボディランゲージ(動作)で会話を続ける。
 「ユー マップ プリーズ」(地図を見せてください)と言って地図を見る。
 夕食を食べる場所探しをしていたので彼女達が探している「てんぷら りきや」は「料理旅館 力彌」ではないかと思い案内する。「ウイズ ユ レツ ゴー」(一緒に行きましょう)。目的の旅館に案内できてよかった。「ありがとう」と日本語で言ってくれた。
 海外旅行を何回かしていたので外国の人と単語とボデーランゲージで通じる事を体験していたからすんなりと対応できたのかな。一人旅のよい思い出ができた。